Suicide
Alan Vega / Martin Rev / VVV (Vaino Vaisanen
Vega)
- Country: U. S. (New York)
- Genre: Experimental, Punk, Techno
- Members: Alan Vega, Martin Rev
- Affiliates: VVV (Vaino Vaisanen Vega)
- Connections: Ric Ocasek - The Cars, Ministry, Revolting Cocks, Pan Sonic
- Links: Martin Rev & Suicide (English)
Suicide
- Albums:
- Suicide「スーサイド」 [1977] Red Star [1992] Century [1994] MSI
このアルバムは当時日本盤LPは出てなくて、92年にセンチュリーから『スーサイド』としてCDで出たのが初の国内盤。また、94年にMSIから再発されたものの、現在は共に廃盤。たしか96年頃にRED
STARから出た再発CDには、未発表曲2曲が追加。その後、RESTLESSから2ndとの2in1CDも出ました。これ、ジャケットがほとんど同じ。ただし、裏ジャケにあった2人の写真が表ジャケの方に移ってます。これまた別の未発表曲を収録。少し前、MUTEが再CD化していましたが、2枚組になってました。ライヴか未発表曲か何か追加収録されてるようです。
- 24 Minutes Over Brussels [1978] Live; Bronze
初期のライヴを収録したもののようです。
- Live [1979] Live; Limited; Franki
限定盤。
- Alan Vega Martin Rev Suicide [1980] ZE
レーベルにはSUICIDEとしか書かれてない。カーズのRic
Ocasekがプロデュースしていて、前作より聞き易い。
- Half Alive [1981] Live+Demo; Roir [1993] Meldac
これは元はカセットで、ライヴとスタジオ・デモ・テイクを収録。実はこれが初めて聴いたスーサイドのCDでした。僕が高校の頃。「世の中には色んな音楽があるなぁ」と思いました。
- Ghost Riders [1986] Live; Roir [1993] Meldac
同じくカセットで発売。81年の、スーサイド結成10周年記念ライヴ。現在はまたジャケットを変えた輸入盤をよく見かけます。
- A Way Of Life [1988] Wax Trax
レーベルからして、ありがちな感じですね。
- Y B Blue [1992] Break Out
プロデュースはRic Ocasek。
- Zero Hour [1997] Live; Red Star
78年5月のニューヨークでのライヴと、同じく78年6月のベルリンでのライヴを収録。全部で10曲収録されてるものの、トラックは2つにしか分かれてないです。
- The Second Album + The First Rehearsal Tapes [1999] Blast First
BLAST FIRSTが『Alan Vega Martin Rev Suicide』を2枚組でCD化。その際ジャケットを変更し、オリジナル・セカンド・アルバムから全10曲と、未発表曲1曲、石野卓球がカバーしたシングル「DREAM
BABY DREAM」とそのB面、そしてDISC2には75年のリハーサル・テイクが14曲収録されてます。
- American Supreme [2002] Blast First/Mute
- Omnibus Albums:
- Max's Kansas City「マクシス・カンサス・シティ〜ニューヨークの新しいロック・シーン」 [1976] RAM [1977] King; Wayne County & The Back
Street Boys, The Fast, Harry Toledo,
Pere
Ubu, Cheery Vanilla & her Staten
Island
Band, The John Collins Band, Suicide
アルバム・デビュー以前に参加したオムニバス盤。ニューヨークのクラブ、マクシス・カンサス・シティによく出ている無名バンド7組の曲を集めたもの。といってもライヴではなく、すべてスタジオ録音によるものです。
- Tribute Albums:
- Clones Of Suicide [1999] Sonic Plate; Nasca Car, Dub Sonic, Scorpion
Is Snake Is Spider, Woodman, Presley,
G13,
Manshow + NB, GaMaKaZ, Kuknacke, Tele
Rodriguez,
Bathroom Monkeys, Kazunao Nagata; This
album
is dedicated to the SUICIDE of the Great
Elecronic Punks Alan Vega and Martin
Rev
Vega, Alan / VVV (Vaino Vaisanen Vega)
- Albums (Alan Vega):
- Collision Drive [1981] Celluloid
- Alan Vega [1981] PVC
- Saturn Strip [1983] Elektra
- Just A Million Dreams [1985] ZE/Elektra
CHRIS LORD-ALGE、RIC OCASEK、HOWARD THOMPSONの3人がプロデュース。かなりアメリカ向けの音作りになっててビックリ。多少エレ・ポップ風味はありますが、最初は抵抗ありました。
- Vega [1989] Celluloid
- Duece Avenue [1990] Infinite Zero
- New Race Is On [1995] Warner Bros.
