PAUL'S RECORD CRAZE DIARY #18 - 21
(ポールのバカ買い日記18〜21回)

ポールって誰だなんて言わないで下さい。ポール・フランクこと荒特派員です。僕も結構レコード買いますが、いゃ、もう凄いです。脱帽です。


(Sorry! Japanese Only)

第21回

<09/02/00 (土)>
 
BUGGLEさんが東京に来ているというので、たけしたさんと3人でレコハン。新宿で待ち合わせ。BUGGLEさんに「テクノ歌謡EX 3、4」というBUGGLEさん編集のコンピCD-R2枚を貰う。以下のシングルは僕が以前大阪で買ったテクノ歌謡シングル、CP-02の「no・no・baby」とのトレード。BUGGLEさん所有のブツを譲っていただく。
とりあえず三鷹へGO。まずは「パレード」へ。暑い。
続いては、「オールディーズ」へ。前回行ったとき「8月下旬まで半額セールやってますんで」と店員さんに言われましたが、9月に入ってもまだ半額セールやってました(^_^)。たけしたさん曰く、「あそこはずっと半額でやってますよね」とのこと。なんなんだ。BUGGLEさんも「ここ、安いね」と喜んでおられた。嬉。
 
続いて吉祥寺へ。回転寿司で昼食をとった後、まずは「ジョージ」から。BUGGLEさんはテクノ歌謡系シングル探しに没頭。微笑ましい光景。僕は野崎沙穂という女性シンガーのアルバムが加藤和彦プロデュース、大貫妙子ら参加で「ちょっと気になるなぁ。買おうかなぁ」と迷った。レンタル落ちで\100だったんだけど(^_^)。たけしたさんの指摘で、早瀬優香子サマの「サルトルで眠れない」もやってることも分かったし(同じ'85年リリースだから競作?)・・・。しかし、バーコードのシールなど3枚も貼ってあるし、よくみたらライナーもない(ヒドイよなぁ)というので却下。美品なら欲しい。BUGGLEさんはBUGGLEさんで、石坂智子なる女性シンガーの「デジタル・ナイト・ララバイ」を買おうかずっと迷ってました。「タイトルはいいんだが」、ということでしたが。ちなみにこの曲、某「ドロボー歌謡曲」という恐ろしいパクリ指摘本があり、それにも載っていて(数年前に渋谷系のパクリ指摘本がありましたね)、ビートルズの「YOU NEVER GIVE YOUR MONEY」のパクリだそうです。P-ヴァインからリリースされたコンピにも収録されてますね。
次は「ココナッツディスク」へ。ここは中古レコ屋としては非常に珍しいくらいキレイで清潔な店。でも全体的にちょっと高い。だからアナログよりもCD狙い。
あまりの暑さで、ここで一休み。「ドトールコーヒー」で休憩。やたら混んでいる。でもアイスカフェオレおいしい。ここで濃いトーク・タイム(^_^)。たけしたさんに以前メールで約束していたニッチものをいただく。涙腺ゆるむ。以下の2枚はたけしたさんは既に持っていたレコで、僕が「欲し〜。でも見つからない〜」と言ってたら、なんとたけしたさんから「見つけたので思わず買ってしまいました。交換要員に出しますが、いかがでしょう」というメールを頂き、ギョギョ、それは欲すい〜ぜひくれ〜と言っていたものなのです。う〜む・・・なぜたけしたさんばかりにニッチものが寄っていくのだ。僕はニッチレコに嫌われてるのかいな。あのSCROUNGERも新宿ユニオンで見つけたというし・・(僕は1日違いで行ったのに無かった)。とりあえずトレードということで、僕は仙台で買ったAIRWAVESの『NEXTSTOP』+\\\\ということで交渉成立。ハッピー。
 
しばらくしてから、「最後の一仕事行きますか」ということで、すぐ近くの「レコファン」へ。ここも渋谷BEAM店ほどではないですが、すごい量。しかしBUGGLEさんがポロッと言った「レコファンて、量が多いのに“当たる”確率低いね」というのには深く納得。時間かけて隅々まで探しても、結局数枚しか欲しいのがないんですね。掘り出し物に出会う確率が低いんです。
ここでもう6時を過ぎてたので、ユニオンに行ってしまうとBUGGLEさんの電車の時間がヤバくなるというので、ひとまずおひらき。3人で新宿まで行って再会を誓い涙のお別れ(少し脚色しております)。たけしたさんと僕は、「ディスクユニオン」へ(^_^)。まだ行くんかいと思われるでしょーが、まずは1F。
続いて4Fへ行ったが収穫ナシ。で、6Fへ。
最後は7F。たいしたものはなかった。ニッチものも無。
<09/03/00 (日)>
 
昨日、駅に行ったときに見たポスターで知った、レコード&CDフェアに行こうと「アトレマルヒロ」へ。最寄りの上福岡駅から2駅。車なら10分、自転車でも30分くらいで行ける距離。結果はまぁまぁでした。昨日BUGGLEさん、たけしたさんに会って初めて知ったレコも数枚発見。

