BITTER'S RECORD IDIOT DIARY AT DECK - #12
- 15
(ビターのアホ買い縁側日記-第12〜15回)
僕は関西地区、ポール・フランク特派員は関東地区、そしてBitter特派員は中部地区を代表するレコード・ハンター。ちなみにBiiter特派員は、POP
ACADEMY主宰の1999年と2000年度レコード購入大賞に輝いた人です。ファンレーターは、mkitks@alles.or.jpまで。
縁側日記番外編整理しましょうもよろしくね。
(Sorry! Japanese Only)
第15回
このコーナーを持たせてもらって1年になりました。昨年夏頃は半年遅れになり、BUGGLEさんにゴメンナサイしてやめさせてもらおうかと真剣に悩んだこともありました。その後、開き直って(主には、ポールさんと比べちゃいけない、反応を得なくてもいいといったところ)何とか3ヶ月遅れにまで挽回してきました。今後も気の向くままに不定期でアップして行きますので、今年もよろしくお願いいたします。
10月4日(木)
Fun Records
- BODY GAMES「Stop love」12" (1983年)
6.65DM
ZYXだったので買ってみました。音数は少ないがイタロ・ディスコとHi-NRGの中間を行くサウンドで男性ヴォーカルが淡々と唄っていてなかなかかっこいいです。
- CULTIVATED BIMBO「98.6」CDs (1994年) 5.65DM
インダストリアル・ユニットの4曲入りシングル。"98.6"はラップを使ったSWAMP TERRORISTSみたいな曲。"Kim
champagne"はサンプリングの激しい曲。こういうクロスオーバーは苦手。
- DAN HARTMAN「We are the young」12" (1984年)
6.36DM
かつてFMで聴いた時はテンポのあるかっこいい曲だったと思ったが、いざ12インチ・シングルを買って聴いてみたらそうでもありませんでした。
- DEAD EYES OPEN「Cet」CD (1993年) 18DM
スウェーデン出身で叙情的なシンセポップをやっていて、音がソフトな分北欧のシンセポップにしてはクドクない。切ない哀愁路線の"Venus","Hold
on"が光っています。
- DEBORAH「Just touch」12" 8.04DM
ユーロビートのDEBORAHを期待したのですけど、ハウスでした。
- DEN HARROW「Catch the fox(Caccia alla volpe)」12"
(1986年) 15.54DM
どうやらこれがオリジナル盤のようです。A面はリミックス盤と同じヴァージョンでB面は“Instrumental
catch”。
- DIE ART「Gift」CD (1993年) 19DM
DEPECHE MODE"Stripped"をカヴァーしていたので購入。ドイツ出身の4人組で、イギリスのポジパンみたいな唄い方でドイツ訛りの堅い英語です。ジャケのイメージはゴシックだが、音の方はイギリスのギター・バンドっぽくて、そこにちょっとゴシック・ロックの味付けをしてみましたといった感じ。組曲"Great
white North"だけは美しさ、スケール感ともにゴシックの域に届いている。"Stripped"のカヴァーはオリジナルの形を崩さず、自分達の音に仕上げています。
- EIGHTY FOUR「Electro people」CDs (1998年)
4.08DM
どういう理由で買ったのか忘れました。"Planet
rock"タイプのテクノでヴォコーダーの声が少し入っています。4ヴァージョン入り。
- EROTIC DISSIDENTS「Move your ass and feel
the beat」12" (1988年) 9.27DM
EROTIC DISSIDENTSは何年か前にエレポップだというコメントにつられてアルバムを買っています。女性ヴォーカルのアシッド・ハウスで、remixヴァージョンの音は「Machine
age voodoo」の頃のSPKのアプローチに近いと思います。
- GIRLY「Working girl(one way love affair)」12"
(1984年) 11.89DM
Bobby O.プロデュースのお約束のリズム,メロを持った女性ヴォーカルのHi-NRGです。Bobby O.作品を集めたCDに入っていて音は持っていましたが、ジャケが気になって購入したのですが青地に文字だけのジャケでした。
- GIPSY & QUEEN「Gipsy queen」7" 6.65DM
男女のユニットのデビュー曲で、Giacomo Maioliniがエグゼクティヴ・プロデューサーのユーロビートです。VAN
HALEN"Jump"のイントロを使っています。一度聴いたら覚えてしまうような特徴ある曲なのですがお気に入り度は低い。B面はBonus
version。
- Arlene Phillips' HOT GOSSIP「I don't depend
on you」12" (1982年) 8DM
THE MENに続いてこの値段はラッキー。B.E.F.プロデュースで、“I
don't depend on you”は中間部のブラスを使ったインストを長くした12インチ・ヴァージョンになっています。B面“Soul
warfare”はアルバム「Geisha boys and temple
girls」に入っていた曲。
- JOE YELLOW「Love at first」12" (1986年)
22DM
コンピレーションCDで音は持っていました。ミドル・テンポで最初から最後まで哀愁攻めの泣ける曲です。男性アーティストですが、サビの最後の部分だけ女性が「Love
at first time」と唄うところが痺れます。
- MARTINIQUE「No regrets(Non,je ne regrette
rien)」12" (1984年) 6.04DM
多分“King of hearts”というユーロビートを唄っている人と同じ人だろうと思い買いました。“No
regrets(Non,je ne regrette rien)”は色っぽくフランス語で唄うオトナのムードの曲。B面“Final
call”はイタロものとしては中途半端だが、マイナーなニューロマっぽい感じがしないでもない曲。2曲ともあまりよくないです。
- MIQUEL BROWN「So many men」7" 3.5DM
A面はAcid house mixで。ハウスとはいえユーロビートのノリで、オリジナルのよさを活かしたリミックスとなっています。B面はオリジナル・ヴァージョン。
- MICHAEL DAVIDSON「Warehouse」12" (1989年)
9DM
MICHAEL DAVIDSONといえばStock/Aitken/Watermanの“Turn
it up”。そのような名曲ではないだろうとは思いつつ、他にMICHAEL
DAVIDSONの曲を聴いた事がなかったので買ってみました。ユーロビートどころか完璧なハウスでした。嫌味はないけど、知っていれば買わなかったであろう代物です。インストを含め4ヴァージョン収録しています。
- MODERN ROCKETRY「Homosexuality」12"
(1985年) 7.83DM
Megatoneレーベルの誇るHi-NRGユニットなのですけど、以外にもZYXリリースのジャケありでラッキー。ゲイ・ディスコのために作られたかのようなハイ・テンポの“Homosexuality”はあまりキャッチーではないし、唄いにくいにもかかわらずHi-NRGの名曲として挙げられています。B面の女性ヴォーカル“Thank
god for men”も名曲。
- MONDAY「I wanna hold you」12" (1988年)
8DM
いかにもニュー・ウェイヴな感じの男性3人組。ニューロマンティックとエレポップの中間のサウンドで、女泣かせのロマンティックな曲です。3ヴァージョン入っていて、おとなしく感じるextended
remixよりも音の引き締ったDJ-remixの方がかっこいい。
- MY MINE「Can delight」12" (1986年)
26.49DM
アイドルのノリのエレポップ“Can delight”の12インチ・ヴァージョンです。とりあえず長くしてみましたって感じのミックス。
- P.L.「Vision」12" (1982年) 10.39DM
ZYXなので買ってみました。SCOTCHのようなちょっととぼけたメロディを持ったインストのイタロ・ディスコです。A面がPart
1,B面がPart 2だけど、どう違うのかわからない。
- RAFF「Self control」12" (1984年) 16.51DM
Laura Braniganでお馴染みの“Self control”の作者RAFFの方のヴァージョン。RAFFはイタリア出身らしいです。A面はSpecial
maxi versionになっていて、最後の方に二人の男性によるラップの掛け合いが入っていてそのまま終わって行きます。B面の“Running
away”は“Self control”の入っているアルバム「Raff」にはない曲です。ごくノーマルなエレポップですけど、もたつき感のある“Self
control”の後に聴くとすごくダンサブルに感じます。
- ROMAN GREY「Look me in the eyes」12"
(1983年) 8.18DM
ZYXレーベルだから買いました。女性ヴォーカルだと思っていたら男でした。A面は“Look
me in the eyes”のdance dubでインスト。B面に“Look me in the
eyes”のノーマル・ヴァージョンと“She works”という曲が入っていて、イタロ・ディスコではなくアメリカンなポップスです。
- SABRINA「Like a yo-yo」12" (1988年)
8DM
楽譜を前に白い水着で金属製の笛(楽器はよく知らなくて...)を持ったSABRINAがジャケット。“Like
a yo-yo”はGiorgio Moroder作曲で、PWLノリの明るい曲。B面のビートを強調した“Sex”はSABRINAにしてはかっこいい曲です。
- SAMANTHA GILLES「Secret love」12" (1986年)
11DM
タイトル曲を2ヴァージョン収録。曲自体はあまりよくないけど、SAMANTHA
GILLESの歌は冴えてるし、音(Fonny De Wolfプロデュース)もそんなに悪くない。
- SPACE「Tender force」12" (1981年)
11.9DM
gothおやじさんがBBSで紹介されていたので、買いました。ニューロマンティック/テクノポップのインストで、B面“Robbots”ではRusty Eganがドラムで参加しています。って、gothおやじさんの書き込みそのままのこと言ってますね。“Robbots”は手品のBGMに似合いそう。
- STABILIZERS「One simple thing」12" (1987年)
7DM
アルバム「Tyranny」からのシングル・カット。“One
simple thing”が2ヴァージョンと、“Tyranny”、“You pull me down”の4曲入り。“One
simple thing”のedited version以外はすべてアルバムと同じヴァージョン。12インチ・リミックスに期待していただけに残念。
- STRANGE ADVANCE「We run」7" (1985年)
2.58DM
セカンド・アルバム「Strange Advance 2wo」からのシングル・カット。"We
run"は若干エレポップ色のあるAORで、落ち着いたニューロマンティックともとれる。B面"Non
crystal tears"はバラード。
- SWEET CONNECTION「Dirty job」12" (1988年)
22.15DM
アップテンポのHi-NRGです。とにかくかっこいいイタロ・ディスコ系Hi-NRGの最上級。SWEET
CONNECTIONならある程度の満足度は得られるだろうとは思っていたが、これは予想をはるかに上回る内容。
- TASHA「Take you to the top」12" (1995年)
4.83DM
かつて“You only you”,“Don't let go”のユーロビート・ヒットを飛ばしたTASHAかもと思って買ったのですけど、同一人物かどうかわかりません。A面は“Take
you to the top”の132BPM hot club mixで、ごくノーマルなハウス。B面は同曲のmaxi
DJ versionで、トランス系ユーロビート。両ヴァージョンとも悪くないです。
- THE TWINS「Ballet dancer/Best of ...mega
mix」12" (1991年) 24DM
A面が“Ballet dancer”のradio version。ノーマル・ヴァージョンが3分25秒なのに対して、こちらは3分11秒と少し短いだけです。B面は“Best
of ...mega mix”という文字通りのメガミックス。イントロ部にナレーションがあり、“The
desert place”→“Face to face”→“Love
in the dark”→“Facts of love”→“Not the
loving kind”→“Love system”と続いて行きます。それぞれが1分強で、繋ぎ目には若干の工夫があり中だるみのないトータル9分30秒の曲です。
- VISAGE「Fade to grey(The golden dance-floor
hits vol.6)」12" (1986年) 17DM
A面が“Fade to grey”で、B面がPEACHES AND
HERBの“Shake your groove thing”という曲。VISAGEの方は12インチ・ヴァージョン。“Shake
your groove thing”は音からすると’70年代のディスコ・ソングのようです。
- WHEATUS「Wheatus」CD (2000年) 19DM
ERASURE "A little respect"のカヴァー目当てで購入。グランジっぽい曲もあるけど,基本はギター・ポップかな。"A
little respect"はアコースティックで爽やかな仕上げ。CDエクストラでビデオも入っています。
- YA-YA「Scarred」LP (1984年) 7.3DM
シングル曲 "Don't talk"を含むイギリスの4人組YA-YAのデビュー・アルバム。キャッチーで覚えやすいフレーズを持ったポップ・ロックの集大成なのですが、単なるアイドル・グループではなくロック・バンドとして見ても整合感のあるいいアルバムです。Lea
Hartの作曲センスが光っています。ギター以外はシンセを通していてエレポップ的なアプローチの曲もあり、楽しめる要素がたくさんあります。
- V.A.「The best of Italo-disco Vol.2」3LP
41.09DM
ZYXレーベルのイタロ・ディスコ・コンピレーション3枚組。片面3曲ずつで全部で18曲すべて12インチ・ヴァージョンで入っています。聴いた事のないイタロ・ディスコ系Hi-NRGもあり非常に嬉しい。気に入ったところではCHRIS
LUIS"The heart of the city"や、BONEY
Mでしか知らなかった"Happy song"をBABY'S
GANGがやっていて(誰がオリジナル?)、かなりHi-NRGしています。FLEXI
COWBOYS"Sexy movie"、BRIAN MARTIN
"Sex tonight"に、ツイン・ヴォーカルに子供の声のようなヴォコーダーの入ったFAKE"Frogs
in Spain"は最高。SCOTCH"Penguin's
invasion"はインストだが音はHi-NRGしている。日本でもお馴染みのKEN
LASZLOの"Hey hey guy"も入っています。
- V.A.「The best of Italo-disco Vol.5」2LP
(1986年) 36.15DM
メジャーな収録曲はMAX-HIM "Jpanese girl",CRUISIN'
GANG "America",KEN LASZLO "Tonight"。RUDY
& CO. "Mama radio",MIDNIGHT
PASSION "I need your love",MOONSHINE
"China"はオイシイね。まだまだこの頃はかっこいいイタロ・ディスコです。
- V.A.「Electronic future Vol.2」CD (1997年)
9DM
ドイツのTheatryというところからリリースされたEBM,シンセポップのコンピレーションで17バンド収録しています。ERASUREフォロワーのSOUND
TESSELLATED以外は知らない名前ばかりで、デモテープしか出していないバンドも多い。新鮮味のないEBM,シンセポップが並ぶ中で光っていたのは、男性ヴォーカルが弱いが音は美しいシンセポップのLUNASTOY。プログレ・シンセポップとでも言えばいいのかよく練られた展開で歌劇のような演出をしているBLACK
IMAGEは完成度が高くて要注目。ボディでよかったのはOUT
OF ORDERくらい。インストながらGOVERNMENT
DENIES KNOWLEDGE(シンセポップ)や、THE PLEA OF GUILTY(シンセポップ)のやる気のないアンニュイ感覚のヴォーカルも面白い。
- V.A.「Prime cuts from greatest Hi-NRG hits」LP
(1984年) 10DM
Rams Horn Recordsリリースの片面のみのノンストップもの。NORMA
LEWIS,JIMMY RUFFIN & JACKSON MOORE,501
Sら7曲を短くまとめています。バキバキのHi-NRGサウンドでのミックスがかっこいい。
- V.A.「Punk chartbusters」CD (1995年) 15.94DM
パンク・バンドによるカヴァー曲集。DEPECHE
MODEのカヴァーがあったので購入。驚いたというか、ラッキーな事にANEKA
"Japanese boy"のカヴァーがありました。やっているのはPSYCHOTIC
YOUTHというバンドで、歌は男性が唄っていてサビのコーラスだけが女性です。KIM
WILDE "Kids in America"のカヴァーは歌メロがなくて"Kids
in America"だとわかりにくい。BLAZED
UPによるDEPECHE MODEの"Never let me
down"(againは?)のカヴァーはいたってオーソドックスなパンク仕上げと言える。変わったところではRICK
ASTLEY"Never gonna give you up"、BANANARAMA"Robert
De Niro's waiting"(男性ヴォーカル)や、原曲は知らないけどPop
Academyで絶大な人気を誇るTONY MANSFIELDの"Living
by numbers"もある。
- V.A.「Punk chartbusters 2」CD (1996年)
16.29DM
同じくこちらもDEPECHE MODEのカヴァーがあったので購入。GIGANTORによる"Everything
counts"はややハードコア風。出来がよかったのはDILDOBROTHERSによるゴリゴリしたリフのEURYTHMICS "Sweet dreams"、SKIN
OF TEARSによる哀愁たっぷりのDON HENLEY "Boys
of summer"といったところ。面白いのはWIZOによる男性ヴォーカル版FRANCE
GALLE"Poupee de cire"。ここでのラッキーはBUGGLESのカヴァーがあったこと。曲はもちろん"Video
killed the radiostar"で、WARNSTREIKというバンドがスカスカの音でカヴァーしています。GERM
ATTACKのNICK STRAKER BAND "A walk in
the park"にポールさんは喜び、KAPITULATION
B.O.N.N.の"Only you"の始まり方が少しだけFLYING
PICKETSヴァージョンだからって、オリジナルがFLYING
PICKETSの表記にVincekeさんは怒る?全部で28曲入り。それぞれが短いし、選曲も面白くいので飽きません。
- V.A.「Strange love」CD (1997年) 13DM
Orkusという雑誌によるシンセポップ・コンピレーション。タイトルがDEPECHE
MODEならジャケも"Enjoy the silence"を真似た薔薇のイラスト。女性ヴォーカルのDEEP
RED "Red"はちょっと怪しい雰囲気にハマる。ENIGMAのシンセポップ版といった感じ。DEINE
LAKAIEN "Dark star"の2nd mixは、オムニバス「Body
rapture 2」で聴いた暗くて思い3rd mixよりも軽くて聴きやすい。BORN
FOR BLISS "Arabia(desert mix)"はボディ寄りの軽快なビートが心地よい。一度聴いてみたかったCHINESE
DETECTIVESはYAZOO"Situation"のカヴァーをやっていて、想像していたよりもトランス寄りだった。STATIC
ICON "It's a lifestyle"はDEPECHE
MODEの"Fly on the windscreen"と"Personal
Jesus"を混ぜ合わせたような感じ。AND
ONE、LA FLOA MALDITA、BEBORN BETONといったところはこういうオムニバスで聴くと、始まった瞬間「おっ!」と思わせるのでレベルの高さがよくわかる。
- V.A.「Transparent trax」LP (1987年) 4.07DM
TWO GIRLSの名前があったので買ったオムニバス。Transparent
RecordsのHi-NRGノンストップ・ミックスです。片面のみの5曲入りクリア・レコード(レーベル名に掛けてか?)で、TWO GIRLSとGIPSY & QUEENは知っていますが、ROBERT
GRACE,CHRISS,THE BACK BAGというのは初めて聞く名前で、これが最高にイケてるHi-NRGで自分の勉強不足を思い知らされました。繋ぎも'80年代のHi-NRGディスコそのものでかっこいい。
- V.A.「ZYX disco club Volume 3」LP (1987年)
4.48DM
これもノンストップ・ミックス。14曲中聴いた事があるのはCOMPANY
B "Fascinated",LIME"Gold
digger",INTERFACE"Plastic age",TWO
OF CHINA"Los ninos del parque"(LIAISONS
DANGEREUSESのカヴァー)の4曲で、知らない曲に期待するが、いい曲の発見はなし。
10月7日(日)
WAVE Part 2 催事(パルコ南館B1F)
- AMANDA REDINGTON「Fatal attraction」7"
(1989年)\315
女性ヴォーカルのオランダ産ユーロビート。
- ファンティ「レディ・メモリー」7" (1985年)\906
ジャケの雰囲気からテクノポップの可能性ありと思って購入。男性2人のユニットのようで、エモーショナルな歌に薄味のテクノポップ・サウンドはニューロマンティック版安全地帯といったところか。B面は"Happy
birthday"。
- ヘレン笹野「キュン!と片想い」7" \315
この曲「おしえてアイドル-秘密じゃないけど秘密」に入っていますね。でも、買う時にはまだそのCDを聴いてなかったので、"音楽天使"という文句に騙されて買ってしまいました。「I
don't know I don't know 待っててね」のフレーズは印象的だけど、ただそれだけ。B面は"恋はシュガー"。だけど、どうして音楽天使なのでしょうか?