- Power On To Zero Hour [1995] Warner Bros.
スーサイドの流れにあるサウンドで、カオティックな打ち込みサウンドに、アランの例の絶叫と呟きが乗る。これはかなり充実した内容。ハマります。ただ、本人が担当してるジャケットやライナーのデザインが極端にダサい。
- Dujang Prang [1996] Records
- Cubist Blues「キュービスト・ブルース」 [1996] As Alan Vega, Alex Chilton, Ben Chilton,
Ben Vaughn; Records [1997] MSI
- Getchertiktz [1996] As Ric Ocasek, Alan Vega, Gillian McCain;
Sound Effects
- 2007 [2000] Double T Music
- Albums (VVV):
- Endless [1998] As Vaino Vaisanen Vega (VVV); Blast First/Mute
フィンランドの音響派グループ、PAN SONICの2人と、アラン・ヴェガの3人による作品。PAN
SONIC(最初はPANASONICという名前だったが、さすがにクレームがついた為、Aを取った)のアルバム『VAKIO』、『KULMA』もおもしろかったけど、これはとにかくすごいです。まさに現代版スーサイドという感じです。もう異才としかいいようがない。PAN
SONICはパルス音や接触不良音などを用いて、少ない音数で強力におもしろいテクノ風味の電子音楽を作っています。まさかアラン・ヴェガと一緒にアルバム作るとは思わなかったです。特に「OUTRAGE
FOR THEFRONTPAGE」という曲は、アランの絶叫と電子ノイズのフリー・セッションという感じで、大変ビビリました。
Rev, Martin
- Albums:
- Martin Rev [1980] Infidelity
スーサイドそのままの音でちょっと拍子抜けしました。
- Clouds Of Glory [1985] New Rose
- Cheyanne [1993] Marilyn
- See Me Ridin [1996] Roir USA
ボーカルもやってるそうです。
77年にデビューしたスーサイドはニュー・ヨークを活動拠点としたリズム・ボックスとキーボードをフィーチャーした実験的ポップ・ユニットです。ヴォーカリストのアラン・ヴェガとマーティン・レヴは各々ソロ作品もリリースしました。日本のスーサイドをリスペクトするア−ティスト達によるトリビュート・アルバム『Clones
Of Sucide』を岸野雄一社長(本人もGaMaKaZ名義で参加)に譲って頂きました。
<荒特派員>(ディスコグラフィーに掲載した各アルバムのコメントも見て下さい。)話によると、初期のスーサイドのライヴは、マーティン・レヴはカセットデッキのボタンを押して腕組みしてるだけ、アラン・ヴェガは床をのたうちまわって絶叫しているという、実に異様なものだったそうです。この辺、DAFなんか影響受けたんじゃないでしょうかね。
数年前どっからともなく『マーティン・レヴ死亡説』が流れたんですよ。神保町のディスクユニオンにあったフリーペーパー「見ごろ聴きごろ笑いごろ」(持田保という人が執筆)にも「追悼マーティン・レヴ」なんて書いてあったので、信じてたんですよ。「アラン・ヴェガは活躍してるけどマーティン・レヴの名前は最近聞かないなぁ」とか思ってて。その後、98年に見つけたニューシングルは、2人が仲良く写ったピクチャー盤でした。デマだったようです。タイトルは「22/1/98-REINVENTING
AMERICA」で、「Mr Ray」と「Girl」のライヴを収録したもの。
Suicide who debuted in 1997 is the New York
based experimental pop unit featuring rhythm
box and keyboards. Alan Vega, a vocalist,
and Martin Rev released their solo albums,
too. I got the tribute album "Clone
Of Sucide" by the Japanese artists who
respect Suicide from Mr. Youichi Kishino
(he also joined as GaMaKaZ).
<Correspodent Ara> I heard that the early Suicide live was
very strange and Martin Rev just stood with
his arms folded after pushing the botton
of cassette deck, and Alan Vega writhed on
the floor and screamed. I guess that DAF
was influenced by them in this area.
Several years ago, there was a rumor that
Martin Rev is dead. I found that the article
saying "mourning to Martin Rev"
in the free paper "Migoro Kikigoro Waraigoro"
(authored by Mr. Tamotsu Motchida) in Disc
Union Jinbocho, and I believed it. I thought
that I had not heard his name for a while
while Alan Vaga was active. Later, I found
two in the picture disc in their new single
"22/1/98-Reinventing America" containing
live performance of "Mr Ray" and
"Girl" in '98. It was a demagogue.