第20回

<08/19/00 (土)>
 
新しく改装して出来た、「ディスクユニオン北浦和中古センター」にて。思っていたより在庫数も多く、今後にも期待。
  • ロキシー・ミュージック 『ロキシー・ミュージック』 ('72/'88)  CD  \1,470
    ・・・これは初めて聴きました。前にも書いた気がしますがロキシーは、『アヴァロン』から聴いたのがマズかったのか、「どこがいいのかワカラン」なバンドだったのですよ。ですが、まぁ「ストレンジ・デイズ」7月号の表紙にもなってるし(^_^)、聴いとこかいと思って購入。前々から「演奏が下手」という噂はありましたが(幸宏氏がよく言ってた)、確かにヘタね〜。「リ・メイク/
    リ・モデル」の最後のジャン♪とか、ヒザから崩れ落ちそうになりましたよ。あと、「2.H.B」のソロとか。リズムとズレまくってる。でもまぁ、なかなか面白いし、いかにもモダンポップ的な'70年代な音は悪くないです。本人たちはマトモに頑張ってやろうとしてるのに、結果出てきた音はなんだか変になっちゃった、という印象を受けました。
  • M 『フェイマス・ラスト・ワーズ』 ('82/'00)  CD  \1,470
    ・・・輸入盤は持ってるんですが、まぁ中古だしいいかな、と思って買っちゃいました。ま、解説と帯目当てということで。解説は、ケナさない、毒吐かないということで有名な(?)山田道成氏。この人の解説って、非常に濃い情報とかもあるんですけど、すごく淡々としてるんですよね。本人の、アーティストに対する思い入れというか、熱があまり伝わってこないというか。詳しいのは判るんですけど、ホントにファンなのかいなとか思っちゃうこともしばしば。ま、本盤の解説は、なかなか良いですね。まぁ濃い情報もあったし。それにしても、「'99年になって、ロビン・スコットがMを再生し、ツアーのためのリハーサルを行ってる」、というのはホントかいな。今年52歳だっつーのに大丈夫なのかね。それはともかく。このアルバム、みなさんどうですか? 入手困難だったので期待が大きすぎたのか、僕はいまいちピンと来なかったんですけど・・・。いい曲もあるんですけどね。リアルタイムで聴いてたらまた違ったのかな。僕にとっては『オフィシャル・シークレッツ』がマイ・フェイヴァリット・テクノのベスト5に入るくらい好きなんですけどね。
  • タンジェリン・ドリーム 『ポーランド(ザ・ワルシャワ・コンサート)』 ('84/'87)  CD  \2,730
    ・・・タイトル通りのライヴ盤。これは当時、いきなりアルファから国内発売された4枚のCDのうちのひとつ。当時は日本盤LPは出ませんでした。LPは2枚組で全4曲収録だそうですが、CDは時間の関係上1曲カットした全3曲。しかも、ライヴだというのに2曲目がフェード・アウトというのはちょっと困りモノ。'83年のライヴということで、『ロゴス』あたりに近い感じですね。しかし歓声がスゴイねぇ。ポーランドではそんなに人気あったのか(^_^)。
  • タンジェリン・ドリーム 『ル・パーク』 ('85)  CD  \2,730
    ・・・これはLPで持ってますが、アルファ盤のCDはあまり見かけないので購入。タイトル通り、公園をテーマにした9曲を収録。たとえば、ニューヨークの「セントラル・パーク」という曲があったり、ロンドンの「ハイド・パーク」という曲があったり。日本の「ゼン・ガーデン(竜安寺石庭)」なんて曲もありますが、シンセで琴や鼓、雨の音などを出してて、あまりに安直。しかし、ライナーの方の英題「RYUANJI TEMPLE KYOTO」って、“RYUANJI”じゃなくて“RYOANJI”でしょ。ま、アルバム全体としては『EXIT』あたりを思わせる感じです。ミュージック・マガジンでは、10点満点で2点という高得点でした(^_^)。CDの解説は、こちらもM同様、山田道成氏。「しばらくドライブに行く時に必ず聴こうと決めている」って、ホ〜ン〜ト〜か〜?
  • OILY RAGS 『OILY RAGS Featuring Chas Hodges,Dave Peacock,Gerry Hogan,Ian Wallace』  ('84)  LP  \1,470
    ・・・「ストレンジ・デイズ」No.4、112ページでアルバムが紹介されていたコンビの、これはベスト盤。文中でも「ベスト盤がやたらと出ている人気コンビ」と書かれています。やたらと出ているというわりには、まったく聞いたことのない名前でした(^_^)。このベスト盤のジャケも、「ストレンジ・デイズ」で紹介されていたアルバムのジャケ写をもとにしてあります。内容は、カントリー、スワンプなどなど、このHPには全くふさわしくないサウンドでギッシリ(^_^)。ワタクシも、ハッキリ言って苦手であります。ニッチで紹介でもされなかったら、一生聴くことのなかったであろうレコ。B面最後まで聴きとおすことが出来た自分をほめてあげたい。
  • KATE & ANNA MCGARRIGLE 『FRENCH RECORD』  ('81)  LP  \1,680
    ・・・「ストレンジ・デイズ」No.5、169ページ参照。同ページでは'84年発表となってますが、レーベルを見たら1981と書かれておりました。しかし裏ジャケには「Recorded in 1978」などと書かれており、リリースまで随分開いてしまったみたいですね。内容は非常に完成度の高い、トラッド色強いフォーク・アルバムで、マンドリンやバンジョー、バグパイプ、アコーディオン(ジャケでも持ってますね)などの楽器が多用されております。全編に渡り分厚いハーモニーが特徴なんですが、B@ではブルガリアン・ヴォイスを意識したと思しきハーモニーが聴かれます。ポップな曲調と相俟って、ヴァルティナのアルバムに入っててもおかしくないような素晴らしい曲です。ジャケに写る二人の地味〜な服装と、幸薄そうなルックスを見てなかなか聴く気になれなかったんですが、これは良い出来ですよ。けっこうな数のアルバムをリリースしてるようで、1stならば、たしか二年前に日本盤CDが出てたと思います。現在でも活躍中とかで、去年ぐらいにもアルバムをリリースしていた様子。しぶとい。
  • BRUCE WOOLEY & THE CAMERA CLUB 『BRUCE WOOLEY & THE CAMERA CLUB』 ('79)  LP  \840
    ・・・ニッチ本の148ページ参照。と言うよりは「ストレンジ・デイズ」No.3の97ページ参照と言った方が正しいでしょう。これはアメリカ盤のジャケの方です。ニッチ本の方のジャケの日本盤は持ってるんですが、ジャケ違いということで再購入。なぜか3枚も置いてありました。レア度は低いのかな。よく見たらB面レーベルのトコには「$5.50」のシールが(^_^)。そんなもんなんですね。まぁCDにもなりましたし。たしかにテクノポップやニューウェイヴというよりパワーポップ寄りですね。最初は「アレンジがつまらん。バグルズとは比べもんにならんな」と思ってなかなか好きになれなかったですね、これは。まぁ今は聴けますけど。でも・・・やっぱりバグルズと比べるとちょっと、ね。ソングライターとしてはいいと思いますが。ボーカルはタイトル曲とか、ちょっとデヴィッド・バーンを思わせる部分もアリ。「GET AWAY WILLIAM」が一番好きだな。この人、グレイス・ジョーンズのアルバムにけっこう関わってましたよね。
  • JOHN AND BEVERLY MARTIN 『STORMBRINGER』  ('69)  LP  \2,100
    ・・・ニッチ本の126ページ、あるいは「ストレンジ・デイズ」6月号の112ページを参照。第14回分でも取り上げたJOHN MARTYNが、奥さんのBEVERLYと共同制作したアルバム。夫婦のアルバムとはいえ、ほとんどソロのオムニバスといった趣きで、中盤までなかなか1曲の中で二人の声が同時に出てくる箇所が出てこないというのが意外。まぁフォークなんであまり書くこともないんですが(^_^)、前10曲中、BEVERLYが書いてる4曲の方がなかなか良いんですな。ちょっと二ール・ヤングっぽい「Sweet Honesty」がけっこういい。ちょっとファンキーな感じのフォークです。しかしこのLP、ジャケの紙質が12インチ並にペラペラ。重厚感がないですな。
 
<08/26/00 (土)>
 
先日、yahoo!オークションにて落札したCDが到着。出品してた人は同じ人ではないんですが、両方早瀬優香子サマもの。
  • 早瀬 優香子 『ポリエステル』 ('87)  CD  \3,200
    ・・・早瀬優香子サマのCDはいくら探してもなかなか見当たらないので、こりゃオークションしかないべさと思い、ついに落札。帯ナシのは結構出品されてるんですが、じっくり待ってた甲斐がありました。帯付き美品。うれちや〜。これは、サウンド・プロデュースを戸田誠司氏が担当したアルバム。実はLPでは持ってるんですけど、「椿姫の夏」のシングル・ヴァージョンが追加されているCDは持っていたかったわけで(ショーケン)。やっぱりいいアルバムです。参加ミュージシャンはキーボードに福原まり女史、ベースが中原信雄氏、ギターが今は亡き塚原嗣人氏、サックスが矢口博康氏、シンセ・オペレーターが藤井丈司氏などと、かなりムムッとくる人選。好きな曲は、高音部になるとやたら可愛らしい「島での出来事」、聴く度に好きになる「夕方前にはお部屋にいること」、イントロのアレンジからして“狙ってるな”と思わせる「唇の不一致」とかかな。
    あ、あとBBSにも書きましたが、これが優香子サマの最近の写真です。衝撃。
  • 早瀬 優香子 『薔薇のしっぽ』 ('89)  CD  \4,200
    ・・・こちらは'89年のアルバムで、今回が聴くのは初めて。ジャケ写では、ほぼすっぴんに近いと思われる優香子サマの、そばかすいっぱいのお顔にちょっとビックリ。ずいぶん思いきりましたなや。本作は、またしても方向転換という感じで、オルケスタ・デラ・ルスのカルロス菅野のプロデュースによってラテン・フレーバー濃厚な作品となっております。ですが、ラテンとはいえ一向に“熱く”にならないのが優香子サマらしいところ(^_^)。キャシー・クラレのカバーや、ヴァネッサ・パラディもやってたという「マリリン&ジョンの微笑」などを収録。ですが、「永遠のサバンナ」とタイトル曲の2曲を優香子サマ本人が書いてて、これがすごくい〜いメロディーなんですよ。驚きましたワ。『水と土』でも「Penifa」というなんとも可愛らしい名曲を書いてましたし、ソングライターとしても注目すべしです。ところで、このアルバムのスタッフ陣、先のカルロス菅野氏をはじめ、前野康明・米光亮氏らは、アンナ・バナナというハーフのモデル系美人シンガー(僕、大好きでした)の2nd『シン・セラ』でも制作に携わりましたが、優香子サマと違ってコチラはイメージ通りの“熱い”ラテン歌謡ぶりを展開しておりました(^_^)。きしくも同じシックスティ・レコードからの発売、ということでありました、とさ。どんどん。ぱふぱふ♪
<08/27/00 (日)>
 