- 山瀬まみ「可愛いゝひとよ」7" (1987年)\630
ディスコ・ヒットしたユーロビート歌謡。A面が日本語、B面が英語で唄っています。
10月7日(日)
Hard-off 高蔵寺店
- THE DEAD MILKMEN「Bucky fellini」LP (1987年)
\210
ニューロマだと勝手に思いこんでいたのですけど、ポジパンですか?
- 早川めぐみ「恋はノー・ノー・ノー」7"
(1985年) \52
第ニの浜田麻里を狙ったメタル・アイドル。当然の歌謡メタルです。B面は"ストップ・ミー"。
- 早川めぐみ「シンデレラ・シンドローム」LP
(1985年) \210
セカンド・フル・アルバム。表が水着、裏がウェディング・ドレスのジャケ。さすがはヘビメタ・アイドルですこと。しかし、歌詞カードのビキニにギターの姿は美しい。趣味のところにファッション・アドバイザーって書いてあるけど、おかしくないかい?ギターで松本孝弘が参加。バックの音がしっかりしているだけに早川めぐみの歌の下手さが際立つ。"Sleepless
night"なんていい曲だと思うんだけど、この子に英語で唄わせたらダメだよ。"素敵なサマーボーイ"と"Don't
you know"はまともな方かな。SUZI QUATROの"The
wild one"のカヴァーは酷過ぎる。ファースト・アルバムも見つけたら買うぞー!
- 松田聖子「天国のキッス」7" (1983年)
\52
持っていましたが音が悪かったので買いなおしです。"天国のキッス"もB面の"わがままな片想い"も細野作品で、個人的にはかわいい"わがままな片想い"の方が好きです。
- 村田恵里「TOKYO,CITY OF WONDERS.」7"
(1986年) \52
ルックスは今でいえば堀越のりタイプ。"TOKYO,CITY
OF WONDERS."はJAL.TOKYOキャンペーンのイメージ・ソング。佐久間正英編曲の元気さが伝わって来る曲です。声、唄い方が伊藤美紀に似ています。B面"勇気のないDream"はバラード。
- 岡本舞子「ナツオの恋人ナツコ」7" (1986年)
\52
"ナツオの恋人ナツコ"はサビがわかりやすいテクノ歌謡度1.9のなかなかいい曲。B面"ファッシネイション"はアーバンなニュー・ミュージックタイプ。アイドルぽくないけど、しっかりと唄えてる岡本舞子はエライ。
- 彩恵津子「悲しくないのに」7" (1986年)
\52
"悲しくないのに"は奥慶一作曲。B面"狼ガール"は杏里が唄ったら似合いそうな曲。
- 酒井法子「おとぎの国のBirthday」7" (1989年)
\52
NHK「みんなのうた」の曲らしい。タイトルからテクノ歌謡をちょっと期待したのですけど、音も曲も平均的な出来の曲でした。B面は"星屑のアリス"。
- 芹沢直美「黙っててあげる」7" (1986年)
\52
おニャン子クラブの"じゃあね"を思い出すような曲。歌詞がかわいい。B面"KOOL
DOLL"はテクノ歌謡度の高いポップな曲。
- 少女隊「チェリームーンで踊らせて」7"
(1988年) \52
"チェリームーンで踊らせて"はアニメ「Dominion」の主題歌で、B面"星のオルゴール"は同アニメの挿入歌。
- 八木さおり「瞳で片想い」7" (1986年)
\52
"瞳で片想い"は作詞来生えつこ、作曲来生たかおの切ない曲。すごくいい曲なのですけど、難し過ぎて八木さおりでは力不足で唄い切れていません。B面"センシティブハート"はドラマ「ジェニーがやって来た」の主題歌で作曲は来生たかお。
- V.A.「That's Eurobeat Vol.14」CD (1989年)
\210
ALPHATOWN"Power of magic",KING
KONG & TEH DJUNGLE GIRLS"Boom boom
doller"のRed Monster mix,COO COO"All
you need is love"を収録。名前からするとトロそうなWIKI
WIKIの"I'm in you"はF.C.F.プロデュースのかっこいい曲。前半8曲が12インチ・ヴァージョンで、後半8曲がASIAレーベルの12インチに入っている編集して短くしたlast
versionを入れているところが気に入らない。
10月9日(火)
小牧古書センター
- H・2・0「You take my breath away」12"
(1984年) \210
サックス入りのダンス・ポップ系のエレポップ・グループです。ちょっとアイドル・バンドのような雰囲気もある6人組で、曲もそんな感じです。タイトル曲2ヴァージョン+2曲の4曲入り。"You
take my breath away"はちょっとエレポップ寄りの'80年代ポップスといったところ。"Leonard"は静かな曲だがエレポップ度が高い。
10月20日(土)
女子プロレス観戦&メタル・ディスコの定番パターンで東京へ。金曜日からBUGGLEさんが東京入りしていることから、テクノポップ系は残りカスしかないだろうことはわかっていたので、アイドル,ユーロビートで爆発しないように用心しながら回ったつもりだが...。ちょっと覗いただけも含めると、この日回ったのは9店。
シカゴ
3年ぶりくらいの訪問。この日最初に入ったのがここで、ウォーミング・アップのつもりで期待薄の店から入ったはずが、クラブ落ちのユーロビートの100円12インチがたくさんありいきなり激しく買ってしまい、一気にカバンが重くなる。
- ALEPH「I'm in danger」12" (1986年)
\105
ユーロビートの大御所ALEPHの、TimeレーベルじゃなくてオランダのTaurusというところからリリースされたもの。この曲はALEPHの中では嫌いな方だけど、100円ならってことで購入。A面がノーマルなexended
version、B面がディレイを使ってインパクトを加えたdanger
version。
- ANGIE DYLAN「In the dark」12" \315
どうせかわいいだけのユーロビートだろうと思っていたら、力強く唄っていて案外かっこよかった。
- ANIKA「Crazy lover」12" (1989年) \105
Timeからリリースの女性ヴォーカルのユーロビート。プロデュースはもちろんGiacomo
Maiolini。ポップで爽やかなユーロビートです。
- ANNETTE LEPPARDI「Bang bang bam」12"
(1989年) \105
イタリアのマイナーなユーロビート。適度なテンポに適度なメロディの退屈なユーロビート。
- ANYA「Moscow nights」7" (1985年) \210
タイトル買いです。ANYAはELTON JOHNの"哀しみのニキタ"のビデオで東ドイツの女性兵士として出ていたらしい。と言われても全然わかりませんけど。"Moscow
nights"はたどたどしい英語で唄うロシア民謡調の曲。B面"How
can I"はKIM WILDEに似たワイルドな唄い方でこっちの方がかっこよくていい。
- BAD BOYS BLUE「A world without you(Michelle)」12"
(1988年) \105
ロマンティックなユーロビート。ワン・パターンだけど切ない歌とサビの盛り上げには心を奪われてしまいます。大袈裟な演出のA面のdance
mixもいいが、シンプルなB面のclassical mixもいい。MODERN
TALKINGよりも好きです。
- BERLIN BLONDES「Science」7" (1980年)
\525
ちょっと変なニューロマ風メイクの男4人。多分イギリス出身でしょう。"Science"は耳を引くキーボードの音やヴォーカル・スタイルがGARY
NUMANのようなテクノポップ。もしかして変なメイクはGARY
NUMANを意識したものなのか?B面"Manikin"はインストです。
- BETTY DOYS「Yo yo」12" (1990年) \105
Italian Companyからのリリース。この頃たくさん出て来た明るくてテンポがいいだけの特徴のないユーロビート。
- BOYS FROM BRAZIL「Hot stuff」12" (1988年)
\105
男性ファルセット・ヴォイスで唄うDONNA SUMMERのカヴァー。ジャケなしだけど、探していたリミックス盤。ビートの利いたMortimer's
dance hall remixは遊び心の多いハウス・ヴァージョンでいい出来。オリジナルに当たるhot
mixはユーロビート。あとはハウスのインストとアカペラ。
- CIAO CIAO「Don't go breaking my heart」12"
\105
女性2人のデュエットで聴かせるユーロビート。歌はあまり張って唄っていないが楽しい曲。
- JENNY KEE「Every little time」12" \105
ASIAレーベルの楽しいユーロビート。ASIAの女性シンガーの中ではJENNY
KEEは好きな方でした。
- JIMMY Mc FOY「Experience」12" \105
A beat Cレーベル初期の哀愁ユーロビート。名曲。
- KAREN MICHELLE「Catch me if you can」12" \105
知っているユーロビート・シンガーだと思って買ったのですけど初めて聞く名前でした。ジャンル分けすればユーロビートなんでしょうけど、ノリが中途半端。B面は"Heart
don't give up"。
- LISA JOHNSON「Say goodbye」12" (1988年)
\105
Timeレーベルのユーロビート。すごく退屈。
- MAX COVERI「Run to the sun」12" (1988年)
\105
BONEY Mの"Rasputin"をパクったユーロビート。
- MAX COVERI「Merry go round」12" (1988年)
\105
MAX COVERIにしてはミーハーじゃないシリアス路線の曲。男の哀愁がよく出ていて渋い。
- MELA「I want your love」12" \105
ASIAレコードのユーロビート。サビのしっかりしたポップな曲。定番のfull
power versionに加えてhouse versionも楽しめる。
- ROSS ALEXANDER「Lover come back to me」12"
(1992年) \315
DEAD OR ALIVEのカヴァー。PASSIONレーベルからのリリースで、男性ヴォーカルのハウスです。ピート・バーンズの出来そこないというか、下手なモノマネといった感じのヴォーカルが気持ち悪い。Lemon's
reflex mixはオカズにハードコア・テクノの音を使い、Reardon's
bingo mixはオーソドックスなハウス・ミックスになっています。カップリングは"Can't
say no!"という普通の声で唄う、明るくなれないハウスとポップスの中間の曲。こっちの方がまだいい。
- STEP BY STEP「There she goes」12" (1988年)
\105
知らない名前の女性2人組。PWL絡みなので拾ってみました。ニュー・ウェーヴっぽいジャケでしたが実際は一世を風靡したPWL流のバブルガム・ユーロで、たまに出てくる中華のメロディがいい味付けになっています。これは掘り出し物。カップリングはPWLの絡まない"Radio"というMODERN
ROCKETRY"Homosexuality"にそっくりのフレーズが出て来る曲。
- 杉本誘里「風のTAKE A CHANCE」7" (1986年)
\105
キレイなお姉さま気取りのジャケ写です。A,B面ともアニメ「アモンサーガ」のテーマ曲。歌詞カードにあるアルバムの紹介文で「今、ここに本物のロックを聞かせてくれる奴が現れた」の1節でまず一笑い。"風のTAKE
A CHANCE"はテンポのノロイ、一応ロックのような曲。曲も歌もさえない。B面
"BLUE ENDLESS WAY"はバラード。こっちの方がまだ唄えているがつまらないことに変わりはない。
- 杉浦幸「4月列車」7" (1986年) \105
セカンド・アルバム「Ten at nite」からのシングル・カット。"4月列車"は歌の出だしでの音程のふらつきに苦笑 。よくも悪くもない曲。B面 "私がいない"はアルバム未収。この頃はまだ歌の下手さばかりが目立ちます。
- 杉浦幸「六本木十時軍」7" (1986年)
\105
同じく「Ten at nite」からのシングル・カット。"六本木十時軍"はスピード感溢れる曲。B面
"真夏のアマン"はアルバム未収。
Beat Colletor's 新宿
ダンス・ミュージックの12インチ専門店。当然のことながらHi-NRG/ユーロビートのレコードを見るために寄ったのですけど、エレポップにも少し期待。かつてはここでエレポップっぽいものばかり何枚か買ってハズした事あり。
- NINA SCHILLER「Stay the night」LP (1983年)
\2625
知らない名前ですが、Hi-NRGらしいので買ってみました。6曲入りで、プレHi-NRGといえるような曲が4曲あります。"Without
your love"のサビでの盛り上がり方はすごく気持ちよくて、一番Hi-NRGしています。時代の割に古臭い音ではありますが、いかにもディスコ的ないい曲ばかりです。
- TAPPS「You're the one」12" \1260
アルバム「Turn it on(恋がいけない)」に入っていない曲だったので購入。初めて聴く曲でしたが、予想を裏切る事のないハイ・クオリティのHi-NRGです。テンポは速くないけど、やっぱりこの頃のHi-NRGサウンドは最高です。
HEART BEAT RECORDS
ここもダンス・ミュージックの12インチ専門店。3枚\1000のユーロビートの品揃えをチェック。
- DAYDREAM「Crazy」12" 3枚で\1050
男1人、女2人のユーロビート。昔カセット・テープでよく聴いた曲です。女性ヴォーカルでキックの連打も使ったアップテンポの曲。変わった曲調だがノリやすい。
- FRED VENTURA「The years」12" (1988年)3枚で\1050
第2回で紹介しているものとは違い、こちらはテンポよくユーロビートしているextra
special remixというヴァージョン。B面"Winds
of change(remix '88)"ともにかっこいい。
- PRISCILLA「Save your love」12" 3枚で\1050
かわいい声で唄うユーロビート。日本盤で持っていましたが、こっちの輸入盤の方がジャケがよかったので購入。壁に飾っています。
- SOLID STRANGERS「Music in the night/It's
just time」12" (1985年)\1890
ZYXからのリリース。以前、同じ曲のジャケ違いを持っていた事があって、それはどうしても欲しかったユーロビートの12インチとトレードしてしまったので今回買い直しとなりました。テンポは速くないが、サビだけは印象的な男性ヴォーカルのユーロビートです。
10月21日(日)
BUGGLEさんの通った後には向こう10年テクノポップのレコードは生えてこないので、BUGGLEさんが寄りそうもないようなところへ行くため蒲田駅周辺を初体験。商店街でレコードが大量に入るリュックを見つけ、買って即使い始める。蒲田訪問はまあまあの成果をあげ成功といえる。この日回ったのは7店。
えとせとら蒲田東口店PartU
最初に邦楽シングル店へ行き、続いてここへ。何枚かのアイドルのLPに心が動きそうになるが我慢して、普段見ないROCK・POPSのコーナーを何となく見ていたらいいものがありました。
- VISAGE「Fade to grey -The singles collection-
special limited edition dance mix album」LP
(1984年) \1050
オフ会でサトルさんに見せていただいたイギリス盤の限定ノンストップ・ミックスです。ジャケの違いはレギュラー盤の縁取りが水色なのに対して、こちらは赤です。結論から言えばそれぞれの曲の12インチ・ヴァージョン(dance
mix)を繋げただけのもの。ちょっとはひねって欲しかった。
アライレコード
個人経営の店で、店内は上から下まで所狭しと大量のレコードが並んでいます。ほとんどのLPが\500か\800で、しかも表示価格の50%オフでした。邦楽ではかつてはかなりの穴場だったような感じです。7インチ・シングルもたくさんありますが、洋楽の輸入盤は弱い。60歳くらいの店主と世の中の話をしながら2時間ほど漁りました。
- ALPHATOWN「Hot stuff」12" \200
ASIAレーベルでF.C.F.のプロデュース。甘いユーロビートの多いASIAだが、ALPHATOWNはアグレッシヴで力強い曲を聴かせてくれています。
- 伊藤つかさ「謎のアンドロメダ/心からラヴ・ソング」12"
(1985年) \250
タイトルがテクノ歌謡っぽかったので購入。"謎のアンドロメダ"と"心からのラヴ・ソング"の2曲入り。"謎のアンドロメダ"は鷺巣詩朗編曲の7分以上あるテクノ歌謡の大作。B面の"心からのラヴ・ソング"も7分以上ある曲で、テクノ歌謡にはあと一歩届かず。
- 工藤夕貴「ヒロイン」7" (1985年) \150
B面の"銀河のエトランゼ"というタイトルにつられて購入。"ヒロイン"はピアノの音が切ない哀愁アイドル歌謡だが、工藤夕貴の声が中年ホステス臭くてちょっとマイナス点。"銀河のエトランゼ"はテクノ歌謡ではなかったが曲はいい。やはり歌が今一かな。2曲とも若草恵編曲。
- THE MARINES「Say goodbye」12" (1989年)
\200
ワイルド・セクシー系の女性3人組。"Say
goodbye"は曲調はモータウンでギター・ソロにヴァイオリンも入ったダンス・ミュージック。B面"If
you're looking for love"も基本的には同じタイプで、ヴォーカルとバック・コーラスが掛け合う曲。
- MARSHA「Light years from love」12" (1983年)
\200
MARTHA LADYは性格良さそうな金髪の女の子です。"Light