「ディスクユニオン北浦和店・中古センター」にて。
  • ケンイシイ 『フラットスピン』 ('00)  CD  \3,058
    ・・・待望の新作。踊る織田裕二主演の映画「WHITEOUT」の音楽を担当する、という話を聞いてたので、てっきり全編サントラのアルバムになんのかなと思ってたら1曲だけだったんですね。その「ICEBLINK」はなかなかカッコイイ好トラック。「GRAB IT ATTACK IT」は、ちょっと再生YMOの「CHANCE」を思わせるシンセ音が出てきます。「INFRANGIBLE」は一番好きな曲。こういう“ちょっと変”な音を使ってるのが好き。インパクトありますね。ですが、アルバム全体としてはちょっとインパクト不足かな〜。いまだに『スリーピング・マッドネス』はすごく好きなんですけどね〜。今まであった“初回限定”とかの特典もなくなっちゃったし、なんか残念。後々には「過度期の作品」とか言われることになるんじゃないかな。雑誌での評判もいいし期待してたんだけど、あまりガツンとこなかった。
  • ザ・ブルー・ナイル 『ピース・アット・ラスト』 ('96)  CD  \598
    ・・・7年ぶりの3rdアルバムで、現在のところこれが最新作という寡作のバンド。以前と比べるとかなり音が洗練されてきてるという感じで、アコースティック・ギターをメインに据えており、録音もすごくいいです。シンセの比重が少なくなってしまったのはちょっと寂しいですな。エンジニアのカラム・マルコムはプリファブ・スプラウトの『アンドロメダ・ハイツ』も担当したそうで、たしかに音の質感は似ています。まぁキレイすぎるかなぁとも思いますけど。好きな曲は「センチメンタル・マン」とか「ウォー・イズ・ラヴ」とかかな。悪くはないし、よく出来てるとは思うんですが、もしこのバンドが寡作でなく、2〜3年に1枚、コンスタントにアルバムを出してるバンドだったら、そんなに興味持たないかもなぁ、とか穿った見方もしちゃいますけどね。寡作だからこそ1曲1曲を妙に有難がって聴いてしまうというかね。そんな風潮が感じられますが。個人的にはもう少し引っ掛かりのある音楽の方に、より惹かれます。「お、なんだこれは!?」というようなのが欲しいんですよね。今の自分には、ちょっとノンビリした空気感にノリきれない感じがする。プリファブの『アンドロメダ〜』を聴いた時も同じことを思いました。ブルー・ナイルだったら1st、プリファブは『ヨルダン』と『ラングレー・パーク』の方が好きですね。ということは、カラム・マルコムと僕の相性が悪いのかしら。
  • 3デシリットル 『フロム・スティル・トゥ・ザ・バース』 ('87)  CD  \99
    ・・・「日本のアート・オブ・ノイズ」(うぷぷぷ)、3デシリットルの1st。男1人、女2人の3人組。「テッチー」'87年12月号51ページに記事が載ってますので、所有してる方はご覧あれ。尚、女性のルックスに度肝を抜かされることと思いますので、多少覚悟しといてください(特に右)。まぁ男の方も含め、思いっきり“着せられた”衣装に身を包んでますね。なんか田舎モンっぽいです。音は、AONっぽさも感じられる箇所も、まぁあることはあります。オケヒットを多用してたり、ドンガンドンガンのスネアとか。ですが、ジャズっぽい感じとかラップ(これちょっとダサい)やヒップホップなどが多いです。それにしても、音を詰め込みすぎという感じですなぁ。リバーブもスゴイし。聴いてて疲れます。シングルにもなった「麗しの乙女」は、戸川純嬢もカバーしていたフランソワーズ・アルディの曲、「さよならをおしえて」ソックリなメロディーですね。なお、この曲には江蔵浩一氏がギターで参加しております。タイトル曲の歌声は、なんだかドゥーピーズみたいな幼児声です。この曲の後半のドラマチックな展開はかなり好きですね。東洋的な大陸メロディーで、まぁ既聴感ありますが、いい曲です。このアルバム、LPは持ってるんだけど、あまり聴いた記憶がなかった。
  • 吉野大作&プロスティチュート 『死ぬまで踊りつづけて』 ('81/'90)  CD  \1,296
    ・・・うひー、かっこいー。徳間ジャパンのWAXレーベルから出てたCDで、LPも'81年に徳間から出ていた東京ロッカーズ系のバンド。ですが、キャリアはメンバーそれぞれかなり長いとか。帯には“日本のオルタナティブ・ミュージック史上に残る必聴盤!”と書かれていますが、たしかにオルタナというかフリーキーなロックというか。ザ・ポップ・グループの強い影響のもと、フリクションっぽい感じも足してみました、といったところでしょうかね。吐き捨てるような歌い方はちょっとレックっぽいですね。サックスはやはりポップ・グループっぽい。あるいはジョン・ゾーンっぽいというか。ですが、メチャメチャやってるように聴こえて、これがすごく上手いんですよね。相当なもんだと思いますよ、演奏は。疲れますけどね、1枚通して聴くのは(^_^)。この後、吉野大作&後退青年など、色々バンド名を変えつつも、吉野氏は現在も活動中(ストレンジ・デイズ11月号の132ページに和久井光司氏との対談記事アリ)。一時期ポルノ映画の音楽も担当した、っつーのを聞いてビックリした記憶があります(^_^)。余談ですが、僕が高校の頃に友人宅で見たエロビデオ(書店で売ってたヤツで、定価\2000ぐらいの安物)のバックで流れてた曲のボーカルが「・・どっかで聞いた声だなぁ・・」と思ってたら、ラストのクレジットのトコで“音楽:きどりっこ”と出てきたときはビビりましたね(^_^)。
  • TRANQUILITY 『SILVER』  ('72)  LP  \1,596
    ・・・「ストレンジ・デイズ」7月号、88ページ参照。こんなバンドの名前もちろん聞いたこともなく、聴くのも今回初めてです。ロックというよりはハーモニーを活かしたポップス寄りのサウンドで、あまりインパクトはないです。そこがニッチと言えばニッチ。「ストレンジ・デイズ」の文中ではギタリストのテリー・シャディックについて“バンド前後の経歴はよくわからないのだが、なかなか良い曲を書く人
    ”などと書かれていますが、この人はSTEVE KIPNERとの共作名義で、オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」を書いた人なんですよ。他にも、どうもこの二人はソングライター・コンビとして活躍してたようで、「名前のない馬」で有名な、アメリカというバンドのアルバム『渚のボーダー』でもコンビで曲を書いてました。余談ですがプロデュースはラス・バラードでしたね。それはともかく、このTRANQUILITYのアルバム、裏ジャケに写るメンバーのルックスについては、あまりコメントする気になれません。
  • CHINA 『CHINA』  ('77)  LP  \598
    ・・・「ストレンジ・デイズ」No.1、104ページ参照。記念すべき第1回ニッチ特集で取り上げられたレコ。エルトン・ジョンのバック・バンドのメンバーを中心に結成された、ということであんまり買う気はしなかったんですが、聴いてみたらこれがなかなか心地良〜いではないですか。ギターよりもピアノ、キーボードを全体的にフィーチャーしたポップ・ロック。いかにもエルトンという感じのもありまますが。曲作りがすごく上手い。キャッチーというんでしょうか。多分にメロー過ぎるキライもありますが、まぁニッチものの中ではいい方です。あまりにもヒネリのないハード・ロックよりはこっちの方が耳あたりが良く、好み。ACはシタールをフィーチャーしたインストで、アルバム中では異色の作。あと、ジェームス・ニュートン・ハワードというメンバーの担当楽器クレジットには“Oberheim polyphonic synthesizer”なんてのがあり、実際は味付け程度ですが所々でムニョ〜ン♪というシンセ音が出てきてオッと思わせられます。しかし、「ストレンジ・デイズ」で見た時は分かんなかったけどこのジャケ、レコ盤そのものをジャケ写に使用してて、レコードの盤面にツヤというか光沢があるでしょ? そこにメンバーの顔がボヤ〜ッと浮かんでるんですよ。これ、マジで心霊写真みたいで気持ちわるいよ〜。
 
<08/30/00 (水)>
 
yahoo!オークションにて落札したものが到着。落札した値段に関しては、何も訊かないでください(^_^)。
  • タケカワ ユキヒデ 『ハロー/グッド・ナイト』 ('87)  CD  \12,000
    ・・・'87年にLPと同発でCDも出て、それ以来1回も再発してないアルバム。かつてソロとして発表した曲やゴダイゴの1stに収められた「憩いのひと時」、中森明菜に提供した「ソリチュード」などを新たにアレンジし直して再録したセルフ・カバー集+新曲(「I Believe in Music」は'83年頃にゴダイゴのライヴでも演ってた曲で、レコード化が望まれてた曲らしい。STUDIO-Gからの情報)という構成。タケのソロって、他のは、たとえば『泥棒日記』は今聴くと打ち込みが非常にショボかったり、マイアミ・サウンド・マシーンのメンバーを迎えた『予感』みたいな、明らかに失敗作としか言えないようなのがあったり、『ガンダーラ伝説』なんていうトホホ〜な企画のものがあったりと、ファンとしては煮え切らないアルバムが多い人なんですがコレは別。中西俊博・深町純・周防義和や本人による実によく練られたアレンジで、打ち込みを極力抑え、ストリングスやピアノを多用した、流麗でゴージャスなアコースティック・バンドサウンドが聴ける名作なんです。こういうので全曲新曲のアルバムを〜、と願ってるファンは割りと多いはず。ともかく、いいアルバムです。メロディーメーカーとしての才が光ってます。実はこれ、LPの方はちょっと前に原宿ラフォーレでやってた中古セールで\300で買ったんですよ(^_^)
    。40倍か・・・。
<09/01/00 (金)>
 
悪名高きhmv.co.jp.で注文していたDVDが届く。ちなみに注文した日は22日。
  • BJORK 『VOLUMEN』  ('98)  DVD  \3,034
    ・・・これはビデオでは持ってました。いつDVD化してくれるのかと思って待ってたんですが、輸入DVDは出てたんですね。で、もちろんリージョンコード云々の問題があって「どうせ見れないんだよなー」と思って買わずにいたんです。が。某BBSで「映画はムリなのが多いが、音楽関係の輸入DVDは大体は見れる」とか「DVD-ROM機能のついてるパソコンなら輸入DVDも見れる」という情報があったので気になってたんですね。で、しばらくしたらこのビョークのDVDがyahoo!オークションで出品されてて、「リージョンコード1とあるものの、日本のDVDプレーヤーで見れました」とかなんとか書いてあったので、「ホンマかいな」とは思いつつ買っちゃいました。オークションのはちょっと高かったのでやめて、CD NOWは輸入DVDは買えないみたいなので仕方なく(^_^)、悪名高きHMVのHPで注文しました。不安な気持ちでDVDを再生したところ、・・・見れました(^_^)。なんなんだ、リージョンコードって。今まで輸入モノ買わずに損した。これからは輸入DVDもチェックだ。チェケラ〜。で、とりあえず内容はビデオのと同じです。一番好きなのは何と言っても「It's Oh So Quiet」。曲からイメージされる通りの映像で、何度見てもホントに楽しい。特に最後の全員で道に出て踊るシーンは感動モノ。空中高く上がったビョークが「シーッ」っていうラストのトコで右上にチラッと写る、お店の2階の人たちもちゃんと両手上げてるのがオモロイ(^_^)。全然写ってなくてもちゃんと踊ってたのね。このビデオがミュージカル映画の伏線になったのかな。他も「Bachelorette」とか、書き割りのセットがニセモノっぽい世界を作っていて、その独特な感じが何ともおもしろい。曲としては大好きな「Hyperballad」は、ビデオはイマイチ。曲を聴いたときはもの凄い感動したのに(特に後半の盛り上がりは涙腺ゆるむ)、ビデオ見たときは、なんか「あれ〜」と、かなり肩透かしでしたね。映像そのものはいいんだけど、曲の良さに負けてる気がする。あと「Violently happy」は2回見る気になれないツマらなさ。こういう、据え置きのカメラの前で撮影したビデオってすごく多い。このビデオの監督はアイデアが貧困。とはいえ、顔をクシャクシャにして子供のように歌うビョークが、全編とにかくキュートです。♪愛ちゃんに賛成〜♪
以上、今回は少なめですが、次回はBUGGLEさん&たけしたさんと「3バカ買いトリオ」で三鷹・吉祥寺を徘徊した為、かなりの量になってしまってるので、今回はこれにて勘弁。
 

第19回

<08/14/00 (月)>  仙台編パートU。

翌日、ふたたび「パラダイスレコード仙台3号店」へ。昨日チェックしてなかったトコも隈なく探す。

続いて、「グレートミュージック中央本店」へ。ここはとにかく強力。かなり広く、品揃えもものすごく豊富。ココは要チェックです。超オススメ。
とにかく、ここは大量でした。この時点でもう満腹。他も「ベターデイズ」(ココはハズレでした)、「サウンド・ユー」などにも行ったんですが、特に収穫ナシでした。で、4時ごろに仙台駅を去りました。各駅停車の新幹線だったのでまぁ時間はかかりましたが、帰りもガラガラでした。さらば仙台〜♪。もう当分来ないと思うけどね〜(^_^)。しかし里帰りでも観光でもなく、夏休みに仙台に来る人なんて他にいるんかいな(^_^)。
 
<08/16/00 (水)>
 
「ディスクユニオン淵野辺店」が移転改装のため、閉店セールだとか。早速行ってきました。ココは'97年から行き始めて、かなりお世話になりました。ですので移転改装はちょっと悲しい。広いし値段も安いし、移転改装なんてする必要なかろーに。
 
続いて隣の「ディスクユニオン淵野辺1号店」で。
その後、町田の「オスカー」に行ったものの、水曜定休だったんですね〜。残念。しょうがないので、菊名駅で東急東横線に乗り換えて、東白楽駅の「サウンド・フィードバック東白楽店」へ。ここは実に2年ぶり。なかなか充実した品揃えのレコ屋。状態もキレイなものが多いです。1時間以上隅々までじっくり見ました。買ったらレジで店員さんにチラシをもらい、「ココにもレコード屋ありますのでヨロシク」と、白楽方面のレコ屋も紹介された。一発で「カモ」だと思われたか(^_^)。ま、ありがたいお知らせなんですが。・・・行きますけどね、もちろん(^_^)。
その後、渋谷まで行って「TOWER RECORDS」へ。早速、定番の5F電子音楽コーナーへ。相変わらず色々と音響派系の新譜が出ていますな。何回行ってもワクワクしますわ、ここは。チョコッと試聴で聴いたりしたものの、あまりピンとくるのがなかったな。ホット・バターの2in1CDがありましたが(ポップコーン、マナマナ入り)、LPは持ってるのでまた次回。で、ウロウロしてたら50%OFFセールCDの箱がありました。そこから3枚GET。こーゆーのはウレシ。
4Fにて。
最後は、LP袋を買いに「バナナレコード渋谷店」へ。ついでに、前から買おう買おうと思ってたCDを発見。
で、家に帰ったら、6月頃に注文していたCDがようやく到着していた。