years from love"はOMDのような柔らかいサウンドの明るいエレポップ。ユーロビートを期待してかったのですが、いい方にハズレてくれました。B面は"Dreams
of the human heart"というインスト。ベースの音がNEW
ORDERっぽいなんて思っていたら、後日、ベース担当のPeter HookはNEW ORDERの人だということがわかりました。
- MENU「Do do'n' ka-don!」12" (1984年)
\250
テクノな雰囲気のジャケだったので購入。水に塗れて破れているし、歌詞カードが入っていません。Chiwaki MayumiとHoshi
Wataruのユニットで、クレジットに戸田誠司の名前があります。時代は前後するが、宍戸留美、細川ふみえの名前が浮かんでくるような子供っぽい内容の歌のニュー・ウェーヴ/テクノ歌謡。音で気に入ったのはB-2の"Minna
okkii kodomodayo!"だけ。
- ラディッシュ「ハロー・サンタクロース」CD
(1989年) \250
当時は15歳だったお子様2人のインスト1曲を含む6曲入りミニ・アルバム。「うるとら7・00」のエンディング・テーマを5曲収録しているらしいが、インスト以外の曲のことだろうか。その5曲はどれもタイトルに「サンタクロース」が入っています。ラディッシュなのでテクノ歌謡ですけど、ピコピコ系は"サンタクロースの夏休み"くらいで、他は音よりも歌を中心に聞かせるロマンティックな曲になっています。シンセ音よりも女性っぽく聞こえるボーイ・ソプラノのコーラスに耳を引かれました。
- 少女隊「少女隊フラミンゴIsland」12"
(1985年) \150
まだ、Chiikoがいた頃の6曲入り12インチ・シングルです。A面がダイアモンド・アイランド・サイドで、B面がグラビアン・ビーチ・サイドとなっています。夏がテーマで、編曲はすべて佐藤準。それぞれがソロでリード・ヴォーカルをとる曲が1曲ずつ入っています。"Darlin'
with my love"は"素直になってダーリン"の別ヴァージョン。"グラビアン・サマー"はテクノ歌謡。
- 少女隊「SUPER VARIO」12" (1986年)
\400
こちらではChiikoがTomoに交替しています。洋楽のカヴァー曲ばかり9曲入っています。ほとんどの曲を小林信吾が編曲していて、派手な音ではないがテクノ歌謡度の高いものが多い。"ぼくら少女探偵団〜乗り逃げ犯人をつかまえろ〜","Hanky
panky","フェアリー・ブルー"の音が特にいいね。他には、"西暦2525年〜鼓動を聴かせて〜","デイドリーム・ビリーバー〜5時間目の英語は嫌い〜","君の瞳に恋してる","Black
is black","Johnny angel","I'll
be there"。
- セイントフォー「太陽を抱きしめろ」7"
(1985年) \150
"太陽を抱きしめろ"の出だしはASIAの"Don't
cry"っぽい。元気なポップ・ロックです。B面は"ミリオン聖裸"。
- 杉浦幸「4月列車」7" (1986年) \150
前日にシカゴで買っとるっちゅーに。バカ。
- 高橋鮎生「Silent Film」LP (1985年) \250
タイトル曲のリミックス、およびエグゼクティヴ・プロデューサーが坂本龍一です。感想したくない音楽。
- WISH KEY「Acumbacha」12" (1987年)
\200
男女2人のダンス・ユニット。"Acumbacha"はテンポが遅く、歌はパートごとに男性と女性が入れ替わって唄っています。音は悪くないが曲は今一。カップリング"The
key of sunshine"は男性ヴォーカルで、最初から最後まで同じ調子のオールド・ポップス調のおとなしいダンス・ミュージック。ユーロビートもやっているユニットなので期待したのですけど、これは外れでした。
レコファン渋谷BEAM店
100円盤といえばレコファンの吉祥寺とこのBEAM店。かつておいしい思いをした事があっていつもは吉祥寺へ行っていたのですけど、知り合いから100円盤の回転が早いと聞いてこの日はBEAMの方へ。しかし、これといったものは見つからず。メンバーズカードを持って来るのを忘れたため、大した額じゃないけど割り引きしてもらえなかったのが悔しい。
- ERASURE「Supernature」12" (1989年)
\472
ジャケに雪の結晶が描かれています。レコード番号はXL
12MUTE99。A面が"Supernature"と"You
surround me"で、AA面が"Supernature"。どれもヴァージョン名が書いてありません。"Supernature"のミックスは2つともいい。AA面のMark
Saundersがミックスしたヴァージョンには動物の声が入っています。
- GIRLS CAN'T HELP IT「Baby doll」12"
(1983年) \105
ジャケに写った白の下着っぽい格好のセクシー娘3人につられて購入。回転数を間違えたのかと思うくらいノロイ曲で、ラップで始まりサビだけ普通のコーラスになっています。そんなに悪くないけど、ジャケだけ見て楽しむとしよう。
第14回
もしかしたら、これが今年最後のアップになるかもしれません。今回は聴きたくもないのに何となく買ってしまったレコードが何枚かあり、それを聴くのが苦痛でした。割りたくなったものもありました。コメントを見ればそれがどれかわかるかもしれません。そういう時はあえて内容に触れていない事が多いので、予想してみて下さい。
9月2日(日)
BANANAレコード四ツ谷店
20%オフ
- 加藤和彦「ベル・エキセントリック」LP (1981年)
\315
YMOの3人に加えて大村憲司、矢野顕子、清水信之が参加しています。
小牧古書センター
以前に比べて中古CDの量がかなり減っていました。レコードの量も減ったような気がします。
- ANDROID「Skydancer」12" (1986年) \525
ジャケはかっこいいけど、インストっぽいので迷った末にレジへ持っていったら、これだけ500円だった。で、案の定インスト(涙)。音はLASERDANCEやKOTOのようなイタロ・ディスコで悪くないんですけど、やっぱり歌が欲しい。B面は同じ曲のdubversion。
- BURNING SENSATIONS「Burning sensations」mini
LP (1983年) \210
サックス奏者を含む6人組バンドで、シンセを使っているということで買ってみた4曲入りミニ・アルバム。多分アメリカのバンドで、やっているのは20%ほどジャングル・ビートを含んだニュー・ウェイヴとでも言っておきましょうか。もちろん期待していたものとは違います。
- DAS PSYCH-OH RANGERS「12" an elemental
play」12" (1986年) \210
ZTTレーベル。いかにもイギリスって感じのニュー・ウェイヴなのですけど、曲が変なので嫌いです。
- VECTOR「Please stand by」LP (1985年) \210
トリオで、これもシンセ使っているので買ってみました。適度にシンセを使ってポップ感を出した爽やかなアメリカン・ロックで、聞いていてまったく嫌味のないサウンドです。もう少しニュー・ウェイヴ風な味付けをしていれば、テクノポップになったかも。
9月9日(日)
WAVE Part 2催事(パルコ南館B1F)
パルコの催事の続きで、新しい店が何店か入りました。
- GUN SHY「Just to be your secret」12"
(1987年) \315
メンバー写真はニューロマっぽくて、ミックスがPete
Hammond(PWL)だったので購入。“Just to be
your secret”はWHAM,CULTURE CLUB路線のノリのいいポップス。カップリング“Junping
off the train”はPWL絡みじゃなくて、ソフトなニュー・ウェーヴ。やはりCULTURE
CLUBっぽいところがある。
- 中山忍「涙、止まれ!」CDs (1989年)
\315
第4回で7インチを取り上げていて、内容は同じですがジャケが違ったので購入。
- ピクルス「サジェストピーディア」CD
(1990年) \504
女の子5人組で、サイケな模様のジャケでアニメやCMソングのクレジットがあったので購入。ちょっとはテクノ歌謡っぽい曲があるかと思ったのですけど、何だかプリンセス・プリンセスのような雰囲気。サイケでもありません。セルフ・プロデュースで、10曲中5曲が大貫妙子の作詞。メンバーの名前すら載っていないのでよくわかりませんが自分達で演奏しているみたいです。私には辛い内容です。
- V.A.「おしえてアイドル ビクター編 パンプキン・ラブ」CD
(2000年) \1554
Pop Academyと関係の深いP-VINEのCDをたくさん中古で買ってしまい心が痛む。P-VINE関係者に申し訳ない。BUGGLEさんも取り上げている「おしえてアイドル」シリーズ。収録曲はIDOL OMNIBUSの方を見て下さい。ジャケは沢村美奈子。麻田華子は声がかわいい。松本伊代の“交通渋滞”は松本伊代には似合わない歌だが適度なテクノ感がいい。トミー・ジュンの“倖せの黄色いティッシュ”は’82年の曲らしいが、音は’70年代歌謡。噂で聞いた桜田淳子のテクノ歌謡“きっときっと”は音はいいが、曲(作曲:矢野顕子)が好きじゃない。タケカワユキヒデ作曲のテクノ歌謡伊藤つかさの“へんネ!”は曲がちょっとへんネ。坂上とし恵の“電話はスバヤク
”(スクーターズの“Just So Lonely”という曲のカヴァーらしい)はBUGGLEさんの評価はテクノ歌謡度1ですが、自分の評価は高く、2.5くらいあります。
- V.A.「おしえてアイドル 東芝EMI編 秘密じゃないけど秘密」CD
(2000年) \1554
ジャケはヘレン笹野。つちやかおりの“秘密じゃないけど秘密”は長渕剛の作曲。ドラマティックに展開する相本久美子“EASY”は好きなタイプの曲。本田美奈子のかわいさ満開の“モーニング美奈子ール”は歌じゃなくて、ドリフのもしもシリーズのようなコントです。
- V.A.「おしえてアイドル ポリドール編 VOL.2
恋はティニィ・ウィニィ」CD (2000年)
\1554
ジャケは姫乃樹リカ。江戸真樹の“I LOVE あのコ・夏のMaki”は“右上がりの初恋”とは違ってテクノ歌謡していません。宝生桜子“風のテレフォン・コール”は哀愁系の曲だけど、さほど泣けない。友田ますみ“プリティ・ドリーマー”は純粋なB級アイドル歌謡として高ポイント。
- V.A.「おしえてアイドル ワーナーミュージック編
ソノ気にさせて」CD (2000年) \1554
ジャケは星野由妃。やはり細川直美ちゃんの“バイバイBOYにしてあげる”はいい。小原靖子の“ちょっとHENSHIN”は部分的にテクノ歌謡で曲もグッド。A-CHAの“Honey
Moon”はさえない。ルックスはかわいいけど。浅香唯の曲はみんなつまらないだろうと思っていたら、“スケバン刑事V主題歌メドレー”の中の“STAR”と“瞳にSTORM”がよかった。加藤香子の“本牧レイニー・ブルース”はダウンタウン・ブギウギバンドの“港のヨーコヨコハマヨコスカ”の女性版で苦笑。ロマンティックな星野由妃の“恋人達の長い夜”は好きなタイプの曲。杉浦幸の“花のように”は矢野顕子作詞・作曲でなかなかテクノ歌謡しています。
- V.A.「おしえてアイドル 日本コロムビア編 地下鉄マドンナ」CD
(2000年) \1554
ジャケは堀江しのぶ。テクノ歌謡派には堀江しのぶの“地下鉄マドンナ”。原真祐美の“Bye,bye,September”のサビはABBAの“Angel
eyes”に似ている。河合奈保子&ジャッキー・チェンの“Southern
cruise”で、ジャッキー・チェンは日本語をさほど違和感のない発音で唄っています。志村香の“知りたがり”が以外にもよかった。
- V.A.「おしえてアイドル テイチク編 愛されたがっているくせに」CD
(2000年) \1554
ジャケは佐藤忍。友人の間で人気のあった山本博美のいたきゃん きゃんは歌を聴くのは初めてで、“なに?お巡りさんが・・・・”は細かく展開するコミカルなテクノ歌謡。北原佐和子のGAZEBO“Lunatic”のカヴァー“予感”は小林麻美の方のカヴァーよりも上を行っていると思う。秋ひとみ“手紙”は由紀さおりのカヴァー。こういうのを聴くと’70年代歌謡にも手を出したくなってしまいます。村越裕子の唄うベンチャーズ“京都の恋”は、美しい歌謡旋律を際立たせるテクノ歌謡にアレンジした矢野誠に拍手。吉田拓郎作曲の切ない渡辺桂子“グッバイ・ガール”は2段構えで攻めて来るサビが気に入っていた曲。ああ、泣ける。江原由希子(YOU)の“午後7時のプラネタリウム”の歌は聞いてられない。
- V.A.「おしえてアイドル 徳間ジャパン編 初恋進化論」CD
(2001年) \1554
ジャケは成清加奈子。「くりいむレモン」のテーマソング
麻丘みなみ“ノックはいらない”は良質の哀愁アイドル歌謡。浜ちゃんの嫁はんのいたオナッターズのようなキャラは雰囲気的にテクノ歌謡率が高いのではと思ってしまうが、“モッコシモコモコ(しゅき
しゅき ダーリン)”は全然違いました。テクノ歌謡度の高い大井裕子“横浜ウィスパー”はポップなイタロ・ディスコ・スタイル。
Book-Off 和合店
リサイクル・ショップを探していて迷い込んだ道路沿いにBook-Off がありました。他の店より定価\3000の頃の古いCDがたくさんありました。
- 志穂「ザンジバル」CD (1993年) \262
この子はボーイッシュなセクシー系になるの?私の中では志穂というよりSHIHOで、SHIHO=Gypsy
queenなのでそのようなアイドル視はまったくしていません。というより...やめておこう。“Zanzibar”他のリミックスを集めた編集盤です。日本のユーロビートのリミックスってつまらないものばかりですけど、ここに収められているものはそんなに悪くない。好きじゃなかった“Zanzibar”も今聴くといい感じ。特にRed
Monster mixが。思い出深い“Gypsy queen”(林哲司作曲)はやはりいいですね。カタカナ英語も、前面に出たイヴのコーラスも聴いていると安心します。
- 吉田真里子「詩華集」CD (1988年) \1312
初めて聴いた曲が超名曲“陽ざしのソリチュード”だったため、その曲が入っていなくても名前に敏感に反応して買ってしまいました。名曲はなかったが、このアルバムで気に入った曲は“とまどい”,“恋の指定席”,“さよならのリフレイン”といったメリハリのあるサビを持った曲。わざとらしいくらいに一語一語を丁寧に発音する吉田真里子の歌い方は好きです。
- V.A.「The best of Italo disco Vol.12」CD
\997
ZYXレーベルからリリースされているオムニバス・シリーズ。純血ZYXアーティスト以外の曲が多いのが気になる。12作目ともなるとさすがに初期のものとは明かに異なるスタイルの曲もある。その退屈さからイタロ・ディスコの末期症状を思わせるが、初期から活動を続けているBRIAN
ICE,K.B.CAPSらが何とかこの人気オムニバスの面目を保っている。
- V.A.「Transmode express 2.01」2CD (1997年)
\787
Hypnoticからリリースされているトランス版トリビュート・シリーズのDEPECHE
MODE第2弾。Disc Oneはノーマルに11曲のカヴァー。ヴォーカルのないものばかりで、トランス流にアレンジしてあるため、半分くらいはDEPECHE
MODEの曲を聴いているという感覚ではない。シンセポップ・ユニットと認識しているGOOD
COURAGE、THE MEMORY GARDENもここではトランスしています。Disc
TwoはDisc Oneに入っていた中の5曲をメガミックスしたもの。
9月15日(土)
Greatest Hits 大須店
- フェイ・ウォン「夢遊」CD (1994年) \315
曲は忘れたが、かつてFMで何曲か聴いたことがあってその時の印象がよかったのでアルバムを買ってみたのですけど、これといって気に入った曲はなし。曲の美しさやフェイ・ウォンの切ない歌声はしっかりと伝わって来るものの何か物足りない感じ。心に余裕のない時に聴いたからだろうか?しっとりと歌い上げる歌謡曲の中に1曲“サマー・センセーション”というディスコ調の曲があります。
- 後藤久美子「初恋に気づいて」CD (1985年)
\52
6曲収録のピクチャー・ディスク。“北風の約束”、“初恋に気づいて”が高見沢俊彦作曲。“初恋に気づいて”はモロにアルフィーしているドラマティックな曲。“teardrop”は泣けるアイドル歌謡。
- 後藤久美子「KUMIKO MEMORY BOX 1986-1988」CD
(1985年) \52
ナレーション付きで後藤久美子のデビューからの出演ドラマの一部やCM,歌を紹介していくドキュメントCD。上記「初恋に気づいて」に入っている6曲全部収録しています。彼女はアルフィーの高見沢俊彦のファンだったのですね。収穫(全然収穫じゃないけど)はそれがわかったことだけ。
- MISSING HEART「Mystery」CD (2000年) \52
David BrandesというE-ROTICを手掛けたプロデューサーの絡むユニットらしいので購入。かわいい声でセクシーに唄うManuという女性シンガーをフィーチュアしたトランス・ポップはいかにも現代的。MIKE
OLDFIELDのカヴァー"Moonlight shadow"はシングルにもなっていました。
WAVE Part 1 催事(パルコ南館B1F)
この催事はハズレが多いので期待していなかったけど、アイドル歌謡のサンプル7インチ盤が安く出ていたのでまとめ買いしてしまいました。
- 網浜直子「シリアス」7" (1986年) \199
ルックスはあまり好きじゃないけど唄っている曲は好きです。“シリアス”はカゴメ「IMO」のCMソングだったらしい。B面の“ふざけなさい”がいい。
- 紘川淳「失恋ライブラリー」7" (1986年)
\199
ジャケ写の顔は鈴木紗理奈みたいです。“失恋ライヴラリー”はかわいいラヴ・ソング。B面はバラードで始まる“サガン少女のように”。やはりこれもB面の方がいいなあ。ところで、サガン少女ってどういう意味?