第18回

前回<07/29/00 (土)>の、つづき。
 
そして自由が丘を出て渋谷へ戻り、井の頭線で下北沢へ行って、小田急線に乗り換えて経堂駅へ。ココ経堂は、バカ買い第1回で行った所です。約5ヶ月ぶり。とりあえず「ホームランレコード」へ。・・・がしかし、以前の場所へ行ったらシャッターが下りていて「移転しました」の張り紙が。ありゃりゃ、と思ったものの移転先はすぐ近く。歩いて2、3分ぐらいでした。以前は狭かったんですけど、だいぶ広く、清潔な感じになりました。ただ、店員の無愛想な感じは変わってなかったな(^_^)。
  • パイロット 『パイロット』 ('74)  LP  \2,500
    ・・・実はこれ、CDもLPも持ってなかったんです。友人から借りて、テープ、そしてMDにダビングして聴いてたのです。僕が高校の頃('80年代中期)、「POP IND'S」を買って友人に貸してたりしてて、それでパイロットに興味を持った友人が買ったんです。その当時の僕はYMO周辺かテクノポップばかり頑なに聴いてて、普通のロックやポップスには興味なかったんです。ですが、友人宅でこのアルバム聴いたらすごく良かったんで、一気にMODERN POP系やテクノ以外のモノにも手を出すことになったわけです。このパイロットの1stで僕が最初に気に入ったのは「幸せを求めて」と「月への想い」の2曲。前者はすごく悲しいメロディーの曲。サビのハイトーン・ヴォーカルと、間奏のフルート、そして後半の転調には何度聴いてもグッときます。後者はいわゆる♪ブンチャ、ブンチャ♪のリズムの曲。サビのメロディーがどんどん展開していくので、最初聴いたときは、オオッ!と思いましたね〜。全体の曲構成とか、ゴダイゴのアルバム『OUR DECADE』収録の「トライ・トゥ・ウェイク・アップ・トゥ・ア・モーニング」とすごく共通するものがありますね。わりと静かに始まって、サビ部分で♪ブンチャ♪のりズムで一気に盛り上がるという。ミッキー氏は参考にしたんじゃないでしょか。タケと二人で「この曲はパイロットでいこーよ」とか言ってたりしたのかな。ま、もとはビートルズなんでしょうけど(^_^)。僕、ビートルズ持ってないのでよく分かりませんが。他も「ラヴリー・レディ」とかも大好き。なごみます。しかしこのLP、帯がデカすぎ。ジャケの3分の1が隠れちゃってるもん。コックニー・レベルとかもそうだったけど、東芝EMIは帯がデカかったのね。まぁそれがいいんですが(^_^)。ともかく、パイロットはどれも傑作。オススメ。
  • スモーキー 『黄昏の裏通り』 ('77)  LP  \1,500・・・ニッチ・バンドとして有名なスモーキーの、ベスト盤『ブラッドフォードの若武者』を挟んで通産5枚目となるアルバム。原題は『Black Lights & Back Alley』。以前紹介した、レゲエ調のシングル「明日に賭けよう」を冒頭に持ってきてます。プロデュースはマイク・チャップマンで、チン&チャップマンが数曲提供しております。全体的には地味というか、渋めというか。思ってたよりも骨っぽい音を出すバンドですね。だからと言って、決して骨太ロックではないんですが(なんなんだ)。ルックスから想像されるような、軽〜いアイドル風ロックではありません。A3の「サンシャイン・アベニュー」は、「オー、シャンゼリゼ」に似てます。しかしこのバンド、5人編成になったものの現在も活動してるとは知らなかった。しぶとい。
  • トーキング・ヘッズ 『モア・ソングス〜トーキング・ヘッズ・セカンド』 ('78)  LP  \1,500
    ・・・トーキング・ヘッズって、いまひとつのめり込めない。テクノポップではないし、一応パンク〜ニューウェイヴ系に入るのかな。どうも捉え所のないバンドですね。最初に聴いたのが『リメイン・イン・ライト』だったっつーのがいけなかったのかな(^_^)。そんな感じで、このアルバムも大して期待してなかったんですが、1曲目からカッコイーではないの。行進曲系というのでしょーか、アタマ打ちリズムのかっこいい曲。この「天使をありがとう」はシングルにもなってましたね。あと、2曲目の「ウィズ・アワ・ラブ」のちょっとハズしたようなリフもいいなぁ。あとBAの「恋なんてもんじゃない」もA@同様アタマうちのリズムで、やたらカッコイイ曲。ギターのチャカチャカした感じとかすごく好き。後半盛り上がるなぁ。ちなみに原題は「I'm Not In Love」といいます。ブライアン・フェリーもやってたアル・グリーンのカバー曲「テイク・ミー・トゥ・ザ・リバー」もいい感じ。このアルバム、個人的にはヘッズのアルバムの中で一番いいな。ギクシャクしたリズム(ケイレン・ビート?)が炸裂。
  • ムーンライダーズ 『ヌーベル・バーグ』 ('78)  LP  \1,500
    ・・・いいアルバムだなぁ。これ、MODERN POP系の音ですよ。当時、鈴木慶一氏はニューミュージック・マガジン誌でCAFE JACQUESを大プッシュしてたんですが、かなりあの辺に近い音です。細野さんがスティール・ドラムで参加してる「いとこ同士」はベスト盤で聴いてて、ずっと好きだった曲。松武秀樹氏を呼んでMC-8にシーケンス・フレーズをプログラムして、それが2日もかかったという話は必ず出てきますね。今だったら20分もかかんないような感じだけど(^_^)。あと「ジャブ・アップ・ファミリー」も好きだなぁ。これ、以前渋谷ディスクユニオンの開店記念イベントのテクノポップ・パーティーでビデオ見ました。裏ビデオ並みの画像でした(^_^)。「マイ・ネーム・イズ・ジャック」はカバーなんだけど、一瞬10ccの「世界征服」っぽいトコが出てきますね。他もいい曲が多いんですが、一番いいなぁと思うのは全体の音質。'70年代後半のこの感じ、今では出せないんだろーなー。
  • バウワウ、E・プロジェクト 『組曲Xボンバー』 ('80)  \2,500
    ・・・平沢進、下積み時代のお仕事盤。人形劇のサントラです。平沢氏参加はB1、2の2曲のみ。両方ともシンセ・インストもので、いかにも劇伴という感じ。トミタ系です。B@は後半に3連のリズムがでてきて、平沢氏としては珍しい。BAも、特にどーってことない曲。ほか、E-プロジェクトのお二人が1曲ずつ担当。共に宇宙的シンセ・サウンド。で、他はバウワウというハード・ロック・バンドによる歌とインスト。ギターがキュインキュインいってます。・・・ツマラン・・・。まぁバウワウのファンにしてみりゃ「なんだこのシンセの曲は。こんなのいらねぇぜ」という感じだと思いますが(^_^)。ちなみにこれが全曲リスト
  • リーマンズ 「リーマン革命」 ('88)  7"  \100
    ・・・パール兄弟のバックダンサー達による、企画盤シングル。加藤賢崇氏やラッキィ池田氏などがメンバーにいます。パル兄のビデオにも随分出演してましたね。作詞はサエキ氏、曲は窪田晴男氏という、パル兄でやってもいいようなパルヲ流ファンク節炸裂の強力な1曲。企画盤の粋を超えてます。たしかパル兄のベスト盤CDにも収録されていたはずですね。あ、『テクノ歌謡ポリドール編』にも収録されてましたね。ですから音を聴くのは容易ですね。B面はカラオケ。とりあえず、それじゃそういうことで。
  • マナ 「イエロー・マジック・カーニバル」 ('79)  7"  \800
    ・・・名曲。アルバムのと違って、こちらは鈴木茂氏による全く違うシングル用アレンジ。イントロでごーぢゃすなストリングスが聴こえてきたときは「B面かけちゃったかな」と思ったほど違います。こちらもいいんですけど、アルバム・ヴァージョンの方が耳馴染みがあるという感じですね。B面は、アルバムにも入っていた浜口庫之助作詩・作曲、今井裕&MAX編曲の「椰子の木陰で」。
  • 山田 邦子 「哲学しよう」 ('82)  7"  \800
    ・・・テクノ歌謡にも収録された、細野さん作曲のメチャメチャかっこいいテクノ・ファンク。教授も「カッコいいなぁ」と思ったそうです。このシングルは編集ヴァージョンになっていて、冒頭と中盤に出てくる、ベース+「おーっほっほっほっ」という笑い声の部分がカットされています。同曲収録のアルバム『贅沢者』がリリースされた当時、教授のサウンドストリートに邦ちゃんがゲストで出てきて、細野さんのコトなど色々と話してました。悪口も言ってました(^_^)。教授は幸宏氏の悪口を言ってましたね(^_^)。興味のある方は、ココを見てくださいねん。
  • 藍 ともこ 「ロック・トゥ・ザ・ミュージック」 ('83)  7"  \600
    ・・・タケカワユキヒデのソロ・シングルとして発表した同曲は、「テクノ歌謡マニアクス」でも紹介されていたジャン・ケン・ポー(アイ高野在籍)なども取り上げ、競作として盛り上げようと、誰かが画策してたような、そういう曲なんです。・・・しかし、その企画を持ち上げた「誰か」の思惑とは裏腹に、誰のヴァージョンも全くヒットもしないまま消え去ってしまったというわけです。ハッキリ言って原曲もそんなにいい曲だとは思わないし、タケにしてはなんか無理がある曲調だし、ミッキー氏のアレンジもなんか無理矢理かっこ良くしようとしてる気がして、なんか空回りな感じなんですよね。おそらく“ナウくてカッコいいダンス・ビートの曲を”というような曲を期待されてたと思うんですよ。タイトルもそうだし、詞も♪Rock to the Music/Move to the Beat/Danc to the Night/When the Music is Right♪とか、踊らせようと必死な感じがして鬱陶しいのよ。んで、この藍ともこという人は聞いたことのない名前ですが、曲名からして“もしや・・”と思って買ったら、案の定タケの曲でした。しーかーし。これ、ひど過ぎ!! サビ以外全部「語り」!! 港のヨーコの如し。タケ怒んなかったのかなぁ。これじゃ違う曲だよ。歌詞だってヒドイ。Missオレンジ・ショックにも通じるあばずれ系。「ハンパとナンパは嫌いだね/マジすぎても逃げちゃうよ/口説く気ならOKよ/初めて会ったフリしてさ/なんて名前? 年いくつ? どっから来たの?/はしゃぐっきゃないね」って、ナニこれ(^_^)。やるっきゃないね千倉真理って感じですよ。B面は3連の、演歌テイスト濃厚な歌謡曲。タケの作曲ではない。こりゃあ久々に出会った、超強力な駄盤。ゴミ箱へGO!・・・でもタケ関係だから一応取っとく(^_^)。
他にも経堂には「ファンレコード」や「レコファン」があるので、行く予定だったんですが、すっかり忘れて池袋へ戻っちゃいました(^_^)。ジジイ化してるな。まぁ既に7時回ってたし・・・。で、最後に「ヴァージンメガストア池袋店」へ。
 