- 勇直子「さよならは落ち込まないで」7"
(1987年) \409
Gジャンでスニーカーを抱きしめている写真が愛苦しいです。“さよならは落ち込まないで”はユーロビートの影響を受けたダンサブルな曲。B面“ムンクの叫び”もダンサブルな曲で、こっちの方がちゃんと唄えています。
- 烏丸せつこ「流されて」7" (1985年)
\199
烏丸せつこの歌が想像つかなかったので気になったことと、A,B面とも大谷和夫の編曲だったので買いました。“流されて”は静かで盛り上がりのないまま終わってしまう曲。B面の“FLAPPER
DANCE”は軽めのロックン・ロール。どちらも音には特徴なし。烏丸せつこは大人っぽい声で歌っていますが、歌からは色気は感じません。
- 可愛かずみ「TOKYOふられ小町」7" (1984年)
\409
両面とも水谷公生の編曲。“TOKYOふられ小町”は小泉今日子の“艶姿ナミダ娘”に雰囲気が似ている楽しい曲。B面の“悪女志願”はタイトルからちょっと大胆なセリフを期待するも、そういうものは出てきませんでした。
- 可愛かずみ「仔猫の決心」7" (1985年)
\199
ジャケの写真がいい!サンプル盤で落書きがしてあるのが残念。こちらも編曲は水谷公生。“仔猫の決心”は可愛かずみのイメージにピッタリの歌で、詞の内容は大人なのですけど、「仔猫・仔猫・仔猫・チャン」というコーラスや、「ンッーニャ」で終わるところがかわいい。B面の“メディテーション・別れ”はバラード。
- 風間ルミ「都会の流星(ホロスコープ・マジック)」7"
(1987年) \199
現LLPWの社長兼現役プロレスラー風間ルミがジャパン女子プロレス時代にリリースしたシングル。アレンジが見岳章ってこともあったのですけど、これはギャグで買いました。すごくポップなアイドル歌謡やっています。またこれが、猫なでアニメ声の風間ルミなので、ぴったりハマっちゃっています。でも、曲はつまらないです。
- 小林泉美「Crazy love」7" (1981年)
\525
細く立てた髪の毛の先に真珠をつけたジャケがテクノなのか、それとも単なるアホジャケなのかずっと気になっていました。A,B面とも自分で作・編曲していて、“Crazy
love”はテクノ歌謡度1.6くらいで、タイトルからして元気な曲かと思いきや悲しげな曲。B面の“Coconuts
high”は南国テイストのインスト。
- Lady,oh!「First」LP (1982年) \1575
鈴木慶一,近田春夫の名前があったので買いました。Lady,oh!は、やよい,かおり,めぐみの3人組で、1人かわいい。Lady,ohの曲は昔に少しだけ聴いた事があったと思うけど、その時の印象は覚えていません。ニュー・ウェイブ・アイドルだなんて書いてありますけど、歌を聴く限りでは3人からニュー・ウェイブな部分は伝わってきません。A面1曲目の“東京ジャズクラブ”と2曲目の“恐れちゃいけない”(作詞,作曲近田春夫)がちょっとテクノ歌謡しているくらいです。
- 松永夏代子「ピンク・ドラキュラ」7" (1986年)
\619
「メランコリーの軌跡」でファンになった松永夏代子、このシングルも期待して買いました。“ピンク・ドラキュラ”は急に声を張って歌うサビ以外は印象が弱い曲。B面のホッピー神山編曲の“急にさよならと言ったから”はバラードです。
- 南翔子「泣きまね」 7" (1986年) \315
“泣きまね”は小坂明子作詞・作曲でアニメビデオ「What's
Michael」の挿入歌らしいが、恋愛ドラマのエンディングに使われそうなバラード。B面の“摩訶不思議恋月夜”はテンポがゆっくりめの普通のニュー・ミュージック。
- 長山洋子「悲しき恋人たち」7" (1987年)
\199
最近、ユーロビート・カヴァー以前の長山洋子がむしょうに聴きたくてたまりません。'80年代後半の時期はアイドル歌謡を聴かなくなった頃で、この前買ったシングル「シャボン」くらいしか聴いた事がありません。これがやっと手にした2枚目のシングルです。“悲しき恋人たち”はギター入りの曲なのに、どこか演歌風の唄いまわしに感じてしまうのですけど、それもまたいい。B面“心象風景(ココロノスケッチ)”はバラード。
- 中島はるみ「気分を着換えて」7" (1982年)
\199
何じゃ、この囚人服みたいな水着は。すごくかっこ悪いジャケです。“気分を着換えて”は’70年代型アイドル歌謡。B面も同じようなタイプの“ミリオン・コール”。
- ピンク・キャンディーズ「背中に御用心」7"
(1985年) \199
ピンク・キャンディーズは青木琴美,井上麻衣,小田かおるの3人組。青木琴美と小田かおるは名前を聞いた事があるので、多分、3人ともポルノ女優だと思います。こういうところにテクノ歌謡が隠れているんだと思い買ってみたけど、全然違う変なビーチの歌でした。B面もビーチをテーマにした“冗談はB面にしてね”。
- 島田奈美「ハロー・レディ」7" (1987年)
\304
制服を着てはいるもののかわいくないジャケット写真。“ハロー・レディ”はテレビアニメ「レディレディ!!」の挿入歌らしい。B面は“シャイにならないで”。
- 島田奈美「春だから」7" (1989年) \420
島田奈美にはいつもドラマティックなアイドル歌謡を期待して買うのですけど、これはとにかくつまらない曲。B面は“SPRING
FOOL まさか?!”。
- SENSE OF WONDER「Synphobeat」LP (1987年)
\210
最初、SYNPHOBEATというバンド名だと勘違いしていました。テクノなジャケとSF的な曲のタイトルにつられて買ったトリオ・バンドの作品。硬質なシンセ・サウンドに包まれたプログレ指向のポップスでとにかく曲が美しく、すべてがロマンティック。宇宙遊泳気分。
- 立花理佐「刹那主義」7" (1988年) \304
“刹那主義”は「つまんない男が多すぎる」の歌詞で始まるかっこいい曲ですけど、歌の下手さがかなり足を引っ張っています。B面“内気なガール・ハント”はポップな楽しい曲。両方ともいい曲なので、もう少し歌がうまければもっとよくなったことでしょう。
- 高見知佳「怒涛の恋愛」7" (1985年)
\199
ジャケが好きで、安かったのでダブらせて買って部屋の壁に飾ってあります。
- 武田久美子「MYボーイ」7" (1985年)
\199
服もバックも赤い水玉でポップなジャケット。テクノ歌謡を少し期待して購入するが、よくあるアイドル・ポップでした。ホントに武田久美子の歌の下手さは聴いていて辛くなります。B面は“ギンガムBUS
STOP”。
- THE TARGETS「I like the city」7" \630
テクノポップっぽいジャケだったので購入。メンバーは河野良と嵐アツ子の2人だけなのかな?よくわからないです。ツイン・ヴォーカルで、“I
like the city”はテクノポップですけど音は地味です。B面の“Morning
time”のほうがピコピコ感があっていい。
- つちやかおり「もう家なんて帰らない」7"
(1984年) \304
なかなかかわいいジャケ写です。“もう家なんて帰らない”はアップテンポのシリアス路線の曲。B面“シーサイド・ドリーム”ではアイドルしてかわいく唄っています。
- 上田由紀「アイ・シティ」7" (1986年)
\199
A面の“アイ・シティ”とB面の“Dream girl”両方ともアニメ映画「アイ・シティ」の主題歌だそうです。どんなアニメかは知りませんが、真面目な歌です。もっとポップな曲を期待していたのに。
- O.S.T.「American anthem」LP (1986年) \315
'80年代のオムニバスのサントラは以外な発見を狙っていつもクレジットをチェックしています。このサントラはGiorgio
Moroderプロデュースの曲が1曲あったので買いました。それはGRAHAM
NASHの"Wings to fly"という曲で、音はサントラ・モードの当たり障りないモロダー・サウンド。INXSの"Same
direction"は彼らのアルバムに入っているかどうか知りませんが、エレポップ寄りの音をしています。他にはSTEVIE
NICKS,MR.MISTER,ANDY TAYLORらが参加していますが、「悪くない」程度の曲が多く全体の印象は地味。これじゃあ、サントラ・ブームも終わるっちゅーの。
- V.A.「On the beach」LP (1985年) \210
細野晴臣,大貫妙子,とみたゆう子の名前があったので買ってみました。どうせインストだろうと思っていましたが、ちゃんと歌入りでした。みんなゆったりとしたリラクゼーション・ミュージックです。「Featuring
Various Artists and Wave」と書いてあって、曲の繋ぎや曲中に波の音が入っています。そんな中でも細野さんだけはアジアン・テイストです。あと、とみたゆう子の歌が少し耳を引きます。他は誰の曲だか何だか区別がつきません。とにかく眠たい。
9月16日(日)
Hard-Off シマダ南店
初訪問。プロパー品はさほど多くないが、ジャンク・レコードは豊富。品揃えを見る限り、他の店よりも荒らされていない感じ。
- JULLAN「Pulse」LP (1985年) \210
人知れずリリースされていたサード・アルバムをジャンク・コーナーからレンタル落ちで発見。基本的には前2作と変わっていないので、JULLANサウンドが好きな者にとっては好印象のアルバムとなっています。オビに「より激しく、より華麗に」と書いてあるように、曲はこれまで以上にロマンティシズムを追求し、音にも厚みが出ているように感じます。"Time(For
people)"はGAZEBO"I like Chopin"のようなピアノが美しい曲。セカンド・アルバムのタイトルにもなっている"Electromance"というヴォーカルがヴォコーダーのみの曲もあります。4枚目も聴いてみたかったと思わせるラスト・アルバムです。
- 太田貴子「200%」CD (1986年) \504
裏ジャケの写真はかわいい。ロリ顔なんだからかわいく唄えばいいのに、アーティストぶった唄い方をしていて似合っていない。"忘れチャイナの青い鳥"とテクノ歌謡度2.2の"Voice
stranger"だけは許せます。
- 芹沢直美「Virgin番外地」7" (1987年)
\189
ジャケではGジャンだかセーターだかわからない服を着た芹沢直美がボーイッシュにキメています。ロックノリの"Virgin番外地"は一般的なテクノ歌謡のイメージとは異なるものだが、思いきって前に出したシンセ音に遊びの音も挟んであるクールなテクノ歌謡。B面は"Nice!
Nice! Nice!"。
- SILVER POZZOLI「Step by step」12" (1985年)
\210
男性ヴォーカルのイタロ・ディスコです。オリジナルが誰か知りませんが、TAFFYも歌っているということは知っていました。そんなにいい曲とは思いませんのでカヴァーされる理由がわかりません。SILVER
POZZOLIは好きな方だから買ってみましたけど、TAFFYよりはマシかなっていう程度。ちなみにジャケなしでした。
- SINITTA「So mucho」12" (1985年) \210
第11回で紹介しているものとは内容違いで、B面が"Cruising"のリミックスです。"Cruising"もシングル・カットされている曲で、"So
mucho"ほどミーハー路線じゃなくSINITTAの中では一番好きな曲です。"Toy
boy"以降よりもこの頃の方が好きでした。
- 渡辺桂子「H-i-r-o-s-h-i」7"(1984年)
\189
ジャケに「お友達にしてくれませんか。」と書いてあります。喜んで。スタイルはよくなかったけど、ロリ顔が好きだったなあ。"H-i-r-o-s-h-i"のような名前を連呼して「好きよ」なんていう歌はアイドルじゃなきゃ唄えませんね。B面は"夢見る唇"。
9月23日(日)
WAVE Part 1 催事(パルコ南館B1F)
先週買わずにおいたものを在庫がダブらないか等チェックして再び足を運んだのですが、結局予定していたものは買わずにまたこんなものばかり買ってしまいました。
- 網浜直子「恋は微熱」7" (1985年) \304
ちょっと哀愁を含んだドラマティックな“恋は微熱”は好きなタイプ。アップテンポのB面“あたしとコージ”はバスドラのズンと来る音が気持ちいい。
- 五十嵐夕紀「ワル!」7" (1978年) \304
中学生の頃聴いて好きだった曲です。不良っぽく歌う五十嵐夕紀の歌は今聴いてもかっこいい。サブタイトルに「泣くのはおよし」とついています。B面の“メイク・アップ”は“ワル!”とは違って女っぽい歌です。
- 伊藤かずえ「ヨコハマLONELY CAT」7" (1984年)
\304
“ヨコハマLONELY CAT”はトランペットが入ったロカビリーのような曲でチェッカーズみたいです。B面の“別れの場面”はバラード。
- 中村由真「千年の涙」7" (1988年) \199
ジャケ買いです。すごく可愛く写っています。こりゃ前田耕陽も惚れるっちゅーの。崎谷健次郎作曲の“千年の涙”もB面の“ヘッドフォンより愛をこめて”も無難な出来です。中村由真の曲って大きくハズすことがないのでどの曲も安心して聴けます。
- 岡本舞子「愛って林檎ですか」7" (1985年)
\304
正統派アイドルらしいかわいい歌です。曲はあまりよくないですけど。B面の“桜吹雪クライマックス”は「散らせて
散らせて」と早口で言うところが好きです。
- 杉浦幸「夜を盗んで」7" (1986年) \514
この頃になるとデビュー間もない頃のつまらなかった曲が嘘のようで、路線を固めた楽曲の安定とともに歌も上達しているのでまずハズすことはありません。“夜を盗んで”はアップテンポのシリアス路線の曲。こういうタイプの曲がいちばん似合っていると思います。B面は“近道(ショートカット)”。“夜を盗んで”よりもテンポが速く、ベースの音を前に出した曲でこっちもかっこいいです。
- 高橋利奈「BATSU」7" (1986年) \199
ギターが入ってはいるもののロック感の薄いハイ・テンポの“BATSU”はバックの音と声の相性がいい曲。めちゃくちゃかっこいいです。B面の“メビウスのクラスメイト”はミドル・スローの曲。この頃から大人っぽかった高橋利奈にはクラスメイトという言葉が似合いません。
- 安田成美「サマー・プリンセス」7" (1985年)
\304
林哲司作曲,大村雅朗編曲のテクノ歌謡です。B面の“Sueはおちゃめなパン屋さん”は鈴木慶一作曲,高橋ユキヒロ編曲ですが、あまりテクノ歌謡していません。
BANANAレコード四ツ谷店
この日は「満塁ホームランセール」という中部地区のBANANA全店でテーマ別にセールをやっていて、四ツ谷店は80年代特集でした。
- GIRL TALK「Marvellous guy」12" (1984年)
\630
女性2人組で、ユーロビートかと思ったらちょっとモータウン風の古風なダンス・ミュージックでした。
- SPK「Machine age voodoo」LP (1985年) \1470
以前この店のニュー・ウェイヴのコーナーにあり、ある日買おうと思って行ったらなくなっていたので諦めていたら、今回のセール品の中から出てきました。このアルバムはすでにドイツ盤で持っているのですけど、生産国によって内容が異なるものがあるという事をREUさん('80sロマンス
D.J.)から聞いていたので、このジャケ違いのアメリカ盤も買いました。違うところはドイツ盤の“Junk
funk”が、アメリカ盤では同じ曲ですがタイトルが“Machin
age voodoo”になっていて、ドイツ盤に入っている“Thin
ice”が“Seduction”になっています。ジャケのデザインはこのアメリカ盤の方が断然いいです。SPKファンからはポップでダンサブルなアルバムゆえに、いい評価を得られていないと思いますけど、私にはこれでも十分妖しく聞こえます。SPKを聴くきっかけがEBMのアーティストの中にSPKの名前があったからで、EBMとして捉えれば音はソフトですけど、曲が一つのパターンに陥りそうで陥らず、ミステリアスながら入って行きやすいメロディを持ったよく出来たアルバムだと思います。
- THE WOODENTOPS「Wooden foot cops on the highway」LP
(1988年) \840
「人力エレポップ」というコメントにつられて購入。ジェケも歯車で作った顔だったし、わずかに期待。曲によってはエレポップのようなものもありますが、これは少しサイケなニュー・ウェイヴでしょう。ゆったりした曲が多く退屈。
9月24日(月)
正月以来の四日市。
LA by SUN-F
中古品が20%オフでした。
- 藤谷美紀「微成年」7" (1988年) \350
かわいさ絶好調の頃で、ジャケだけでもう満足。デビュー曲“転校生”に似た雰囲気を持った“微成年”もいいけど、B面の“世界中の時計を止めて”はユーロビートのリズムを基本にしながらもテクノ歌謡を感じる曲ですごくいいです。
- 藤谷美紀「たったひとりの神様」7" (1988年)
\350
“たったひとりの神様”の音は哀愁路線の時のGiacomo
Maiolini(ユーロビートのプロデューサー)のようです。B面のかわいい路線の“わたしぽっち”もなかなかいいです。
- 本田理沙「Lesson 2」7" (1988年) \403
ジャケット写真がかわいいっ(こんなんばっか)。ベースがズンズンズンズンズンズンドコしている“Lesson
2”はベンチャーズのようなテケテケギターの音が出て来ますがあまり好きじゃないです。B面の“INNOCNET”はバラード調で始まり、急に激しくなる曲で、こっちは合格。
- 八木さおり「Kung fu boy」7" (1988年)
\487
「鉄拳チンミ」というアニメのテーマだそうで、テクノ歌謡度2.5の楽しい曲です。で、B面の“銀色のセレナーデ”がエンディング・テーマで、切ないミドル・テンポの曲です。
- 山口由子「幾千の涙を贈りたい」7" (1988年)
\350
セーラー服でこちらを見つめている山口由子のモノクロ調ジャケにハートを奪われて購入(また、そんな理由で...)。元A-CHAなのですか?現在も現役で活動しているみたいです。“幾千の涙を贈りたい”は映画「ビー・バップ・ハイスクール
高校与太郎完結篇」のオープニング・テーマらしい。尾崎亜美作曲,武部聡志編曲のロマンティックな曲で期待以上の出来。B面はビー・バップ・オールスターズ名義での“ビー・バップ・ドリームス”で、女性(多分山口由子)がバラードで唄い、イヴのコーラスが入って、男どもがロックで唄うという構成。
- 矢野有美「素敵なハイエナジー・ボーイ(Eat
you up)」7" \571
荻野目洋子が「ダンシング・ヒーロー」という邦題でカヴァーしたANGIE
GOLDの曲。ジャケの矢野有美ちゃんかわいいっ!(そろそろホトケのBUGGLEさんも怒り出す頃かな)
ANGIE GOLDの邦題が“素敵なハイエナジー・ボーイ”で、矢野有美のほうはそのまま“素敵なハイエナジー・ボーイ”というタイトルを使っているのは同じアルファからのリリースということだからでしょうか。質が高いとはいえないが、アレンジはANGIE
GOLDとも荻野目洋子とも大きく違っています。JULLANのようなやる気のない男性コーラスが笑えます。でも、こういうの好きです。B面の“Follow
me”はやはりユーロビートでMERI D.のカヴァーです。こちらもありきたりじゃない新鮮な感じのするアレンジでお気に入りです。
ルーク・レコード
ここも20%オフでした。
- 清水香織「誘惑DOLL(Fire & rain)」7"
\336
“Fire & rain”という洋楽のカヴァーらしいのですけど、恥ずかしながらオリジナルが誰かわかりません。ダンサブルな重いビートが特徴のかっこいい曲です。B面の“蒼いプリズム”は爽やかなアイドル歌謡。
もの創庫四日市店
リサイクル・ショップです。レコードは7インチを入れても全部で100枚あるかないかくらい。しかし、おいしいものが手に入りました。
- THE BIG BROTHER「Big time」12" \105
Dave Rodgersのソロ・ユニットTHE BIG BROTHER。自らのレーベルa beat cからのリリース。Dave Rodgersサウンドはこの頃がピークで一番かっこよかったと思います。
- DAVID LYME「Playboy」12" \105
このレコードは一週間前にFun Recordsに注文したが発送リストになくてがっかりしていたものでしたが運良く見つけました。ちなみにFun Recordsでは26.49DMでした。ジャケは女をはべらしビリヤードをするDavid
Lymeで、このかっこいいジャケゆえに、ヒットしたにもかかわらず中古であまり出回らない原因だと思います。私もお気に入りで、すぐに壁に飾りました。ディスコではイントロのキーボードの音が聞こえた瞬間フロアから「ウォー!」という声が上がった名曲です。
- 藤井一子「チェック・ポイント」7" (1986年)\105
始まりがやたらにかっこいい曲。サンプリングを使った新川博のアレンジが光っています。でも、最後の「私は私でチェックする」という詞はかっこ悪いと思う。B面“スナイパー”は曲自体は平凡ですけど、こちらも新川博のアレンジが好きです。どこかに安くアルバムが落ちていないだろうか。
- MODERN TALKING「Cheri,cheri lady」12"
(1985年) \105
セカンド・アルバム「Let's talk about love」からの先行シングル。かつてはディスコで活躍したレコードのようで、口がテープで補強してありました。慎重にテープをはがしてみると、口から2〜3cmくらい破れてありませんでした。盤も傷だらけでノイズが目立つ。曲はわかりやすいタイトル・コールのサビを持つMODERN
TALKING定番のユーロビートです。
9月30日(日)
BANANAレコード 岐阜店
この日はBANANAレコード全店20%オフでした。
- ALLEZ ALLEZ「Promises」LP (1982年) \1008
B.E.F.のMartyn Wareプロデュース。シングル聴いて懲りたはずなのにどうしてもB.E.F.の名前があると放っては置けません。ニュー・ウェイヴ,ジャングル,ファンク,女性ヴォーカルのAORといろいろな要素を孕んではいるが、結局は隙間の多い退屈な音楽でしかありません。資料として持っておく価値があるのだろうか?
- 坂本龍一「STEPPIN' INTO ASIA」7" (1985年)
\420
変な曲だけど音は好き。B面は同曲のurban mix。
- サンディー & ザ・サンセッツ「イミグランツ」LP
\840
20%オフだから買わなきゃ損って心理が働いて、欲しくもないのに買ってしまいました。YENレーベルだったから買っただけ。ゲストで細野晴臣、高橋幸宏、David
Sylvianが参加しています。
- WILL POWERS「Dancing for menatal health」LP
(1983年) \840
ロック・ミュージシャンの写真を撮る女性フォトグラファーLynn
Goldsmithがプロデュースした作品。レコードを通して現代人の悩みをカウンセリングするというコンセプトで作られたようです。Nile
Rodgers,Carly Simon,Stingら多数の大物ミュージシャンがサポートしているのですけど、誰が演奏して誰が歌っているかの表記がないのでわかりません。単調なエレクトロ・パーカッションと男性のしゃべりが中心の曲ばかりで理解不能です。余計に悩みが増えます。
次回分はまだ、半分くらいしか出来ていません。10月分はまた大量だからなあ...。
第13回
何とか3ヶ月遅れまで取り戻して来ました。2001年中にどこまで追いつけるかこれからが正念場、自分との戦いです。
8月5日(日)
千代田書店
古本屋でレコードも少し置いてあります。何年か前にはユーロビートの100円盤でオイシイ思いをしたことがあって、今回も大穴でした。
- MESSENGERS「Frontiers」12" (1984年)
\300
やっと探していたMESSENGERSにありつく。それも以外な所で。このユニットの詳細は知りませんが、ジャケに写っているのは面長の男性二人です。“Frontiers”、“Plains
of Siberia”、“Andy Warhol”の3曲入りで、“Frontiers”はMidge
Ureプロデュース。ヴォーカルもMidge Ureみたいな声なので彼が歌っているのでしょうか?Midge
Ureのソロ作品そのままの落ち着いたエレポップです。
Greatest Hits 大須店
バーゲン玉は多いがニュー・ウェイヴ/エレポップ系は少ない。今回はアイドルに的を絞ってみました。
- 美少女倶楽部「美少女」LP (1985年) \1050
ジャケが制服姿の女の子が10人で、美少女倶楽部とくれば買わないわけにはいかない。古本雅子、井上明美、石田みゆき、丸山恵、斉藤史奈、比嘉ひとみ、榎本貴美江、林優子、阿部輝美、大羽由紀の10人で、私は全然聞き覚えのない名前ばっかりなのですけど後に活躍した子はいますか?全員で唄う曲はなく、それぞれがソロで1曲づつ唄っています。全曲アレンジは米光亮。どれも音程が不安定かつ恐る恐る唄っているみたいで若さがなく聴いていて滅入って来ます。丸山恵の唄う「ガラスの狼」だけはテクノ歌謡なので合格。
- 木元ゆうこ「矛盾期」LP (1983年) \525
途中でエッチ路線に転向したC級アイドルのLP。サンプル盤で歌詞がついていません。この頃は16才だったらしいのでまだ正統派路線だったかもしれませんが、曲のタイトルは思わせぶりでエッチっぽいけど歌は普通のC級アイドルのものです。テクノ歌謡らしきものもなく、ハズレということですね。
- MONICA「Passos」LP (1989年) \315
ジャケに写っている悪い女っぽいメイクをしたクラブ・シンガーのような女性のルックスにフランスのニュー・ウェイヴを期待して買いました。ラテン調だったり、ヴァイオリンが出て来たりとなんだかよくわからないフランスのポップス(?)でした。
- 高見知佳「怒涛の恋愛」7" (1985年)
\525
着物を着た高見知佳のモノカラージャケがかっこいい。戸川純作詞、矢野顕子作曲、戸田誠司編曲の“怒涛の恋愛”はBUGGLEさんに聴かせてもらって気に入った曲。「ドロドロ
ドックン」というフレーズが戸川純らしく思います。B面は太田裕美作曲の“満月の夜君んちへ行ったよ”で、“怒涛の恋愛”とは違ってかわいく唄っています。
8月11日(土)
Fun Records
54枚注文して手に入ったのは43枚でした。
- AGENDA「SpeakUpMusic」CD (1993年) 12DM
「Sex,drug &EBM」というエレクトリック・ボディ・ミュージックのオムニバスに入っていて気に入ったアーティスト。女性ヴォーカルがドイツ語らしき言葉で唄っていますが、まともな唄はありません。ノイズ系インダストリアルだったり、レゲエ調だったり、語りのみだったりとわけがわかりません。EBMのAGENDAとは別のアーティストだったのだろうか。
- A.K.A.「Are you sure」CDs (2000年) 8DM
A.K.A.というINFORMATION SOCIETYっぽい音を出すユニットがあるらしいので買ってみたのですけど、これはまったく別の男性ソウル・グループでした。
- CAREN AND CONNECTION「I'm a woman」12"
(1983年) 6.95DM
「ZYXレーベルだったので」イタロ・ディスコ狙いで買いました。女性ヴォーカルで、イタロものとはちょっと違うディスコです。B面はヴァージョン違いのインスト。
- CHARLOTTE ROSS「Talk to me」7" (1988年)
1.58DM
“Talk to me”はエグゼクティヴ・プロデューサーにGiorgio
Moroderの名前があります。ごく平均的な出来のアメリカン・スタイルのディスコで、モロダーの匂いはほとんどしません。B面の“Take
me through the night”は“Talk to me”よりもポップスよりで、ちょっぴり哀愁を含んだサビを持っています。
- CHARLOTTE ROSS「Talk to me」12" (1988年)
5.62DM
こっちは12インチ。すでに持っていてダブってしまったはずなのですけど見つかりません。このレコードは反っていて運がよくないと針飛びします。途中で激しいサンプリングが入る’80年代っぽいリミックスで、オリジナル・ヴァージョンよりずっと面白くなっています。
- CHERRY「If you believe」12" (1999年)
6DM
イタロ・ディスコのCHERRYだと思ったら違いました。少しだけ女性ヴォーカルの入るトランス・ハウスです。3ヴァージョン入りで、Jazzy
mixでは普通の歌入りハウスに仕上がっています。
- DAZU「Telephone ringing」12" (1986年)
7.68DM
毎度お馴染みの「ZYXレーベルだったので」買い。男性ヴォーカルで、盛り上がりがないながらも普通に楽しめる程度のB級イタロ・ディスコ。12インチ・ヴァージョンが長いだけのインストなのは考えもの。
- EAST WALL「Eyes of glass」12" (1985年)
20DM
「ZYXレーベルだったので」買い&アーティスト名、タイトルからテクノ・ポップではとの期待。珍しくこれはズバリ的中。男性がシンセを操り、女性が唄う2人組のユニット。シンプルな音の構成のレトロなテクノ・ポップで、ちょっと上ずったような声で唄う女性ヴォーカルもよい。B面はアレンジを変えたインスト。アルバムが出ていれば聴いてみたい。
- FANCY「Gold remix」LP (1986年) 13DM
「Gold」というベスト盤が出ていて、それのリミックス・ヴァージョン集かと思って注文したのですけどノンストップ・リミックスでした。こうして聴くと哀愁系ユーロビートの中でもFANCYはオリエンタルな雰囲気を強く醸し出しているアーティストだということがよくわかります。曲のつなぎはそんなに悪くないです。
- GENERATOR「Das model」CDs (1996年) 6.21DM
KRAFTWERKのカヴァーです。トランス・ユーロで、ヴォーカルが面白いエフェクトのかけ方をしてあります。VISAGEの“Fade
to grey”のように所々でフランス語(多分)の女性の声が入ります。これなら合格かな。
- THE HYATT TOUCH「Send me an angel-Young hearts」12"
(1988年) 4.85DM
ちょっと不安でしたけど、ちゃんとREAL LIFEのカヴァーでした。ダンサブルなポップスで、音楽性といいヴォーカリストの声質、唄い方といい実に忠実なカヴァーです。B面“Young
hearts”はオリジナルで、若干ラテン色を感じる曲です。
- INGA & ANETE HUMPE「No longer friends」7"
(1988年) 4.95DM
アルバム「Swimming with sharks」からのシングルですけど、そのアルバムは持っていないので聴くのは初めてです。“No
longer friends”はABBAの“Winner takes it all”に似ています。B面は“Back
into your heart”。なんか普通のポップスになっちゃったような感じ。
- ISABEL ROBERTS「Rhythm of your love」12"
(1986年) 9DM
「ZYXレーベルだったので」買いました。ジャケを見て良質のイタロ・ディスコと確信。歌自体は地味目で、女性ヴォーカルもさほど力を入れて唄っていないのですけど、いかにも’80年代的なアレンジが好感度高いです。original
mixはアダルトな雰囲気のソウルで、Re-MixではNU-SHOOZ“I
can't wait”のようなサンプリングが入ってよりディスコティックな感じになっています。
- KELLY MARIE「Breakout」12" (1984年)
9.29DM
流石はKELLY MARIE!全然知らない曲だったけど、清く正しくかっこいいイタロ・ディスコで大満足。彼女のよく通る芯の太い声は説得力があり聴いていて気持ちいい。プロデューサーのIan
Anthony Stephensの音作りも褒めておきましょう。ジャケなしなのが残念。
- KENNY MASTERS「Time to fly(sing my song)」12"
(1985年) 12.17DM
高い声で唄う男性ヴォーカルが女心を揺さぶるであろうKenny
Mastersのロマンティックな曲。ユーロビートとして7インチが日本でも人知れず出ていました。B面にはバラードの“It's
not a game”と“Time to fly”のシングル・ヴァージョンを収録しています。
- L.E.T. GENERATION「Send me an angel」CDs
(1995年) 4.66DM
REAL LIFEの高速テクノ・ハウスでのカヴァー。3ヴァージョンあって、女性がサビの部分だけを唄っています。他に“Tell
me why”という似たような曲も入っています。
- LIAN ROSS「Fantasy remix」CDs (1998年)12DM
ユーロビートの名曲LIAN ROSS“Fantasy”のニュー・リミックス集。radio
universeでは現代トランス・ユーロの音に男性ラップが中心、galaxy
remixは原曲の面影が薄いインストのテクノ・ハウス、cyberbeat
mixはテクノ・ハウスに男性ラップ。ああ、思いっきり期待ハズレ。
- LIAN ROSS「Keep this feeling」12" 10.81DM
いつ頃のものかわからないけど、音は今風のハイ・テンポのトランス系ディスコで、男性ラップに続いてLIAN
ROSSがサビだけを唄うというパターン。LIAN
ROSSってこんな風になっちゃったの?それとも違う人?