  • V.A. 『SALON SOUND ISSUE “TECHNO MUSIC LANDSCAPES”』  ('00)  VHS+Book  \2,100
    ・・・ミュージック・マガジンの8月号の、ディスクユニオンの広告のページで紹介されていたブツ。音響派関係アーティストのインタビューやスタジオなどを撮影したビデオと、同じく音響派アーティストへのインタビューが載っているという小冊子のセット(ビデオとは異なるメンツ)。冊子というか、実際は広げると大きな1枚の紙になるものをたたんでビデオケースに収めてあるというモノ。ビデオはカーステン・二コライ(EMSやオシレーターなど、アナログな機材が)、クリストフ・シャルル(日本語うまい)、ジム・オルーク(太ったなぁ)、竹村延和(声が小さくてよく聞こえない)、ファット・キャットのデヴィッド・ハウエル(よく喋る人だ)、半野善弘(コムツカシイ言い回しをする人だな)、テーリ・テムリッツ(暗くて顔が見えない)、F.X.ランドミツ(知らない人。でも言ってることは分かりやすくて面白い)、マウス・オン・マーズ(片方がバーッと喋るともう片方は退屈そうね)、Ekkehard Ehlers(何て読むのか分からん。日記の第7回分で取り上げた音響派コンピ『Clicks_+_Cuts』をコンパイルした、ミル・プラトーの人)、オヴァルのマーカス・ポップ(相変わらずぐだぐだと難しい言い回しで喋りまくってます。オヴァルプロセスってソフトが見られるけど、特に大したモノじゃないな)というメンツ。広告を見た限りでは輸入モノかと思ってたんですが、国内生産品です。もちろん日本語字幕付き。ビデオは50分強収録。かなり充実しております。
  • 岡城 千歳 『坂本龍一ピアノ・ワークス』 ('00)  CD  \2,853
    ・・・CDジャーナルの7月号に広告が載っていた、若きピアニスト岡城千歳嬢による、教授のピアノ曲集。以前オトマロ・ルイーズというピアニストによる教授のピアノ曲集というのがありましたが、今後こういうのは色々出てくるんでしょうね。正直、最初は「Energy Flow」のヒットの便乗品としか思えなかったですから。ですが、このCDの魅力は教授が芸大時代に書いた「分散・境界・砂」や、YMO時代に高橋悠治氏のために書いた「ぼく自身のために」なども取り上げていること。これは素晴らしい。感動しました。ぼく、譜面は持ってるんですが難しいんですよ、ホントに。コレが。これは曲自体もすごくいいし、緩急ハッキリしてて気持ち良い演奏です。他はBTTBの曲がかなり多く、例の「Energy〜」もやっていますが、これはテンポを速めて弾いており、ちょっと雑に聴こえます。癒されません(^_^)。でも、「Bachata」は教授のより良かった(^_^)。あと、「東風」も連弾版でやってますが、これは明らかに教授の方が上。Aメロ後半からBメロ部分にかけてリタルダンドして、Bメロのテンポを遅めに変えて弾いてはいるんですが、これは教授ヴァージョンの、終わりに向かって突進するような、前につんのめるようなテンポ感が好みなので、教授に軍配。まぁまったく同じでは意味がないのでアレンジをするのは自由なんですけど。個人的な好みですけどね。次は何をやるんでしょうかね、この人は。 
<07/30/00 (日)>
music.tokyo-city.co.jpで検索し、高円寺の「サークルデリック」という店にあったレコが届く。早い。26日に注文してたのがもう届いた。
  • ALAN VEGA 『OUTLAW〜LIVE IN EUROPE'86』 ('87)  LP  \2,604
    ・・・ALAN VEGAは何かあるかいな〜、と検索していたら、ほとんどが知ってるレコの中でコレだけが聞いたことのないモノだったのです。「生産国=JAPAN」となってるのに驚きました。え、こんな日本盤が出てんのかいな。こりゃ買うべぇと。迷わず注文したわさ。たしかにMADE IN JAPANで、SELFISH RECORDSなるレーベルからの発売。う〜ん、聞いたことないぞ。内容は、ドイツでの'86年のライヴを収録したもの。曲は「Ghost Rider」、「Juke Box Baby(Babe?)」など9曲。音は問題ないですが、歓声があんまり聞こえないですね。メンバーはアランの他、キーボード&マシーン担当のRichard Fantina、ギターのMark Kuchの3人のみ。ドラマーはいなくてリズム・マシーンを使用。バスドラとスネアのみで、ハイハットなしの「ドッ、ダッ、ドッ、ダッ」という実に淡々とした機械的リズムが単調で心地良い。この人の、実にアバウトな感じは好きですねぇ。「Ghost Rider」は、ボーカル部分をちょっとダブっぽく後処理してるようです。
 
<08/10/00 (木)>
 
先日、yahooオークションにて競り落としたCDが到着。ちなみに競争相手はいなかった(^_T)。
  • タケカワユキヒデ 『ソウルブレイダー』 ('92)  CD  \3,200
    ・・・'92年にひっそりとリリースされていたアルバムで、これはゲーム・ミュージックのCDです。裏方仕事のアルバムですね。ですが、たとえば「音楽/タケカワユキヒデ」とかのクレジットではなく、堂々と「タケカワユキヒデ」と、ソロ・アルバムのようにクレジットされてるのがなんともオカシイ。内容は、いかにもゲーム・ミュージック然とした安っちい打ち込み音楽が20曲。正直、タケ節を感じ取れる部分は少なくキツイ。ですが、21曲目に「恋人のいない夜」という、オリジナルの歌モノが1曲入ってるんですよ。「・・これを収録する必然性があんのかな」という感じは拭えませんが(^_^)、ファンとしては非常に嬉しいオマケ。ただ、曲調はゴダイゴのアルバム『フラワー』収録の「ビリーヴ・イン・ラヴ」とか、再結成アルバムに入っていた「ラヴズ・ア・ジャーニー」に非常に似てます。ホントそっくり。ゲーム・ミュージックだからって気を抜いたか?と言っては失礼か。ま、歌声聴けただけでもーけもーけ。そういえば、平沢進氏の「カムイ・ミンタラ」って曲と、小説か何かのイメージ・アルバム『グローリー戦記』に入ってた歌モノの曲も、ほとんど同じでしたね(^_^)。
<08/13/00 (日)>
 
夏休みなので、どっか遠出してレコハンしよー、と決意。色々と迷った挙句、仙台に決定 ! 。ジャ〜ン。お盆なので混んでるかなーと思ったら、新幹線の自由席はガラガラ。僕が乗る前に出たのはギューギューだったけど。各駅停車ってのは割りとすいてたみたい。新幹線で仙台まで行ったあと、JR仙山線に乗り換えて1駅の「東照宮」という駅へ。この仙山線というのは、1時間に1〜2本しかないというローカル線。予めネットで時刻表を調べていったので助かりましたけども。まぁ、でもこの田舎な感じもまたよろしいものです。とりあえず「グレートミュージック宮町店」へ。12時開店だというのに11時半ごろ到着。その辺をブラブラして時間をつぶす。のどかです。で、ようやくシャッターが開いて中へ。全ジャンルまんべんなく、オーソドックスな品揃えのレコ屋。1時間くらい見てましたが、手が真っ黒になりました。
  • 柏原 よしえ 「しあわせ音頭」 ('82)  7"  \315
    ・・・これはキワい。ナイナイ岡村が最初に好きになったアイドル、柏原よしえの元祖・のりピー音頭的企画盤。細野さん作曲、清水信之編曲の、沖縄テイストのテクノ歌謡です。当時これテレビで歌ってたっけなぁ。あんまり記憶にないけど。B面は山口百恵チックなマイナー調歌謡曲。細野さんは無関係。この人の“ついに決心! 大胆ヌード”とかの見出しに反して、実に中途半端な脱ぎっぷりのグラビアは、関根勤の怒りを買っています。気をつけろ、よしえ。しかし個人的には興味ゼロ。♪グッバイ、バイ、バイ♪(皇太子様はファンだった)
  • 藤村 美樹 「夢・恋・人。」 ('83)  7"  \315・・・『テクノ歌謡 徳間ジャパン編』にも収録されていた、元キャンディーズのミキこと藤村美樹の復活シングル。イントロからして、どうしてもウルトラヴォックスを思わずにはいられない雰囲気で興奮モノ。中森明菜「禁区」とかに非常に近い細野歌謡です。B面「春 mon amour」は、細野さん本人はA面のつもりで作ったという、シタールなどが出てくるインド風味の佳曲。メロディー自体は、小池玉緒が歌った「三国志ラヴ・テーマ」あたりに近いですね。
  • ザ・ターゲッツ 「アイ・ライク・ザ・シティー」 ('83)  7"  \420
    ・・・こないだ買ったCDにも入ってるんですが、一応買っときました。どちかというとB面の方が好きな曲だな。でもたまに♪アイライクシ〜ティ♪とか鼻歌で歌っちゃったりしちゃうんだよな(^_^)。う〜ん、しかし中古屋にあるってことは当時買った人がいるってことかいな(^_^)。
  • アグネス・チャン 『不思議の国のアグネス』 ('79)  LP  \840
    ・・・これは探してました。なんと全曲タケカワユキヒデ作曲、ミッキー吉野編曲、演奏はゴダイゴ。英詞は奈良橋陽子、日本語詞は山上路夫という、完全に当時のゴダイゴ人脈で固めた強力な1枚。某ゴダイゴBBSで一時期話題になってたんです。もう、1曲目から思いっきりタケ節が出てきて、も〜まいっちんぐ(マチコ)。AD「I'm Late,I'm Late」はサンバ調で、ゴダイゴでは聴けなかった雰囲気のアレンジ。カーペンターズでこういうの、あったな(^_^)。BB「Someone」は、イントロのストリングスがモロに「プレリュード」してます。これ、いい曲だなぁ。BD「Fly,My Boy,Fly」のイントロはまるで「ナマステ」ではないですか・・・。時期的には逆ですが。伏線ですな。全体的にブリティッシュ調のタケ節が満喫できる、ゴダイゴ・ファンおよび、おもいっきりテレビファンには超オススメ。ほとんどが英詞っていうのもいいやね。タケが歌ったらそのまんまゴダイゴのアルバムになりますよ。時期的に見ても、『OUR DECADE』と直結する感じの音です。ミッキー氏のハモンドとか、もう震えちゃいます。「はるかな旅へ」のイントロを思わせる箇所とか、けっこうあります。ゴダイゴ・ファンは絶対チェケラ〜(FM風)。
  • ハロー 『ハロー・エブリバディ』 ('76)  LP  \1,365
    ・・・これは探してました。ニッチ本、37ページ参照。実は以前千葉方面のレコ屋で見つけたのですが、高かったので諦めた憶えがあります。BCRフォロワー・バンドのひとつで、ライナーも4人のライターが寄稿していますが、みな一様に「ローラーズに続く期待のニュー・グループ」とかそんなのばっかり。BCRってそんなに人気あったんですかね。よく知らないんですよ。スージー・クアトロも名前は一応知ってましたが、どのくらい人気あったか知らなかったので、僕にとってはすごい新鮮だったんですけど、BUGGLEさんに「すごい人気あったよ。メジャーや思うよ。ニッチでもなんでもないよ」と言われて、「へぇ〜」と思ったんですけど。こないだラジオで関根勤が、ある曲がかかって「お、スージー・クアトロみたいだ」と言っててちょっとビックリしたんですけどね。・・え〜、全然ハローについて書いてないな(^_^)。このアルバム、見つかって嬉しいんですけど、ニッチ・ビデオに入っててすごい好きな曲、「ゲームズ・アップ」が入ってなかったよ〜。2ndにも入ってなかったし、シングルだけなのかなぁ。あれ欲しいんだよなぁ。いい曲なんだよぉ。知ってる方、ご一報ください。「テル・ヒム」は2ndにも入ってたけど、やっぱりいい曲。AMラジオっぽい音質がイカす。「シェイキン・オール・オーヴァー」は、なんかGSっぽい曲だなぁと思ったら、ゲス・フーのカバーだったとは。あと、アージェントのラス・バラードが2曲提供しているというのが意外でした。お仕事ですね。
  • ブラマンジェ 『ポップ・ミュージシャンの憂鬱』 ('85)  LP  \1,470
    ・・・3rdアルバム。原題は『BELIEVE YOU ME』。'85年のアルバムというのでちょっとどうかな、と思ってたんですが'85年にしてはわりとエレポップしてます。でも曲そのものがあまりパッとしないのが多いですなぁ。「ホワッツ・ユア・プロブレム」とか「ビリーヴ」、「アザー・アニマルズ」あたりは1st当時のエレポップ・サウンドでなかなかいいんですけど。他はギターなどをフィーチャーしてて、エレポップというにはちょっと中途半端なサウンドの曲もあって、ちょっと印象薄い。嫌いな音ではないですが、やはり1stあたりの方が好みです。しかし、ゴドレイ&クレームが3曲も担当したというプロモ・ビデオはどんなもんだったんだろう。観てみたい。
続いて、仙山線で北仙台まで行って、地下鉄南北線に乗り換えて泉中央駅まで。地下鉄は1時間に十数本出てるので助かります。泉中央を降りたらバカでかいイトーヨーカドーがあり、レコマップの地図通り行くと、「ホントにこんなトコにあんのかいな」という感じのトコで、周りは公園、倉庫、アパート、普通の一軒家など。ガラーンとしてシーンとした場所に、急にポツンとあります。ちょっとギョッとしました。お目当ては「ジェー&ビー泉店」。わりと広く、清潔な店内。品揃えはまんべんなく。最近ヒットしたモノなども多い。でもあまり掘り出し物はなかったな。
  • プラッド 『Not For Threes』  ('97)  CD  \1,260
    ・・・ブラック・ドッグのメンバーだった二人が脱退し、その二人がプラッドと名を改めて制作したアルバム。ブラック・ドッグとかB12とかの、一連の“インテリジェント・テクノ”と言われたアーティストや、WARPの“アーティフイシャル・インテリジェンス”・シリーズは当時けっこうハマッて聴いてたので、思い入れがあります。ブラック・ドッグの『バイツ』なんかは、こないだ久々に聴いたら懐かしさと同時に今聴いても意外とイケるなぁ、という気がしたんです。で、続けて『スパナーズ』を聴いたら、当時かなり好きだったのに結構古くさく聴こえちゃったんですね。思い入れの強いモノほど時間が経つと古くなっちゃうんでしょうか。で、プラッドになってからはどうなってるのかなぁ、とちょっと気になってたところに運良く中古で発見。買ってみました。結論を言うと、さほど変化はないような感じですね。やはりインテリジェントな音。ただ、808ステイトの『ドン・ソラリス』を聴いたときほどのガッカリ感はないな。新味はないけど好きです、これ。2曲目「Kortisin」は、ちょっとYMOっぽいオリエンタルな感じの、琴っぽいシンセ音が印象的。マウス・オン・マーズの『二ウン・ニグン』でもこういうのあったな。4曲目「Myopia」はスティール・ドラムも入ってていい感じ。ちょっとルーク・ヴァイバートあたりがやりそうな音。6曲目「Lat」は二コレットという女性ヴォーカルがゲストで歌ってるんですが、これがモロ『ホモジェニック』のビョーク・サウンド。エイフェックスっぽくもあるガリガリギギギの電子音です。ま、プラッドはビョークのアルバムやツアーに参加してましたからね。いわば本家なんです。で、そのビョークが参加した13曲目「Lilith」は、ビョークのアルバムに入っててもいいような、幻想的な曲。すばらしい。ビョークがすごく個性的なのでかなり目立っちゃってアルバム中ちょっと浮いてますが、アルバム全体としては非常にいい出来です。
  • ディーヴォ 「ピーカブー!」  ('82)  7"  \1,050・・・『オー・ノー! ディーヴォ』からのシングル・カット。A面はアルバム・ヴァージョンと同じですが、B面はアルバム未収録の「ファインド・アウト」という曲。同じくロイ・トーマス・ベイカーのプロデュースで、アルバムに入っててもおかしくない、いかにもディーヴォなかっこいい曲。はき捨てる感じに歌うヴォーカルがちょっと新鮮。終わり方も唐突で良い。
  • パイロット 「マジック」 ('74)  7"  \630
    ・・・これは嬉しい。大ヒット曲の日本盤シングル。B面が「ジャスト・レット・ミー・ビー」という、オリジナル・アルバム未収録曲でした(ベストCDでは聴けます)。心地良いマイナー・コード進行で始まり、サビで一気に爆発するという、パイロットらしい、ちょっと物悲しい感じの佳曲。A面は文句なしの名曲。しかし、もしパイロットが再結成したとしても、こんなハイトーンの歌はもう歌えないかもしれないなぁ。当時でも歌うの大変だったっていうし。余談ですが10ccのエリック・スチュワートもだいぶ声が出なくなってるみたいですね。悲し。しかしこのシングル、メンバーの誤表記がヒドイ。デヴィッド・“ペイトン”がデヴィッド・“ペイント”になってたり、表ジャケはビル・“レイオール”になってるのに文中ではビル・“ライアル”だったり。
  • 一風堂 「ミステリアス・ナイト」 ('80)  7"  \525
    ・・・2nd『REAL』からのシングル・カット。一風堂のシングルはあまり見かけないので嬉しい。僕は残すところ「ラジオ・ファンタジー」と「ふたりのシーズン」の2枚のみ。がんばろ。A面はしつこく言ってますが、プラネッツの「ラインズ」が元ネタ。最近『グーンヒリー・ダウン+スポット』として2in1CD化したので、ぜひ聴き比べしてみてください。あと、LOGIC SYSTEMの「Person to Person」という曲も、この2曲と同じコード進行で出来てる曲です。以前「ミステリアス・ナイト」をシンセでコピーしてた時、途中でLOGIC SYSTEMに変わっちゃったんです(^_^)。でも、3曲ともいい曲なんだよね、とフォロー(^_^)。いや、ホントに。B面は同アルバムB@の「HEIDERBURG SYMPHONY」。 
とりあえず仙台駅に戻り、近くのEBeanSというビルの4Fにある「パラダイスレコード仙台3号店」へ。ここはスゴイ。各ジャンル細かくジャンル分けされていて、NEW WAVEコーナーもあればパブ・ロックなどは別コーナーに分けてある。プログレもある。ROCKコーナーは、ニッチものなど、通向けのモノ多し。定番品(エルトン、ビリジョエ等)は、ちゃんとアーティスト毎にコーナーが作ってあって、助かる。ROCKのコーナーに定番品がまぎれてると疲れちゃうもんね。枚数もとにかく多い。けど店側はいいセレクトしてる。オススメ。
  • VISAGE 『VISAGE』  ('80)  LP  \2,625
    ・・・これ、よくわかんないんですが、5曲入りのミニ・アルバムなんです。アメリカ盤で、ジャケも化粧顔ではなく、バンダナしてて、ちょっと無精ヒゲ生やして色んなクッションに座ってる写真。収録曲はA面に「We Move」、「Frequency 7」、B面に「Blocks On Blocks」、「Fade To Grey」、「Tar」。A面の2曲は、おそらく『The Anvil』のCDにポーナス・トラックとして収録された、Dance Mixの2曲と同じヴァージョンだと思います。「Frequency 7」ってマーティン・ラシェントがプロデュースしたインディーズ時代のシングル「Tar」のB面だったはずなんですが、これは再録したテイクなのかな。いつ作ったんだろ。「Blocks〜」と「Tar」はアルバム・ヴァージョン。「Fade〜」は12インチ・ヴァージョンみたいなんですが、ベスト・アルバム『エレクトリック・ロマンス』に収録されてたのとは、どアタマの“ドチーッ”っていうドラムのフィル・インが入ってないから違うし。あとはほとんど同じなんですけど。なんだか分かんないけどヴィサージって、シングル・テイクとアルバム・テイクで全然違うのとか細かく違うのとか色々ありますね。ミックス違いでシングル・テイクの方が派手で好きなんですけど。邪外さんはこのアルバムについて何か知ってるのかなぁ。
  • ダイヤルM 『フォー・ア・グッド・タイム』 ('84)  LP  \1,050・・・これは今回の仙台レコハン最大の収穫。「モダン・デイ・ラヴ」(激名曲!)が有名なユニットのセカンド・ミニ・アルバムで、たぶん最終作のはず。1st『ダイヤルM』はCDもLPも買って、も〜とにかく大好きで大好きで今でもよく聴くアルバムなんですが、リリースされてることは知っていたこの2ndミニは、現物を見たことがなくずっと探してたんです。ダイヤルMは、とにかくマイケル・キャピタンってぇのがいい曲を書くんですよ。シンプルで、リフっぽい歌メロなんですけど、すごく憶えやすくてカッコイイ。歌はちょっとモタつき気味でヘタなんですが、それがいいんですよ。サウンドも音数少なめで、いかにもあの時代ならではの音。リン・ドラムとシンプルなシンセの装飾と、わりと派手なギターがいい味出してるんです。この2ndミニは、1stよりもちょっと音数が増えていて、女性コーラスなんかも入れてます。アコギなんかも入ったりして。B@「ブレイブ・ウェイ」はちょっとプリンスあたりを思わせるファンク調。BBは1stに収録されていた「イン・ジス・ワールド」のダンス・ヴァージョンということですが、原曲に多少音を足してるだけで、ほとんど大差なし。でも、いい曲なんだよね〜。
  • ALBERT MARCOEUR 『ALBERT MARCOEUR』 ('74)  LP  \1,575
    ・・・「モンド・ミュージック」の211ページに載っていたレコ。「脱楽器」という括りで紹介されていたページで、他にはアメリカン・クラッカーをリズムに用いた「恋はカチカチ」や母体の胎内音のレコードなどを紹介してました。これも一応「脱楽器」ということで、色々やってます。うがいをしてたり(P-MODELにもありましたね)、トンカチを使ってたり(サンプリングではない)。あと、なんだかガラクタみたいな音がいっぱい出てきます。ある意味ノイバウテンと共通した意識があるのでは(音的には全然違うけど)。裏ジャケではドラムセットに、なぜか煙突(というか排水溝みたいなもの)が括りつけられてます。全体的にはフレッド・フリスの『グラヴィティ』あたりを思わせるサウンド。プログレと言っていいのかな。歌はノイエ・ドイッチェ・ヴェレにも通じる脱力系。ただ、ムチャクチャやってるようで演奏・構成はかなりシッカリしてます。よく調べたら、どうやらフランスのパーカッション奏者らしいんですが、どうなんでしょう(確証なし)。プログレだった頃のMARQUEEでも取り上げられてたような気がしますが。
  • AIRWAVES 『NEXTSTOP』  ('79)  LP  \2,310
    ・・・たけしたさんとのトレード用に買っときました。以前もらったメールで「見つけたら買っといてください」とあったので。僕は以前大阪に行ったときに買ったので、内容は第9回を参照。1stのダサ・ジャケとは違い、こちらはヒプノシスがジャケを担当。
ここで、ちょっと疲れてきたのでホテルへ。しかーし。割引価格とはいえ、一泊\4,800という安ホテルを選んだのがまずかった。浴衣、シーツがなんだかアブラくさい。揚げ物とか炒め物をしたあとの服のにほひ。風呂もなんだか汗のスエたようなかほり。枕はペッタンコで枕の役割を果たしてない。しょうがなく二つ折りにして使用。・・・あ゛〜。大阪のときは\6000〜\7000ぐらい出したから、結構いいホテルだったんだけどなー。みなさん、仙台へ行く機会がありましたら、「チ○ンホテル仙台」は避けましょう。ケチらないで、少しでも高くて良いホテルを選びましょーねん。そして、少し休んだあと、再び地下鉄に乗り長町駅へ。「グレートミュージック長町店」を探すが見当たらず。諦めて2駅先の富沢駅近くの「ジェー&ビー南店」までのんびり歩くことにしました。かなりの距離でした。で、その前に途中で偶然みつけた「HARD OFF仙台西多賀店」にて。
 