- MC CROWN「Situation」12" (1990年)
3.83DM
YAZOOのカヴァーです。一部オリジナルの音をサンプリングしたハウスもの。メロディもセリフも変えた歌が少しだけ出て来ます。
- MC CROWN「Robots」12" (1991年) 4.19DM
KRAFTWERKのカヴァーです。音は大部分をそのまんま使っていて、そこに“Boing
boom tschak”のサンプリングやハウスによくある音をかぶせています。歌は男性のラップ。B面は“R2D2”と“Transister
beats”というテクノのインスト。
- MISS INXS「Stripped」CDs (1999年) 9DM
DEPECHE MODEのテクノ・ハウスでのカヴァー6ヴァージョン収録。全部インストで、全然“Stripped”じゃない。
- NACHTWERK「Die roboter」12" (1991年)
6.77DM
KRAFTWERKのカヴァーです。“The telephone
call”のメロディを使ったり、「We
are the
robots」と言う代わりに「Boing boom
tschak」と唄ってみたりと小ネタが面白い。B面の“Der
flotentanz”はアーティスト名がTAGWERKとなっていて、音が凝っていて展開も考えられたなかなか良質のテクノで、時々女性が卑猥なセリフを喋ります。KRAFTWERKの“Showroom
dummies”の「eins zwei drei fier
」のサンプリング(?)も出て来ます。ちなみに両方ともHollywood-lepierre-mixとなっています。
- OOMPH!「Das weisse licht」CD (1999年) 8DM
インダストリアル・ユニットの5ヴァージョン入りシングル。single
versionはスローなゴシック調インダストリアル。Cleener-remixはシンセポップ。Camouflage-remix(これが目当てで購入)はsingle
versionのい雰囲気を軽くした感じ。Headcrashed-remixは聴き易いソフトなインダストリアル。
- OUR DAUGHTERS WEDDING「Target for life」12"
(1981年) 9DM
“Target for life”の12インチ・ヴァージョンが聴けると思っていたら、これは日本で出た「デジタル・カウボーイ」の内容違いでした。45回転で、“Target
for life”、“Hotel room”、“Dance floor”、“No
one's watching”の4曲入り。日本盤に入っていた“Lawn
chairs”と“Red alert”がなくて、“Hotel
room”という曲が入っているということです。アップテンポでツカミには最適の“Target
for life”は昔から大好きな曲。“Hotel room”は3分にも満たない曲ですけど、この頃のODWらしい音です。明るくなりきれない“Dance
floor”も、ブリープなベース音がちょっと不気味な“No
one's watching”も全部好き。
- PAC-MAN「I'm a pacman」12" (1983年)
8.57DM
ジャケは社交ダンスをするパックマン。HUMAN
LEAGUEの“Being boiled”に少し似ていて、ドラムとパーカッションが中心のアグレッシヴな曲。ほぼインストですけど、機械を通した声で少し唄っています。ZYXってことでもっと単調なダンスものを期待したのですけどね。B面はPOWERと言うアーティスト名で、“Play
it again sam”というオールディーズ・ダンス・ナンバーのメドレー。
- PAINTED HEART「Tainted love」12" (1994年)
2.88DM
ヴァー曲です。テンポを上げただけの安易なテクノ・ハウスで、歌は半分くらい唄っています。“Tainted
love”が2ヴァージョンと“Floating
dreams”というトランス・テクノのインストが入っています。
- PAUL LEKAKIS「Boom boom remix '92」CDs (2000年)
10DM
ユーロビートのヒット曲“Boom boom”のリミックス盤。6ヴァージョンを収録。最初の3曲、club
mix、original version、radio editが’80年代のもので、後の3ヴァージョンが新しいミックスと思われます。その新しい12"
remix vocalは軽いテクノでヴォーカルも新しくなっています。ユーロビートとしては聴けませんね。あとの2つはそのインストもしくはほとんどインストってパターン。
- PICK UP「Every night」12" (1985年)
3DM
ZYXレーベルだから買ったもの。“Every night”はミドル・テンポの暖かいイタロ・ディスコ。B面“Cecilia”も似たようなタイプの退屈な曲。
- PSYCHE「Insomnia theatre・Unveiling the secret」CD
(1993年) 18.82DM
SPVからリリースのボディ/シンセポップ・ユニットの「Insomnia
theatre」と「Unveiling the secret」のカップリングCD。それぞれがいつにレコーディングされたものかわかりませんが、'70年代後半のようなレトロで実験的なサウンドはピュアなテクノポップといえます。ただ、ポップな曲がほとんどなくダークでダミ声なので、全16曲通して聴くと疲れる。
- P2「Fade to grey」CDs (2001年) 9.19DMVISAGEのカヴァー6ヴァージョン入り。テクノハウスで、ヴォコーダーの歌入りヴァージョンは真面目にカヴァーしています。安易なインストもあるけど、どれも“Fade
to grey”とわかるのでこのてではマシな方かも。
- Q featuring TRACY ACKERMAN「Get here」12"
7DM
TRACY ACKERMANの名前につられてかったのですけど、ユーロビートではなく落ち着いたハウスでした。カップリングは“I
wish”。
- RED STAR「Wind of change」CDs (1991年)
3.77DM
東西ドイツ統合を唄ったSCORPIONSの名曲のカヴァー。女性ヴォーカルのハウスで、重い歌なのにサラリとしすぎていてあまり好きではありません。
- ROSS「Don't stop」12" (1987年) 12DM
すでにFLEAレーベルからリリースされているものを持っていて、ジャケ違いを狙って買ったらZYXレーベルでしたがジャケも内容も同じでした。女性ヴォーカルのユーロビートです。
- ROSS「Only you」12" (1998年) 10DM
上記のROSSとは違ったようで、ハウスでした。単調なリズムにヴォーカルがほとんど出て来ないヴァージョンばかりだったので気が付きませんでしたが、YAZOOのカヴァーでした。YAZOOの元のメロディはほとんどありません。
- SHEENA EASTON「Swear」12" (1984年)
10.7DM
アルバム「 A private heaven」からのシングル・カット。dance
mixとdub mixの2ヴァージョン収録。この曲は初めて聴いたのですけど変な曲です。12インチ・リミックスのせいだけじゃないと思う。
- SILKE BISCHOFF「Northern lights」CD (1996年)
18.22DM
購入理由は憶えていません。SILKE BISCHOFFはトリオのようですが、The
Northern Lights familyという9人グループ(?)があって、その中にSILKE
BISCHOFFの3人の名前もあります。何だかよくわかりません。シンプルなシンセポップをやられております。ヨーロッパの暗さを引き摺っていて、暗過ぎるものや、メロディが弱い曲ばかりで今一つ。唯一ポップな“Waste
of time”と、“Northern lights”、“Sometimes”は合格。
- STEINBERG「Das modell」CDs (1998年) 4.52DM
KRAFTWERKのカヴァー。ソファに腰掛けて笑っているお婆さんを形どったシェイプド・ディスクになっています。dancefloor
mix、happy mix、rave versionの3ヴァージョン入っていますが、どれも歌はありません。BGMにするには悪くない。
- TECHNO CLUB「Neonlicht」12" (1986年)
5.76DM
KRAFTWERKのカヴァー。ちゃんと歌入りのテクノです。B面の“Techno
god”、“Paarty,paarty”は両方ともインストですけどKRAFTWERK系の音が出て来ます。
- TERRY HOAX「Freedom circus」CD (1992年)
16.22DM
5人組のロック・バンドで、DEPECHE MODEの“Policy
of truth”をカヴァーしていたので購入。サウンドはアメリカ寄りの普通のロック。そんなわけで、“Policy
of truth”のカヴァーも普通のロックでカヴァーしていて、これがまた新鮮に聞こえていい。オリジナル曲では“Another
face”がよかった。
- TRACY SPENCER「Love is like a game」12"
(1986年) 6.20DM
アルバム「Tracy Spencer」からのシングル・カット。ダンス・ポップ系ブラックとでもいうのだろうか。アルバムは好きな方ですけど、その中にあってこの“Love
is like a game”はさえない曲だと思います。
- TRACIE SPENCER「Imagine」12" (1988年)
5.68DM
ややこしくて、いまだにTRACY SPENCERとTRACIE
SPENCERの区別がつきません。どちらもブラウンの肌をした若い女の子で、日本人の私には外人の顔の区別がつきません。TRACIE
SPENCERの方が顔も声もちょっとロリかな。この曲はアルバム「Tracie
Spencer」からのシングル・カットでJohn Lennonのカヴァー。他にはEIGHTH
WONDERやMARTIKAでお馴染みの“Cross my heart”に、“Hide
and seek”、“Symptoms of true love”と、どれも「Tracie
Spencer」に収録されている曲ばかりですが、“Symptoms
of true love”だけはsplit level mix(大して変わらない)になっています。
- WICKED KIDS「Being boiled」CDs (1996年)
5.64DM
HUMAN LEAGUEのカヴァー。トランス系テクノ・ハウスで、以外にもちゃんと唄っています。リズムが単調過ぎてHUMAN LEAGUEのものとは全然雰囲気が違ってしまっています。“Refuse”というインストも入っています。
- YAZOOKA「Situation」CDs (1998年) 8DM
YAZOOのカヴァー。元曲のサンプリングを使ったテクノ・ハウスのインスト。音だけとれば悪くないけど、つまらないことには変わりない。“Plastic
city”という曲も入っています。
8月12日(日)
BANANAレコード・バーゲン(栄町ビル11F)
お盆恒例のBANANAのバーゲン。いつも地方店参加のバーゲンに使っている場所ですが、お盆はいつもBANANAレコードのバーゲン品のみです。ほとんどの中古LP、CDが\300、シングルが\100でした。この日の夜のイベント“'80s
romance”のD.J.?raさんも来られていました。
- ANNE CLARK「Pressure points」LP (1985年)
\315
ANNE CLARKはLP、12インチが何枚かあり、その中からJohn
Foxxプロデュースのこれを選択。注目しているアーティストなので本当は全部欲しかったけど、昨年聴いた1983年のLP「Changing
places」が理解できなかったので買い控えしてしまいました。実際にはJohn
Foxxがプロデュースしているのは9曲中8曲で、作曲はA面の5曲。A面の1曲目“Heaven”と2曲目“Red
sands”がJohn Foxx色が強すぎる感じがするが、これがまたいい。特に“Heaven”のピアノなんてJohn
Foxx以外何者でもない音。しかし、曲として気に入ったのはこの2曲だけで、あとは音がテクノ・ポップしている“Bursting”くらい。やはりANNE CLARKはよくわからない。
- EDDIE & SUNSHINE「Perfect strangers」LP
(1984年) \315
Survival Recordsの第一弾アルバムだそうです。男女のエレポップ・デュオで、音は好きな方だけど曲が今一つな感じがします。それがSurvival
Recordsってことか?
- E-ROTIC「Thank you for the music」CD (1997年)
\315
デビューからエロくはないがコミカルにセックスネタで攻めていたE-ROTICがメンバー・チェンジして真面目になりABBAの代表曲をカヴァー。現代ダンス・サウンドを使い忠実にABBAの美しい歌を再現している真摯な姿勢から、このアルバムはカヴァー集ではなくてトリビュート・アルバムだと言える。見直したぞ、E-ROTIC。
- THE HUMAN LEAGUE「Open your heart」12"
(1981年)\105
すでに1枚もっていましたが、色褪せてきているので予備に買っておきました。A面が“Open
your heart”と“Non-stop”。B面が“Open your
heart”と“Non-stop”をミックスしたヴァージョン。12インチにハマるきっかけとなった何枚かの中の1枚です。
- IN THE NURSERY「Sonority」12" (1985年)
\105
安かったのでつい買っちゃいましたが、やはりこういうゴスのとことん暗いインストは体が受けつけませんでした。“Deus
ex machina”、“Lost prayer”、“And your
eyes”の3曲入り。
- MAGICAL POWER MAKO「フレッシュ・ベジタブル」7"
(1981年) \52
「テクノ歌謡 東芝EMI編 デジタラブ」に入っていた曲。音のピコピコ感が楽しくて好きだし、「デジタル畑にシリコン蒔いて
マイコン野菜の出来あがり」というフレーズも気に入っています。B面は“リトル・ダーリン”という英詩のバラード。
- 太田貴子「デリケートに好きして」7" (1983年)
\105
テレビアニメ「魔法の天使 クリーミーマミ」のテーマソングです。“デリケート好きにして”がオープニング・テーマで、
B面の“パジャマのままで”がエンディング・テーマ。見事に何も感じません。
- THE SENATE「The original sin」12"(1984年)
\52
THEATRE OF HATEのKirk BrandonとRusty Eganのユニットで、アレンジ、プロデュースはRusty
Egan。“The original sin”はキックの連打を多用したダンサブルなニューロマ系サウンド。曲の構成が変わっているので、素直に楽しめるものではないです。初めはアカペラ調で始まり、途中から長いインストが入り退屈です。他にもう1曲THEATRE
OF HATEの“Do you believe in the Westworld?”のライヴが入っています。
- STRANGE ADVANCE「Worlds away」LP (1983年)
\315
カナダ出身 の3人組のデビュー・アルバム。ジャケがプログレ風だったので同じカナダ出身のSAGAと同じようなタイプだと思っていたのですけど、SAGAよりもイギリス的でエレポップ寄りでした。ULTRAVOX風のエレポップ・サウンドを産業ロック、もしくは一般のポップスに仕上げた感じ。シングルにもなった“She
controls me”は以前にも聴いた事があります。面白い存在だと思うけど、名前を聞かないので多分売れなかったのでしょうね。
- SWITCHBLADE SYMPHONY「Drool」12" (1997年)
\105
Tina RootとSusan Wallaceによる女性2人のインダストリアル系ゴシック・ユニットのホワイト・レコード。女性版MARILYN
MANSONとも言われていたが、この表現は好きではありません。ラッキーと思って買ったのですけど、A面“Drool”のMother
mix、B面“Clown”のTransmutator vs. Razed
In Black mixともに3曲入りCDシングルで持っているものでした。たまに声がひっくり返る所が好きです。呪いをかけているようにつぶやくヴォーカルのには引き込まれて行きますが、アレンジはリミックスよりもオリジナル・ヴァージョンの方がいいと思います。
8月16日(木)
GEO 千種駅南店
CDの置いてあるスペースは小さく何もない店ですが、近くを通ったのでJET
POOLのCDを買うために寄りました。
- JET POOL「Club re-mix〜ちょ〜グルーブ盤〜」CD
(2001年) \1620
一時はご本人達が登場し、BBSがジェッパー掲示板になったりとPOP
ACADEMYでブームを起こしたJET POOL。「愛と勇気が不足している方は危険ですのでご遠慮下さい。」とオビに書いてあったけど、愛と勇気のかけらもない自分がこのCD買ってしまいました。BUGGLEさんがベタ褒めしていたけど、「ホンマかいな?」と少し疑っていたのは事実。“グル―ブ”って言葉も好きじゃないし。でも、聴いてみるとBUGGLEさんの言葉には偽りがないことがわかりました。まず、思ったより音の隙間がなくホッとする。これは私のインディーズに対する偏見から来るもので、実際には昔のデモ・テープレベルの音なんてインディーズでもそうはいないことでしょう。個人的にはグルーブ攻めの曲よりも“Juno”、“ニンピ”(意味がわからない...)のようなオリエンタル・ムード漂う曲が好き。一番よかったりのはどことなく可愛い感じがする“Blue”。“Flower
OO2”の詞の中にさりげなくC-MAXという言葉を入れているのはプロレス・ファンへの隠れたメッセージ?
8月22日(水)
GEO 小牧桜井店
少し前に通った時はなかったのに、いつのまにかGEOが出来ていました。
- FAIRCHILD「Flower burger」CD (1989年) \609
FAIRCHILDは「ギミックス」と「せかいのうた」は処分コーナーでよく見かけるけど、このセカンド・アルバムはあまり見たことがなかったので買ってみました。ジャケが日本のテクノなイメージです。予想していたより普通のポップスでした。“ひとりにしないで”と“すき
すき 大好き”が音だけならギリギリ合格。「ギミックス」にも入っていた“Bye
Bye キッチン・ガール”はこっちのほうが元気なヴァージョン。
8月23日(木)
GEO 上飯田店
知っているGEOの中では最も小さな店。
- ANGELEYES「ABBAdance」CD (1999年) \714
スウェーデンの女性2人のユニットによるABBAのカヴァー集。ありがちなトランス系のユーロ・ダンスもの。ABBAの曲のよさから1曲だけなら楽しめるが、続けて何曲も聴くものじゃないです。買う前にだいたい想像つくだろうが。なぜ買うかなー。
8月26日(日)
この日はバナナ・レコード各店がテーマ別のバーゲン。ちょっと目を離したすきに岡崎市の248号線沿いにBook MarketとHard-Offが出来ていた。バナナだけで4店、全部で9店を回りました。
BANANAレコード生活創庫店
ここのテーマは「EPセール」。私の趣味に合わない店なので期待してませんでしたが、以外にも収穫がありました。
- ゲルニカ「銀輪は唄う」7" \630
私にとって初めてのゲルニカ。レトロなデザインのジャケットが好きです。B面は“マロニエ読本”。
- 小池玉緒「鏡の中の十月」7" (1983年)
\420
作・編曲がYMOで、この曲はリミックス・ヴァージョンが「YEN
卒業記念アルバム」に入っていたので知っていました。リミックス・ヴァージョンよりもドラムが重くて、こっちの方がいい。B面“Automme
dans un miroir”は“鏡の中の十月”のフランス語ヴァージョンで、ドラムがない静かな曲です。
- サンディー&サンセッツ「Sticky music」7"
(1984年) \525
“Sticky music”は作詞 クリス・モスデル、作・編曲
細野晴臣で、歌は英語で歌っていて途中に日本語のセリフが入ります。B面は“The
mirrors of eyes”。
- サンディー&サンセッツ「だって夏よっ」7"
(1985年) \525
写真をイラスト化したジャケがきれいだったので購入。“だって夏よっ”は'85
ポーラ・サザン・コールのCMソングだったらしい。B面の“プライヴェイト・ムーン”はテクノしてます。
- 戸川純「レーダーマン」7" \210
昨年あたりまで自分の中では戸川純といえば“レーダーマン”でした。なのにレコード持ってなくて、やっと手に入れました。この値段なら安いほうじゃないでしょうか。B面は“母子受精”。歌い方は、壊れた“レーダーマン”よりかわいい声を出す“母子受精”の方が好き。
- 戸川純「遅咲きガール」7" \420
骨を持った戸川純がジャケット。“遅咲きガール”の作詞は戸川京子。B面の“エンジェル・ベイビー”は洋楽のカヴァーなのでしょうか?2曲とも好きじゃない。
通りがかりのレンタル・ビデオ店
三好町にあるレンタル・ビデオ店で、かつてはCDレンタルもやっていたらしく質の悪いレンタル落ちCDがたくさんありました。
- 宮沢りえ「MU」CD (1990年) \100
小室哲哉の作曲が2曲あるので、いつか聴いてみようと思っていたアルバムです。シングルになった“DREAM
RUSH”は作・編曲が小室哲哉。この曲は好きでした。“秘密がいっぱい”は作曲のみ小室哲哉で編曲は佐藤準。こちらは“DREAM
RUSH”ほどテクノ歌謡していません。他に注目は高見沢俊彦作曲、武部聡志編曲の“MOST”が少しテクノ歌謡しているところ。尚、3曲(どれも小室哲哉の絡んでいない曲)にオペレイターとして松武秀樹の名前がああります。
- 田村英里子「Myself」CD (1990年) \100
唇がセクシーな田村英里子のセカンド・アルバムです。やっぱり田村英里子の歌はいいね。シングルになった“真剣(ほんき)”はもちろん、シリアスな青春ドラマのテーマになりそうなかっこいい“エスケイプ”やタイトル曲“Myself”のようなかわいい歌もしっかり唄いこなしていて全部いい。シンセ感ビンビンの“ガーネット伝説”は最高。川上了と新川博のアレンジも光っています。
- 吉野千代乃「モンタージュ」CD (1988年) \100
よくわからないけど100円だったので拾ってみました。“帰れないエトランゼ”という「夏樹静子とラベルサスペンス」のテーマ曲が入っています。シンガー・ソング・ライターだと思っていましたが、作詞・作曲はしていません。アダルト・テイストのニュー・ミュージックで、曲も歌も悪くない。音では米光亮編曲の“Dance
i n the champagne”、“ジ・ン・ク・ス”と、斉藤英夫編曲の“ホロスコープガール”が面白いかなってとこ。
BANANAレコード岡崎メルサ店
テーマは「へヴィメタル&ハードコアパンク特集」。前回とバーゲン玉がさほど変わっていませんでした。
- ERASURE「Don't say your love is killing me」12"
(1997年) \210
アルバム「Cowboy」からのシングル・カット。アメリカ
Maverickからのリリース(Sireじゃないのね)で、6ヴァージョン収録しています。この曲のシングルは3種類目。ハウス的アプローチのミックスもあるが、純粋にエレポップとしてアレンジされているJon
Pleased Wimmin' flash vocalは活き活きしていてオリジナル・ヴァージョンを上回っていると思う。
- 速水陽子「センチメンタル倶楽部」LP (1981年)
\315
宝塚っぽい雰囲気のお姉さんにタダならぬ予感がしたので購入。’70年代型ロックン・ロール歌謡?えーと、こういうのはどう言っていいのかわかりません。悪くはないが、どれも同じに聞こえる。“恋のフーガ”をやっています。
Book Market 北岡崎店
Book Marketはどこもいいの置いてないし、早く帰りたかったけど念のため寄ってみました。
- O.S.T.「Streets of fire」CD (1991/1984年)
\604
再発の日本盤で、自分のイメージしていたものとは違うジャケットのもの。「Streets
of fire」といえばFIRE INCなのでしょうが、THE
FIXXの“Deeper and deeper”が欲しくて購入。“Deeper
and deeper”はTHE FIXXの中では一番好きな曲。MARILYN
MARTINの“Sorcerer”はアルバム「Marilyn Martin」,「This
is serious」のどちらにも入っていない曲。FIRE
INCはずっとFACE TO FACEの覆面ユニットだと思っていましたが、“Nowhere
fast”でヴォーカルをとっているのがFACE TO
FACEの女性ヴォーカリストだってだけのことでした。やはり、DAN
HARTMANの“I can dream about you”は名曲。
8月28日(火)
東京から遊びに来ていたメタル仲間と一緒にハンティング。久しぶりに徒歩と電車を使って6軒回ったら、すごく疲れました。
WAVE催事(パルコ南館B1F)
- BOX OF TOYS「Precious is the pearl」12"
\630
イギリスからリリースされている控えめな音のテクノ・ポップ。サックス、フルートを兼任するメンバーがいる4人組です。3曲入りで、全体に漂うゆったりした感じがOMDを思わせますが美しさが足りません。“Precious
is the pearl”はフルートの音が印象的な静かな曲。“It
goes without saying”はアップテンポのインスト。“When daylight
is over”はほとんどギター・ポップ。後半の長いアウトロは眠たくなります。
- CHRISMA「Hibernation」LP(1979年) \2100
メンバーらしき男女が戯れている姿がジャケになっています。女性ヴォーカルものだと思っていたのですけど、曲によって男性ヴォーカルと女性ヴォーカルを使い分けています。テクノポップだと書いてあったので買ったのですけど、時代相応のチープなニュー・ウェーヴといったところだろうか。テクノポップといってもいいような曲もあるし、歪んだギターの音が入った初期インダストリアル・サウンドもあります。アンニュイな歌と薄っぺらな音がクールといえばクールかもしれない。
- DIE UNBEKANNTEN「Dangerous moonlight」12"
ドイツからリリースされている暗いニュー・ウェーヴ。4曲入りで、’80年代初めから中頃の作品と思われる。チープなマシンのリズムの中に不気味なキーボードやギターの音が入っていて気が滅入ってきます(内容が酷いという意味ではありません)。“Against
the wall”という曲だけはゴシックしています。
- DURAN DURAN「DMM mega mixes」MLP (1982年)
\525
「Is there something I should know?」に似たジャケット・デザインのドイツ盤。“Planet
earth(night versioin)”、“Girls on film(night
versioin)”、“Fame”、“Khanada”、“Save
a prayer(night versioin)”の5曲入りなので、日本でリリースされた「Nite
romantics」に1曲加えたものだと思っていたのですけど、“Girls
on film(night versioin)”はほんのちょっとだけヴァージョンが異なっています。
- MEKANIK KOMMANDO「It would be quite in the
woods if only a few birds sing」LP (1981年)
\1680
これもプライスカードにテクノポップと書いてあったので買いました。名前は書いてありませんがメンバーは4人で宅録です。音数が少なく隙間が目立つサウンドに、男性ヴォーカルが感情を出さない唄い方をしているテクノポップです。いいなと思う曲もあるが、メロディの乏しさゆえどれも同じに聞こえてしまいます。
- NOH MASK「Gaijin」12" (1984年)\525
男2人のユニット“能面”の“外人”というタイトルの12インチ。ジャケにも漢字で書いてあります。リリースはブリュッセル(って、どこの国?地理は苦手なのでわかりません)。能面を飾った部屋でTVの日本の時代劇を見ている外人2人がジャケに写っています。プライス・カードにテクノ・ポップと書いてあったので買いました。音はマイナーなテクノ・ポップで悪くない。“Gaijinn”のサビは「I'll
meet at Shinjuku station Next stop on the
Yamate Sen」といった日本かぶれな詞。カップリングの“Change
of roles”は日本が出てこない普通の歌詞です。音も楽しめるし、話のネタとしてもオイシイ1枚です。
- OMD「Maid of Orleans」12" (1981年)
\630
Jeanne Darkの硬貨が描かれた銀色のジャケにつられて購入。“Maid
of Orleans(the waltz of Joan of arc)”、“Of all the things we've made”、“Navigation”の3曲入り。
- SARINA「Vision in the night」12" (1986年)
\525
ZYXレーベルで、タイトルからしてかっこよさそうな感じだったので購入。女性ヴォーカルのアダルトなイタロ・ディスコで悪くない。
- WIN「Unamerican broadcasting」12" (1985年)
\735
プライスカードにテクノポップだと書いてあったので買ったのですけど、KRAFTWERKの「Computer
world」に出てくる音、声がたまに出て来るくらいのつまらない曲で全然テクノポップじゃありませんでした。
サン・オブ・スリー・サウンズ
’70年代のロックやソウルの多い大人向けの店です。たまたま15%オフでした。
- JENNIFER RUSH「Another way」7" (1988年)
\268
Giorgio Moroderが音楽プロデュースした日本映画「アナザーウェイ」からのカット。音に期待したのですけど、何の変哲もないバラードでした。映画を見ていれば感動できたのかな。B面は同曲のインスト。
- LATOYA JACKSON「Private joy」7" (1984年)
\268
ずっとレコードを探していたPRINCEのカヴァー。実は大好きな曲です、宮田さん。アレンジはオリジナルに近いけど、こっちのほうが少し軽快に感じます。B面は“Heart
don't lie(サマー・ラヴ '84)”という間奏にサックスが入る曲。雰囲気がBLONDIEの“The
tide is high”に似ています。
- We We「酔っぱらいキライ!」7" (1988年)
\223
ルックスが大マケでも1勝2敗の女の子3人組。2人は普通の名前ですけど、残り1人はレモン・マミーって、、、頭痛い。タイトルからしてコミック系かもと思いつつ、鷺巣詩郎の編曲に期待して買いました。“酔っぱらいキライ!”は以外にもまともな内容のテンポよいユーロビート調の曲。B面は3人の中に北海道出身者はいないのになぜか北海道の方言を使って唄う“ヤーレン
ソーラン 北海道(ギャル・ヴァージョン)”というコミック・ソング。こちらも少しユーロビートしていますが、ほとんどテクノ歌謡です。
Greatest Hits
バーゲン以外で訪問することはほとんどない店です。自分の趣味に合う品揃えではないが、たまに行っては何か買ってしまいます。
- 石田ひかり「ひかりレジェンド」LP (1987年)
\1470
ファースト・アルバムです。お姉さんの方が好きだったけど、裏ジャケットの写真はかなりの高ポイント。イメージ通りの清楚なアイドル歌謡でおとなしい曲が多い。それでもアップテンポの“TENDERNESS”や、“LEGENDLY”、“エメラルドの砂”での切ない歌メロを聴くとこの3曲だけで元が取れたと思ってしまいます。
- 安田成美「安田成美全曲集」LP (1984年) \1260
ファースト・アルバムに2曲ほど加えたものだというようなことが、プライスカードに書いてありました。“風の谷のナウシカ”、“銀色のハーモニカ”、“風の妖精”が細野晴臣の作曲。高橋幸宏編曲が6曲あります。細野さんの曲の胸キュン度は低く、ここで一番切なく訴えかけてくるのは大村雅朗作曲、萩田光雄編曲の“月のミューズ”です。全曲テクノ歌謡ではあるけど、ピコピコしていないソフトな音が多くポップさにも欠けている。素直にはじけている曲は“蝶をちぎった少女”(ちぎるなよ!)くらい。それなりの満足を得る事は出来るが、制作陣の名前からすれば物足りない内容。どうでもいいけど、初回限定オリジナル・ステッカーが付いていました。
大量買いした時のゴミを聴くのがすごく辛い。ここに載せるのも恥ずかしい。そろそろ買い物依存症から抜け出さないといけない。これも年内の自分への課題として頑張ってみよう。
第12回
11月には入りすっかり寒くなりましたが、この日記はやっと夏です。前回はちょっとはマシだったけど、今回はまた’80年代アイドル歌謡攻撃です。
7月1日(日)
バナナ・レコード栄店
Hard-Off 一宮店
上記のバナナ・レコードのバーゲンが不作で、時間をもてあましたので訪問してみました。
- 早見優「YU」12"(1986年) \105
“Theme "L"”というナレーションに“Tonight”、“Stand up”、“Passion”、“Clash”とダンサブルな曲が4曲入っています。早見優が英語でD.J.をしていて、歌もすべて英語で唄っています。“Tonight”、“Passion”、“Clash”は好きな曲だけど、今聴くと感動は昔より少ない。“Stand up”はRICK SPRINGFIELDのカヴァーだけど、出来はひどい。
- 堀ちえみ「夢の続き」LP (1985年) \105
ジャケがかわいかったので買ってしまいました。そういえば昔写真集を買ったことがあったなあ。ファンクラブにも入っていたような気がする。全曲アレンジは後藤次利。気に入ったのはアップテンポでドラマティックに展開するA-1“暗くなるまで待って”だけ。「少女」シリーズの頃のかわいい歌を卒業して、大人っぽい曲になると堀ちえみの歌には全然味がないことがわかります。“刹那の華”はなかなかいい曲だと思うけど力不足により感動できない。“青春の忘れ物”がシングル曲だったでしょうか。