  • イミテーション 『オリジナル』 ('80)  LP  \819
    ・・・こないだCDになったばかりで、それももちろん買ったんですが、この強烈なマユなしジャケはアナログでも持っていたく、購入。ただね〜、このアルバム、イマイチ曲が良くないんですよね〜・・・。レゲエやスカとか色々やってるのは分かるんですが、今井裕氏や高橋ゲタ夫氏の書く曲がどうも印象薄い。一番いいのがSchroeder Wayneという人の書いた「I'm Gonna Knock On Your Gun」というのもちょっとね(これ、カバーなのかな)。スパイ、チャクラ、ピンナップス、フィルムス、ビジネス、ザ・ノーコメンツなど一連の“業界ニュー・ウェイヴ”と言われたものの中でも「テクノ度」はかなり低いですね(というか、無いと言ってもいいくらい)。まぁ上にあげたバンドの中で、パッと聴いて「テクノ」と言えるのはチャクラとフィルムスぐらいですけど。
  • 郷 ひろみ 『比呂魅卿の犯罪』 ('83)  LP  \504
    ・・・これは持ってるんですが、聴きすぎたのか、ずいぶんくたびれた感じになってしまったので買いなおしました。これ、中古レコ屋で「YMOコーナー」とかに置いてあると高かったりするんですが、単純に「郷ひろみコーナー」で見つければ激安のハズです。買いましょう。それより、シングル・テイクの「美貌の都」を追加してのCD化を望みたいところだが。ソニーにはあまり期待できないですなぁ。「テクノ歌謡」でもソニーはねぇ・・。困ったちゃんですね。
  • PETER BLEGVAD 『KING STRUT & OTHER STORIES』  ('90)  LP  \819
    ・・・スラップ・ハッピーのピーター・ブレグヴァド、4枚目のソロ・アルバム。これ、当時アルファからCDが出てて、ずっと探してるんですがなかなか見つからないですね。でも聴きたかったので、イギリス盤でしたが買っちゃいました。この人、スラップ・ハッピーのバックはファウストが担当していたとか、メンバーのアンソニー・ムーアは実験的なアルバムを出していたりと、どうもこの人のアルバムまでコムツカシイ内容なんじゃなかろかというイメージを持たれてるようですが、ものすごく上質なポップ・アルバムを出してるんですよ。ポップさという点では「ストレンジ・デイズ」No.6のニッチ特集で取り上げられた『THE NAKED SHAKESPEARE』の方がちょっと上という感じですが、こちらはアコースティック寄りで和めるポップ・アルバムです。プロデュースはdb'sのクリス・ステイミーとブレグヴァドとの共同プロデュースで、『THE NAKED〜』もやっていたアンディ・パートリッジは今回2曲のみプロデュース。二人の他、ピノ・パラディノ、アントン・フィア、シド・ストロー、マイケル・ブレアーなどすごいメンバーが参加しております。前半はアコギをメインにしたフォーク調の曲が続きますが、「NOT WEAK ENOUGH」あたりから後半、結構ノリのいい曲が出てきます。マイナー調の「MEANTIME」とかギターのフレーズがパートリッジらしい「KING STRUT(Reprise)」とか、好きだなぁ。「ミュージック・マガジン」誌の'90年のイギリスのロック・アルバムの年間ベストで2位に選ばれたこのアルバム、オススメです。この人のは他のアルバムもいいですよ。
店を出てすぐ曲がったトコに「ジェー&ビー南店」はある、はず、だったのだが。・・・つぶれていました(T_T)。まー夏休みで休業中というよりは諦めがつく。・・と自分に言い聞かせて今日はホテルへ戻ってフテ寝ですzzz(Y_Y)zzzちきしょーせっかく行ったのによー
 
次回は仙台編の続きです。

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