- 岩崎良美「Save me」LP (1983年) \105
ほとんどの曲を大村雅朗が編曲しています。シンセ・プログラミングは松武秀樹。“未来愛”という曲にテクノ歌謡を期待したのですけど、残念な結果に終わりました。テクノ歌謡抜きにしてもいい曲なし。なぜか松田聖子のポスターが入っていました。
- シブがき隊「情熱的新世界(パッショネイト・パラダイス)」LP
(1986年) \10
シングル“トラ!!トラ!トラ!”を含むアルバム。“スシ食いねェ”関係の曲が4曲あったので拾ってみましたが、期待外れでした。“スシ食いねェ音頭”は演歌風、“交響曲第42番ニ長調「スシクイネエ」”はクラシックのアレンジで、ベートーヴェンか誰かの曲だったと思います(作曲のクレジットは後藤次利)。“銀座のスシの物語”は内山田洋とクール・ファイヴ風アレンジ、“地獄のスシ職人”はデーモン小暮のモノマネ入りのロックぶったヴァージョン。ちなみにポスターが付いていました。
YURIMARI「未来はコンピューターネットワーク」CDs
(1998年) \10
この二人は「明石家電視台」でしか見た事がなかったので印象はただのアホな子たち。作詞サンプラザ中野、作・編曲P・KAWAIのシャレの利いた曲。カップリングは同じ曲のNet
Stream version。タイトルからテクノ歌謡をほんの少しだけでも期待した私がアホでした。
7月7日(土)
TTC#2
泊まりのキャンプだったTTC#1から打って変わって、TTC#2は上新庄のカラオケボックスで開催。カラオケを一切せず、持ち寄ったテクノポップを聴くだけというオタクな客にお店のスタッフも異常行動を起こさないかと心配し変な汗をかいていたことでしょう。
- 宝達奈巳「HOTATSU-NAMI」CD (1994年) \100
BUGGLEさんご推薦(?)のへビ女。100円で譲っていただきました。細野晴臣のほとんど内容に触れない3行のコメントが載っています。“月の夢”、“かの人は”、“To
lappland”などはソフトなトランス・サウンドにクリアな宝達奈巳の声が乗った曲でエレポップといえないこともない。しかし、問題なのが“へび”という曲。インドっぽい音をバックに「へびのようにあなたの体に巻きつきたい」、「ナメクジのように貼り付いて
ヒルのように吸い付いて」とのたまわっておられます。この曲の印象が強いのでインストを含め他の曲もヘビが出てきそうな雰囲気を感じてしまいます。
- V.A.「FUTURETORON SAMPLER」CD (2001年)
\2800
POP ACADEMY RECORDSの記念すべき第1弾作品。注文が殺到して忙しい中、吉野さんがキーホルダー付きの初回盤を持ってきてくれました。ホントにいい人。伊藤つかさっぽい女性ヴォーカルをフィーチュアしたJELLYFISHのピュアなテクノ歌謡“恋はジャスミン”は最高。フレンチ感覚のエレキテル“Break
beat science”、’70年代サーフィン歌謡をテクノにアレンジした吉野さんのMANIAX#2もいい。ちょっと音が現代的すぎるがMac
Donald Duck Eclairも悪くない。PARANOIA
106の”サマーナイトアナスタシア”はT99にモーニング娘のサンプリングという一番嫌いなパターンだが、オリジナルとはガラリと雰囲気を変えた“喝采”のカヴァーは見事。
7月8日(日)
レコード・フェスタ(名古屋 新栄町)
このレコード・フェスタは毎回足を運んでいて、玉の内容が以前と同じものが目立つ。
- AKIE「マロニエ通り」7" (1988年) \315
AKIEとは吉沢秋絵のことです。“マロニエ通り”、B面の“そばにいたい”ともに作曲は山口美央子。“マロニエ通り”は切ない失恋ソング、“そばにいたい”は哀愁ドラマティック歌謡で好きなタイプです。
- 伊藤美紀「やる気マンマン体操」7" (1988年)
\504
“やる気マンマン体操”はテレビ「やる気マンマン日曜日」のコーナーソングだそう。白井良明作曲、米光亮編曲の子供のかけ声が出て来る楽しい曲。B面“ハート・ステップ”はモータウン調のリズムの曲で、編曲が清水信之、作詩に伊藤美紀の名前があります。
- 加藤登紀子「唯ひとたびの」7" (1983年)
\525
“唯ひとたびの”、B面の“愛はすべてを赦す”ともに坂本龍一の編曲。“唯ひとたびの”は1931年の映画「会議は踊る」で使われた曲のカヴァーのようです。音が胸キュン・アイドル歌謡のような感じです。“愛はすべてを赦す”もポーランドの1920年代の曲のカヴァーのよう。こちらのバックはピアノだけの静かな歌です。
- レモンエンジェル「第一級恋愛罪」7" (1988年)
\525
絵本美希、桜井智、島えりかの3人組レモンエンジェル。BANANARAMAの“Love
in the first degree”のカヴァー。テレビアニメ「レモンエンジェル」の主題歌で、B面“レモン白書”は「レモン白書」というテレビ番組の主題歌だそう。どうせヘボいカヴァーだろうと思っていましたら、その通りでした。“レモン白書”はバラード。
- 長山洋子「シャボン」7" (1984年) \420
正統派アイドル時代の長山洋子です。ジャケ写がかわいい。“シャボン”は桑田佳祐作詩、作曲の切ない曲。B面“ピアニシモ”はトーラス時代の小川範子に似た感じのドラマティックな曲で最高。
- 中山忍「小さな決心」7" (1988年) \504
ジャケ欲しさに買った忍ちゃんのサンプル落ち7インチ。B面は“明日の恋人”。
リッツ「恋のメビウス」7" (1984年)
\315
「うる星やつら」のエンディング・テーマらしい。アレンジはVS。B面はヴァージンVSの“ミッドナイト・テレビジョン”。
7月15日(日)
イースター・レコード
バーゲン中で500円以下は50%オフ。
- CREATIVE CONNECTION「Scratch my name」12"(1986年)
\262
男性2人、女性1人のダンス・ユニット。女性ヴォーカルのユーロビートです。DONNA
SUMMERの“Bad girls”の「ピッピッ」というフレーズを使っています。さほど好きな曲ではありませんでしたが、昔にレンタルして持っている音源よりもテンポが速く感じ、好きになりました。タイトル曲2ヴァージョンと“Baby
I'm on my way”というDIANA ROSSっぽい曲を収録しています。
- EDYTA「Come back」12"(1990年) \262
女性ヴォーカルのユーロビートです。High Energyレーベルなので音はあまりよくないけど、スピード感溢れるアップテンポの曲なので楽しめます。
- FACTION「..Go!」12"(1989年) \262
インダストリアルのThird Mind Recordsだったので購入。収録曲は“Eagle
has landed”2ヴァージョンと“Round the world”。“Eagle
has landed”はボディのインストでガックリ。ハズレだと思っていたらカップリングの“Round
the world”は女性ヴォーカルのアグレッシヴなボディ/エレポップで一応元は取れました。“Eagle
has landed”はFACTIONとDave Formulaのプロデュースになっているけど、MAGAZINE、VISAGEのDave
Formula?
- GARY PRIVATE「Love is for suckers」12"
(1985年) \157
朝食を食べながらふざけ合う夫婦(?)てな感じのジャケットで、普通じゃない匂いがしたので購入。音がエレポップに近いダンス・ポップで、特別よくはないけど値段からしてこれは当たりのうちでしょう。
- 畠田理恵「ターミナル」7" (1987年)
\157
将棋屋の嫁ハン畠田理恵を聴くのは初めて。“ターミタル”は特徴のないB級歌謡。B面“ミスコンセプト〜思いちがい〜”はポップな味付けの歌謡曲。両方とも何てことない曲です。シールと生写真がついていました。
- LASER DANCE「Laserdance」12" (1988年)
\157
インストのイタロ・ディスコ。“Laserdance”はF.De
Wolfのプロデュース、“Mars invaders”はErik
Van Vlietのプロデュースなので音は好きです。“Mars
invaders”はヴォコーダーの声が少し入っていますが、ちゃんとしたヴォーカルを入れればすごくいいHi-NRGになりそう。
- LIME「Did you see that girl」12"(1988年)
\262
ダミ声男性ヴォーカルとかわいい女性ヴォーカルの掛け合いが売りのユーロビート。すでにジャケあり盤をもっていて、これはジャケなしで中身は同じTSRからリリースされたものでした。何でMegatoneレーベルのジャケに入ってるんだよっ!。B面は“Cutie
pie”。
- PAMALA STANLEY & PAUL PARKER「Stranger(in
a strange land)」12"(1986年) \262
テープでさんざん聴いたIan Anthony Stephensプロデュースのユーロビート。“Stranger(in
a strange land)”は壮大なパラダイスのような雰囲気を持った曲ですが、歌ものとしてとらえるとちょっとノリにくい。B面の“Running
around in circles”は重いビートにPamala
StanleyとPaul
Parkerの息の合った掛け合いヴォーカルを披露してくれています。
- パナシスト「星空のパナシスト」7" (1980年)
\157
テクノポップっぽかったので買いました。パナシストとは「都内某マンションの6畳の一室で生まれ、録音までされた、新しい手作りの音楽の名称」らしい。男女2人のユニットのようで、音は純粋な和製テクノポップで女性ヴォーカルがちょっとコミカルに唄っています。B面は“ダミー・ロボット”。音が面白いのでアルバムがあれば聴いてみたい。
- スマート・ルッキン「ちょっとまって、Make
Love(サマータイム・ランデブー)」7"
(1983年) \157
男2人、女1人のユニットです。メンバーのファッション、文字の色使いがテクノポップ感覚のジャケです。女性ヴォーカルはテクノな歌い方をしているが、音はそれほどでもありません。B面“その気ばらし”のほうはほのぼのとした歌詞の歌ですけどテクノ歌謡になっています。
ヴァージン VS「ロンリー・ローラー」7"
(1981年) \157
テレビ「探偵同盟」の主題歌だそうです。B面は“サブマリン”。ヴァージン VSにはもう懲りました。
7月29日(日)
全日本レコード祭り(ブラザー栄ビル8F)
地方店参加の催事。バーゲン品や大量の7インチを漁っていたら、あっという間に3時間近く過ぎてしまいました。検盤の時にいくらになるか計算したら所持金が足りないことがわかり、カードも使えなかったために泣く泣く10枚ほど戻しました。余計なものを買わなくてかえってよかったかも。疲れたけど、内容的には満足のいくものです。
- 石丸奈津子「私はロボット」7" (1985年)
\504
タイトルがベタすぎたのであまり期待せずに買いました。石丸奈津子の声はYOUのような感じ。ヴォコーダーの声も出てきますが、テクノ歌謡度は申し訳程度です。ちなみに編曲は鷺巣詩郎。B面“待ちぼうけFor
Ever”はバラード。
- 河合夕子「不眠症候群」LP (1983年) 2枚で\2100円
何者かよく知らないけど、ジャケのイラストとタイトルにテクノの匂いがしたので購入。全曲作曲河合夕子、編曲水谷公生。“不眠症候群”の中間部でのインストはULTRAVOXの“Hymn”にちょっと似た感じ。テクノな雰囲気はこれくらい。特にいい曲もなし。
- 松本典子「Bellflower」Picture LP (1985年)
2枚で\2100円
5曲入りのピクチャー盤。毒にも薬にもならない適度にポップなアイドル歌謡。もうちょっと楽しめると思ったのに。
- MELON「Do the pithekan」12" (1985年)
\315
ジーンズに乳丸だしの女の子がジャケだが、全然うれしくない。オランダ盤だけど日本のMELONで、“Do
the pithekan”は演ってる方は楽しそうな曲としか言えません。B面“Pure
innocence-Trance dance international”の途中にはスネークマン・ショーの細かいネタがたくさん出て来ます。
- 太田貴子「ハートブレイク・ミステイク」7"
(1985年) \504
太田貴子という名前やルックスから来るイメージはテクノ歌謡を感じさせるものがあるのですけど、これは普通のアイドル歌謡です。B面は“恋はHurry
up!”。
- ピンクタンク「エレクトリック・シンデレラ」LP
(1984年) 2枚で\1050円
BUGGLEさんに聴かせていただいた“未来仕掛けのBABY
POP”が気に入っていたバンド。女性ヴォーカルでバックが男性2人のピュアなテクノポップ・ユニットで、このアルバムでは越美晴が4曲に絡んでいます。オビたたきは「午前0時のカフェバー・サウンド」ですが、ポップな曲に近未来的かつかわいい歌詞で、イメージとしては子供番組に使われているようなテクノ歌謡といった感じ。大人っぽいという意味ではなくオシャレということが言いたくて「午前0時のカフェバー」という表現を使ったのでしょう。しかし、「日本で初のスーパー・アイドル・ダンス・バンド登場!」という文句は間違いですね。そんな揚げ足をとってばかりいないで、いいアルバムなので素直に楽しみましょう。
- ROBEY「Robey」LP (1985年) 2枚で\1050円
テープでしか持ってなくて、ずっと欲しかったダンス・ポップ・ヴォーカリストROBEYの“One
night in Bangkok”を含むアルバム。とっくにCD化されていて簡単に手に入りますが、少しでも安くってんで結局中古LPで買いました。ミキシング&プロダクション・コンポーザーにShep
Pettiboneの名前があります。A-1の“Turn
my
head”は同郷カナダのハード・ポップ・バンドHONEYMOON
SUITEのカヴァーで、はじけまくっているROBEYヴァージョンの方が好きです。今まで気付かなかったけど、“One
night in Bangkok”は12インチと同じヴァージョンのようです。ポップスの延長線上にある楽しいディスコ・ソングが詰まっているのでお薦めです。
- 榊みちこ「スパイラル・ワールド」7"
(1978年)
\399
タイトルがデジタル文字だったので買いました。タイトル曲、B面の“グリーン・サラダ”とも宇崎竜童作曲、萩田光雄編曲です。テクノ歌謡なものはあまり期待できないのは承知の上。「ピロロ
ピロロ」、「ピュー」というシンセ効果音がたまに入る程度の歌謡曲です。
- 富沢聖子「25時の涙」7" (1985年)
\504
ジャケ写の富沢聖子は大人っぽい美人です。タイトルがデジタル文字なので買いましたが、落ち着いた大人の歌謡曲でした。B面“熱帯夜”(作曲林哲司)も似たような感じ。
- 富田靖子「あさき夢みし」LP (1986年) \1344円
戸田誠司のアレンジが好きで聴いている富田靖子なのですけど、このアルバムでは彼の編曲した曲は9曲中2曲だけです。その2曲は“なんて素敵にジャパネスク”(日本テレビ系の同タイトルの番組の主題歌らしい)と“月影のスミレ”という曲で、前者は期待して聴くと面白味に欠ける音に思えるけど、“月影のスミレ”の方は戸田誠司色が強く出た音がぎっしり詰まっていて大満足。5曲の編曲を担当しているきしもとひろしという人のアレンジは、テクノ歌謡ではないものの所々で面白い音が出て来るので聴いていて楽しい。ちょっと個性的なアレンジかもしれません。ちなみに残りの2曲はミッキー吉野が編曲しています。音ではそこそこ楽しめますが、正直言ってこのアルバムには曲自体がいいなと思ったものはありませんでした。このまま終わるとかわいそうなので富田靖子についても少し触れておきましょうか。女優のイメージが強過ぎる彼女、歌の方は相変わらずソツなくこなしているけど、毒か薬のどちらかになるような味がないのがちょっと残念です。
- 山本理沙「小悪魔〜ブラック・ムーンの雫〜」7"
(1986年) \609
A面の“小悪魔〜ブラック・ムーンの雫〜”はちょっと“Firecracker”のメロディが入っていて、気丈に歌っています。B面“雨のモノローグ”はバラード。
というわけで、バーゲン、催事があるとアイドルの7インチ・シングルを漁るので、すごく時間がかかってしまっています。それにしても、ここのところずっとテクノ歌謡獲得率が低いなあ。音で楽しめるテクノ歌謡探しから心を癒してくれるアイドル歌謡探しに目的が変わっちゃってるからしょうがないか。いつまでこんなことやってんでしょうね。だんだん心配になってきました。